【HOBIE】サーフボード全22モデルを比較|おすすめのロングボードはどれ?

  • HOBIEのサーフボードは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • クラシックとノーズライダー、ミッドレングスで何が違うのか知りたい
  • 日本で買えるHOBIEのボードで、自分の波とスタイルに合うのはどれ?

「HOBIE(ホビー)」は1950年にカリフォルニアで創業したサーフボードを主力とするブランドで、60年代のレジェンドサーファーから現代のロングボーダーまで支持される老舗のサーフボードブランドです。歴代のテンプレートを受け継ぐハンドシェイプと、バルサやレッドウッドを組み込んだストリンガーによる伸びのある走りに定評があります。

サーフボードは自分のレベルや乗りたい波、スタイルに合わないモデルを選んでしまうと、テイクオフのしやすさや上達のペースにも影響します。1回1回のセッションを思いきり楽しむためにも、サーフボードは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、HOBIEの特徴や独自の作りをわかりやすく解説し、現行のサーフボードを全モデル比較します。スタイル別のおすすめモデルも紹介しますので、HOBIEのサーフボードが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

HOBIEとはクラシックロングボードに特化したサーフボードブランド

HOBIEとは、1950年にHobie Alter(ホビー・アルター)がカリフォルニアのラグーナビーチで始めたサーフボードブランドで、60年代スタイルのクラシックロングボードに定評があります。現在のHOBIEは歴代シグネチャーモデルの復刻を軸に、ミッドレングスやショートボードまでカスタムオーダーで製作しています。

60年以上にわたってサーフボードを作り続けてきたHOBIEは、ロングボードの歴史と深く結びついたブランドです。ここでは、HOBIEの歩みとボード作りの強み、日本での買い方を順に紹介します。

HOBIEの歴史・創業背景

HOBIEの歴史は、1950年の夏にHobie Alterがラグーナビーチの自宅ガレージで、友人のためにバルサ材のサーフボードを削ったことから始まりました。ボードの評判が広がって趣味は仕事となり、1950年代前半にはダナポイントに自らのショップを開いています。

1958年、HOBIEはGordon Clark(ゴードン・クラーク)とともに、フォームとファイバーグラスを使ったサーフボードを開発しました。重いバルサに代わる軽いフォームのボードは全米のサーファーに広まり、HOBIEの名前を一気に押し上げます。

1963年には、HOBIEのチームライダーだったPhil Edwards(フィル・エドワーズ)の名を冠した「Phil Edwards Model」を発表しました。世界初のシグネチャーモデルとされる1本で、現行のHOBIEにも当時の名作の復刻が多く残っているため、歴史を知っておくとモデル選びがいっそう楽しくなります。

HOBIEの特徴・強み

HOBIEのサーフボードの最大の特徴は、Phil EdwardsやCorky Carroll、Joyce Hoffman、Gary Propperといった60年代の名サーファーのシグネチャーモデルを、当時のテンプレートのまま復刻し続けている点です。アウトラインやストリンガーの組み方、デカールまで再現したHOBIEのボードは、乗る楽しさと所有する満足感を両方味わえます。

シェイプを支えてきたのは、HOBIEのシェイプルームで半世紀以上ボードを削り、生涯で80,000本以上をシェイプしたTerry Martin(テリー・マーティン)の技術です。Terry Martinが亡くなった2012年以降は、師の技術を受け継いだGary Larson(ゲイリー・ラルスン)がメインシェイパーを務め、HOBIEのシェイピングチームがハンドシェイプでボードを仕上げています。

職人が1本ずつ削るHOBIEのサーフボードは、長さや幅、ストリンガー、カラーを選んで注文できます。体格や波に合わせたクラシックなボードを持ちたいロングボーダーにとって、HOBIEは有力な選択肢になるブランドです。

HOBIEの関連ブランドと日本での正規取扱い

創業者のHobie Alterは1967年にカタマラン(2つの船体を持つヨット)のHobie Catも立ち上げており、HOBIEの名前はサーフボード以外のマリンスポーツにも広がっています。現在の本国公式サイトでも、カヤックやSUP、セーリングなどと並んでサーフボードの部門が展開されています。

日本では、神奈川県藤沢市片瀬の「HOBIE SURFBOARDS JAPAN(カイマナトレーディング)」がHOBIEサーフボードの日本総輸入元です。日本総輸入元では本国サイトに載っていない日本独自カタログのモデルもオーダーでき、HOBIEのサーフボードを正規ルートで相談しながら注文できます。

HOBIEの機能・特徴

HOBIEのサーフボードは、ストリンガーの組み方やグラッシング、ロッカーといった作りの違いが乗り味を大きく左右します。各モデルの説明に何度も登場する要素なので、HOBIEのボードを特徴づける作りを先に押さえておくと、モデルの違いを読み解く手がかりになるでしょう。

ここではHOBIEのサーフボードに採用されている代表的な作りと設計を、仕組みとメリットに分けて解説します。どれも60年代から受け継がれてきたクラシックロングボードの乗り味に直結し、HOBIEのボード選びの判断材料になります。

HOBIEのサーフボードを支える主な作りと設計は以下の5つです。

  • T-Bandストリンガー|バルサやレッドウッドを組み込む伝統の芯材
  • ボランクロスとレジンティント
  • Terry Martinロッカー
  • ステップデッキ
  • ハンドシェイプとカスタムオーダー

T-Bandストリンガー|バルサやレッドウッドを組み込む伝統の芯材

ストリンガーとは、サーフボードの中心を縦に走る芯材で、ボードの強度やしなり方を決める部品です。HOBIEのT-Bandストリンガーは、バルサやシダー、レッドウッド、高密度フォームなど異なる素材を貼り合わせて太い1本の芯材に仕立てたもので、伝統的なロングボードを象徴する作りになっています。

たとえば「Hobie Classic」では、センターの2インチのバルサ/レッドウッドT-Bandに、左右のレッドウッドのオフセットを加えた5本のストリンガー構成です。日本代理店はセンターのバルサが生む硬さを「重く硬く、走り始めたら止まらない」と表現しており、HOBIEのボードは大きな波でもしなりすぎずにパワーを逃さず推進力へ変えます。

T-Bandストリンガーを組み込んだHOBIEのサーフボードは、走り出した後の直進スピードが伸びやすく、トリム(波の斜面を滑るように走ること)を長く楽しみたいロングボーダーにおすすめです。デッキ越しに見える色違いの木の縞も、クラシックボードならではの見た目の魅力になっています。

ボランクロスとレジンティント

ボランクロス(Volan)とは、ボード表面をガラス繊維と樹脂で覆うグラッシングに使われる、クラシックなロングボードで定番のガラス繊維の布です。HOBIEでは多くのモデルで6ozの標準クロスに加えて8ozのボランクロスを選べ、表面を厚めに巻くことで深い色合いと重みのある仕上がりになります。

カラーはクリアやレジンティント(樹脂自体に色を付ける仕上げ)のほか、レールまわりに色付きの樹脂をのせるキャンディコートパネルも選択肢のひとつです。HOBIEのレジンティントは樹脂の層に色が入るため、ストリンガーの木目を生かした透明感のあるボードに仕上がります。

8ozのボランクロスで巻いたHOBIEのサーフボードは重さを生かして走り出したら勢いが落ちにくく、ゆったりしたトリムを楽しみたい人におすすめです。好みの色で注文できるので、見た目にもこだわった自分だけの1本を作れます。

Terry Martinロッカー

ロッカーとは、サーフボードを横から見たときのノーズからテイルにかけての反りのことで、ボードの走りやすさと曲がりやすさを左右します。HOBIEのTerry Martinロッカーは、半世紀以上HOBIEでボードを削り続けたTerry Martinが残した反りのカーブを受け継いだものです。

HOBIEはTerry Martinロッカーを、ロールドエントリー(ノーズ下を丸く削った入り口)や50/50レール(上下対称に丸く仕上げたレール)と組み合わせ、トリムでの滑らかな加速を引き出しています。ワイドテイルのノーズライダーでは、Terry Martinロッカーをもとにノーズ側の反りを緩め、テイル後方の反りを強める調整も加えています。

Terry Martinロッカーを採用したHOBIEのロングボードは、テイクオフ後に前へ踏み出すだけで加速しやすく、流れるようなトリムとグライド(滑走)を味わいたい人におすすめです。HOBIEのロングボードの走りの土台になっている設計といえます。

ステップデッキ

ステップデッキとは、デッキ(ボードの上面)の前方を段差が付くように削り落とし、ノーズ側を薄く軽くする60年代後半のデザインです。HOBIEでは当時の設計をもとに、段差の大きさやデッキの削り方を変えたステップデッキのロングボードを複数展開しています。

日本代理店の解説によると、ステップデッキの役割はボード前方のボリュームを減らしてノーズを軽くし、ターンを楽にすることです。ノーズに乗ったときにはノーズ側がしなってロッカーが抑えられるため、ボードがよく走って沈みにくく、後方にはボリュームを残せるのでパドルも楽になります。

ステップデッキを採用したHOBIEのサーフボードは、長いボードでもターンのきっかけをつかみやすいのが強みです。ノーズライドとターンの両方を楽しみたいロングボーダーには、HOBIEのステップデッキモデルをおすすめします。

ハンドシェイプとカスタムオーダー

HOBIEのサーフボードは、本国公式サイトでも長さや幅、厚みを「範囲」で示しており、サイズを決めて注文するカスタムオーダーが基本です。ストリンガーやグラス、フィン、カラーも、モデルごとに用意されたオプションから選べます。

注文を受けたボードを1本ずつハンドシェイプで仕上げるのは、歴代のテンプレートを受け継ぐHOBIEのシェイピングチームです。本国公式サイトでは在庫ボードごとにGary LarsonやAdam Davenport(アダム・ダベンポート)といった担当シェイパーの名前も公開されています。

カスタムオーダーなら、HOBIEのサーフボードを自分の体重やよく行くポイントの波に合わせた長さと浮力で作れます。既製品のサイズでしっくりこなかったロングボーダーにも、HOBIEのカスタムオーダーはおすすめです。

HOBIEの全モデルの種類を比較

ここではHOBIEのサーフボードについて、本国公式サイトに掲載されている現行モデルのうち、日本総輸入元でも取り扱いのあるモデルの種類と違いを解説します。クラシックロングボード、ノーズライダー、パフォーマンス・オールラウンドロングボード、ミッドレングス、ショートボードの5つのグループに分け、グループごとの比較表とモデル詳細を順に紹介します。

比較表の長さとノーズ幅は、HOBIEのカスタムオーダーで選べるサイズの範囲です。モデル名は本国公式サイトの表記に合わせており、日本代理店で名前が異なるモデルは各モデルの解説で補足しています。

HOBIEのサーフボードを以下の5つのカテゴリ別に紹介します。

  • クラシックロングボード
  • ノーズライダー
  • パフォーマンス・オールラウンドロングボード
  • ミッドレングス
  • ショートボード

クラシックロングボード

HOBIEのクラシックロングボードは、トリムとスピードを楽しむ60年代スタイルのロングボード群です。歴代シグネチャーモデルの復刻が中心でHOBIEらしさが最も濃いグループのため、比較表の後に各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 長さの範囲 ノーズ幅 フィン構成 ストリンガー 得意な波質
Hobie Classic 9’〜10′ 18″ 着脱式/グラスオン 5本(T-bandバルサ/レッドウッド) ポイント/リーフ
Endless Summer Model 9’6″〜10′ 17 3/4″ 着脱式/グラスオン T-band3本(バルサ/シダー) ポイント/リーフ
Phil Edwards Model 9’〜10′ 16″〜17 1/2″ 着脱式/グラスオン レッドウッド3本 ポイント/リーフ
Legacy 9’〜10′ 17″ 着脱式/グラスオン レッドウッド3本 ポイント/リーフ
Gary Propper 9’〜9’8″ 17″〜17.75″ シングル(グラスオン) T-band(高密度フォーム) ポイント/リーフ
Corky 64 9’〜9’4″ 17 1/2″ 着脱式/グラスオン レッドウッド3本 ビーチ/ポイント/リーフ
Hoffman ’67 8’8″〜10′ 17 1/2″〜18 1/2″ シングル レッドウッド(3/16″) ビーチ/ポイント/リーフ

Hobie Classic

Hobie Classicの製品画像

項目 内容
モデル名 Hobie Classic
長さの範囲 9’〜10′
フィン構成 着脱式/グラスオン
ストリンガー 5本(T-bandバルサ/レッドウッド)
得意な波質 ポイント/リーフ

「Hobie Classic」は、本国公式サイトで「crown jewel(至宝)」と表現されるHOBIEのフラッグシップモデルです。重めのフォームと手の込んだストリンガーの組み方で、トリムが主役だった60年代のホットドッグ時代の乗り味を再現しています。

HOBIEはセンターの2インチのバルサ/レッドウッドT-Bandに、レッドウッドのオフセットを加えた5本のストリンガーを採用しました。硬くしなりにくい芯材が直進スピードを生み、テイルまで通したロールドVee(ボトムを緩やかな山形にした形状)と薄めの50/50レールが、重く長いボードを滑らかにターンさせます。

日本代理店の評価ではテイクオフや浮力、走り、安定感が5の満点で、ターンは3、マニューバーは2と走り優先の性格です。腰〜肩サイズのポイントやリーフでクラシックなトリムを楽しみたい中上級者には、HOBIEの象徴として持っておきたい「Hobie Classic」をおすすめします。

Endless Summer Model

Endless Summer Modelの製品画像

項目 内容
モデル名 Endless Summer Model
長さの範囲 9’6″〜10′
フィン構成 着脱式/グラスオン
ストリンガー T-band3本(バルサ/シダー)
得意な波質 ポイント/リーフ

「Endless Summer Model」は、映画「The Endless Summer」でHOBIEのチームライダーMike Hynson(マイク・ヒンソン)が世界を旅したボードを再現したモデルです。日本代理店では「Endless Summer」の名前で、発表から40年を記念して2003年に復刻された記念限定モデルとして扱われています。

HOBIEはバルサとシダーを貼り合わせたオリジナルのT-Bandストリンガーと8ozのボランクロスを採用し、赤と白と青の樹脂ストライプまで当時の作りを再現しました。細く長く重いボードはテイクオフが速く、テイル側のボリュームのおかげでノーズに乗っても安定します。

細身のボードならではの横方向の不安定さがターンのきっかけになる一方、日本代理店はターンにはステップバック(後ろ足をテイル側へ下げる動作)が必要と説明しています。サーフィン映画やボードの歴史が好きで、乗る楽しさと所有する満足感を両方求める人におすすめのHOBIEのロングボードです。

Phil Edwards Model

Phil Edwards Modelの製品画像

項目 内容
モデル名 Phil Edwards Model
長さの範囲 9’〜10′
フィン構成 着脱式/グラスオン
ストリンガー レッドウッド3本
得意な波質 ポイント/リーフ

「Phil Edwards Model」は、1963年に世界初のシグネチャーモデルとして発表されたボードを、HOBIEが2017年に復刻したモデルです。Phil Edwards本人がテンプレートを託してシェイプにも立ち会っており、本国公式サイトでは小波から頭オーバーまで対応するオールラウンドなクラシックと紹介されています。

ナローノーズとフラットボトムのスピードシェイプに、HOBIEはトリプルレッドウッドストリンガーとウッドテイルブロックを組み合わせました。センターの幅をしっかり取って直進性と回転性を両立し、テイルエンドのレールをわずかに下げることでドライブの効いたターンを生みます。

付属のフィンにもモデル名が刻まれ、日本代理店の評価はパドリングや走りが5、マニューバーが2となっています。細かく当て込むサーフィンより大きなラインで流すスタイルを好み、膝〜頭オーバーの幅広い波を1本でこなしたいロングボーダーに、HOBIEの「Phil Edwards Model」はおすすめです。

Legacy

Legacyの製品画像

項目 内容
モデル名 Legacy
長さの範囲 9’〜10′
フィン構成 着脱式/グラスオン
ストリンガー レッドウッド3本
得意な波質 ポイント/リーフ

「Legacy」は、生涯で80,000本以上のサーフボードをシェイプしたTerry Martinのシグネチャー形状を、HOBIEのシェイピングチームが再現するモデルです。本国公式サイトでは最も重要な要素はトリムと説明されており、グライドを楽しむためのロングボードに仕上がっています。

HOBIEはクラシックなTerry Martinロッカーにロールドエントリーと、ノーズからテイルまで続く50/50レールを組み合わせました。テイクオフ後に前へ踏み出すだけで滑らかに加速し、日本代理店はピンテイルとボトムの曲線によって、長いサイズでもステップバックなしでターンできると紹介しています。

ノーズライドの評価は日本代理店で3と控えめで、ノーズに長く乗るよりスピードと滑らかなターンを楽しむボードです。長めのサイズでも楽にターンしたい人や、ゆったりしたトリムとグライドを味わいたいロングボーダーにおすすめのHOBIEのモデルといえます。

Gary Propper

Gary Propperの製品画像

項目 内容
モデル名 Gary Propper
長さの範囲 9’〜9’8″
フィン構成 シングル(グラスオン)
ストリンガー T-band(高密度フォーム)
得意な波質 ポイント/リーフ

「Gary Propper」は、1966年の東海岸選手権で優勝したGary Propper(ギャリー・プロパー)のシグネチャーモデルを、HOBIEが復刻したロングボードです。日本代理店によると、1967年にはHOBIEの売上の約半数を占めたほどのヒットモデルでした。

ノーズライド全盛期のモデルでありながら、HOBIEはコンケーブを入れないスピード重視のボトムを採用しています。ノーズを薄く削った軽いステップデッキ形状で、ノーズに体重をかけるとロッカーがフラットにしなって走る仕組みです。高密度フォームのT-Bandストリンガーとボランクロスに加え、当時のデカールも再現しています。

日本代理店の評価ではマニューバー以外の7項目が5の満点で、スピードとターン、ノーズライドのどれかに偏らない性格です。1本でクラシックロングボードの楽しみを幅広く味わいたい人に、HOBIEの「Gary Propper」をおすすめします。

Corky 64

Corky 64の製品画像

項目 内容
モデル名 Corky 64
長さの範囲 9’〜9’4″
フィン構成 着脱式/グラスオン
ストリンガー レッドウッド3本
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Corky 64」は、10代でHOBIEのチームライダーとなったCorky Carroll(コーキー・キャロル)の、1964年のシグネチャーモデルを復刻したボードです。日本代理店では「Corky Carroll」の名前で扱われています。

レッドウッドのセンターストリンガーの左右に、高密度フォームとバルサを組み合わせたT-Bandのオフセットを配した、HOBIEの中でもひときわ目を引くデザインです。クラシックなノーズライダーでありながらノーズコンケーブを入れておらず、スピードとグライドを保ったままノーズライドも楽しめます。

本国公式サイトでは「ノーズライドしやすいPhil Edwards Model」と表現され、Phil並みの速さにテイルロッカーを少し加えて、トリムしながらの長いノーズライドを狙えます。ビーチからポイント、リーフまで波を選ばず、クラシックな走りを残しつつノーズにも乗りたい人にHOBIEの「Corky 64」はおすすめです。

Hoffman ’67

Hoffman '67の製品画像

項目 内容
モデル名 Hoffman ’67
長さの範囲 8’8″〜10′
フィン構成 シングル
ストリンガー レッドウッド(3/16″)
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Hoffman ’67」は、60年代の女子サーフィンを代表するJoyce Hoffman(ジョイス・ホフマン)の1967年のシグネチャーモデルを、HOBIEが復刻したロングボードです。日本代理店では「Joyce Hoffman」の名前でレディースモデルのカテゴリに入っています。

HOBIEはボード前方を大きく削ったステップデッキでノーズを軽くし、ボトム全体をロールドVeeで通しました。本国公式サイトは細長いステップデッキがアクセルのように働いてボードを常にトリムさせると説明しており、細身のアウトラインと合わせてスピードとターンを重視した設計です。

日本代理店の評価ではターンが5と高い一方、安定感は3と控えめで、ノーズライドには波の形を読む力が求められます。ターンを多用するオールラウンドなシングルフィンのクラシックを探す人や女性サーファーに、HOBIEの「Hoffman ’67」はおすすめです。

ノーズライダー

HOBIEのノーズライダーは、ボードの先端に立つノーズライドのために設計されたロングボードです。60年代の復刻モデルから最新のワイドテイル設計まで、ノーズの安定感の出し方がモデルごとに異なるため、比較表と各モデルの詳細で違いを確認できます。

スクロールできます
モデル名 長さの範囲 ノーズ幅 フィン構成 ストリンガー 得意な波質
Phil Edwards Noserider 9’〜10′ 19″〜20″ – DW(1/2″) ポイント/リーフ
Flexible 9’〜10’6″ 18″〜20″ シングル(ボックス/グラスオン) 高密度フォームT-band ビーチ/ポイント/リーフ
Thagomizer 9’〜10’6″ 18″〜19″ シングル レッドウッド+バス材 ポイント/リーフ
Uncle Buck II 9’〜9’9″ 19″ シングル(着脱式/グラスオン) レッドウッド1本(3/8″) ポイント/マイルドリーフ
Uncle Buck 9’6″ 19 1/4″ 着脱式/グラスオン T-band ポイント/マイルドリーフ
Specialist 8’8″〜10’6″ 18″〜19″ シングル バルサ(1/2″) ビーチ/ポイント/リーフ

Phil Edwards Noserider

Phil Edwards Noseriderの製品画像

項目 内容
モデル名 Phil Edwards Noserider
長さの範囲 9’〜10′
フィン構成 –
ストリンガー DW(1/2″)
得意な波質 ポイント/リーフ

「Phil Edwards Noserider」は、1965年に開かれたノーズライドのコンテストに向けてHOBIEのチームが開発したボードを、創業70周年の2020年に復刻したモデルです。日本代理店によると、世界限定20本の販売終了後も、シリアルナンバーと70周年デカールの入らない通常モデルとして継続販売されています。

平行に近いアウトラインとしっかりしたボリュームに、HOBIEは歴代モデルで最も深いとされるコンケーブを組み合わせました。ボリュームの大きさから小波でもテイクオフが速く、ノーズの先端に立ったときの安定感はHOBIEのノーズライダーの中でも際立っています。

日本代理店の評価ではテイクオフと浮力、安定感、ノーズライドがいずれも8と突出する一方、ターンは2、マニューバーは1にとどまります。ターンよりノーズライドを最優先したい人や、小波でもしっかりノーズに乗りたいロングボーダーに、HOBIEの「Phil Edwards Noserider」はおすすめです。

Flexible

Flexibleの製品画像

項目 内容
モデル名 Flexible
長さの範囲 9’〜10’6″
フィン構成 シングル(ボックス/グラスオン)
ストリンガー 高密度フォームT-band
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Flexible」は、1967年の「Hot Generation」の時代をテーマにHOBIEが2019年に発表したノーズライダーです。本国公式サイトでは、大胆なステップデッキとノーズコンケーブ、リバースロッカーを備えたハイパフォーマンスなシングルフィンロングボードと紹介されています。

HOBIEは平行なアウトラインと深く長いノーズコンケーブで、ノーズライド中の安定感を高めました。ワイドなスクエアテイルのデッキ側にはアッシュトレイテイル(デッキ側のくぼみ)を設け、テイルに流れる水をためてノーズライド時にテイルを押さえます。

ノーズとテイルのボリュームを抑えたステップデッキと強めのテイルロッカーにより、ノーズライダーとしてはターンもしやすい仕上がりです。ノーズライドもターンも妥協したくない中上級者には、HOBIEの「Flexible」が有力なおすすめ候補になります。

Thagomizer

Thagomizerの製品画像

項目 内容
モデル名 Thagomizer
長さの範囲 9’〜10’6″
フィン構成 シングル
ストリンガー レッドウッド+バス材
得意な波質 ポイント/リーフ

「Thagomizer」は、WSL(World Surf League)のロングボードの採点でノーズライドが重視されるようになった流れを受けて、HOBIEが開発したワイドテイルのノーズライダーです。モデル名は漫画「The Far Side」の作者が作った言葉に由来しています。

HOBIEは平行なレールと可能な限り広げたテイルで、直進性とノーズの安定感を引き出しました。Terry Martinロッカーをもとにノーズの反りを緩め、テイル後方30インチのロッカーを強めたうえで、ノーズ下にはレール近くまで広がる深いコンケーブを入れています。

ワイドテイルが波にセットされるとノーズエンドに立っても安定し、ハングファイブ(片足の指をノーズから出す技)やハングテン(両足の指を出す技)の時間を伸ばせます。日本代理店の評価はターン2、マニューバー1と割り切った性格で、ノーズの滞在時間を伸ばしたいコンテスト志向のロングボーダーにおすすめのHOBIEのモデルです。

Uncle Buck II

Uncle Buck IIの製品画像

項目 内容
モデル名 Uncle Buck II
長さの範囲 9’〜9’9″
フィン構成 シングル(着脱式/グラスオン)
ストリンガー レッドウッド1本(3/8″)
得意な波質 ポイント/マイルドリーフ

「Uncle Buck II」は、21世紀のHOBIEで最も売れた「Uncle Buck」のアウトラインを残し、ほかの設計をすべて見直したノーズライダーです。日本代理店では「Uncle buck 2」の名前で扱われています。

HOBIEはノーズロッカーを低く抑えてスピードを高め、強めのテイルロッカーとテイル部のアップレールでノーズライド時のテイルの押さえを強化しました。ノーズからテイルまで幅の広いアウトラインがウォーキングの安定感を生み、日本代理店はノーズ側の広い面積を「ステージノーズ」と名付けています。

本国公式サイトは、トリムの時間を求めるなら「Uncle Buck」、3フィート前後の整ったマリブのような波なら「Uncle Buck II」と使い分けを示しています。日本代理店の評価もノーズライド7、安定感6と高く、整った小波で長いノーズライドを狙いたい人におすすめのHOBIEのロングボードです。

Uncle Buck

Uncle Buckの製品画像

項目 内容
モデル名 Uncle Buck
長さの範囲 9’6″
フィン構成 着脱式/グラスオン
ストリンガー T-band
得意な波質 ポイント/マイルドリーフ

「Uncle Buck」は、HOBIEのライダーBucky Barry(バッキー・バリー)とシェイパーのTerry Martinが試作とテストを重ねて開発した、ネオクラシックのノーズライダーです。本国公式サイトでは、フラットなエントリーロッカーによって波をたくさんつかまえられるボードと紹介されています。

HOBIEは前方3分の1に入れた深いブレンドコンケーブと50/50レールを組み合わせ、19 1/4インチのワイドなノーズで長時間のノーズライドを支えています。クラシックな重さのフォームにT-Bandストリンガーとボランクロスを合わせ、テイルの絞りとVeeでターン性能にも配慮しました。

日本代理店はウォーキングを始めたときの左右のぶれの少なさを特徴に挙げており、ピボットターンやドロップニーターンで決めるクラシックなスタイルに向いています。トリムもノーズライドも長く楽しみたい人や、HOBIEのノーズライダー選びの基準になる1本を求める人に「Uncle Buck」はおすすめです。

Specialist

Specialistの製品画像

項目 内容
モデル名 Specialist
長さの範囲 8’8″〜10’6″
フィン構成 シングル
ストリンガー バルサ(1/2″)
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Specialist」は、60年代後半のステップデッキを現代的に作り直した、HOBIEのピンテイルのノーズライダーです。日本代理店では、「Flexible」に続く2020年のニューモデルとして紹介されています。

HOBIEはノーズからテイルまでS字を描くSデッキのフォイル(厚みの配分)でボード中央に厚みを残し、ノーズとテイルを薄く仕上げました。60/40レール(デッキ側を丸くし、ボトム側にややエッジを残したレール)のソフトな形状と、あえてコンケーブを入れないボトムで、パドルの抵抗を減らしてテイクオフを速めています。

中央がフラットな設計により、本国公式サイトで「トリムキング」と表現されるほど、斜面がゆるい波や崩れやすい波でのトリムを得意とします。ゆるい波でもトリムとノーズライドを楽しみたい人や、乗りやすいピンテイルのノーズライダーを探す人に、HOBIEの「Specialist」はおすすめです。

パフォーマンス・オールラウンドロングボード

クラシックの枠を超えて、パワフルなターンや幅広いコンディションに対応するHOBIEのロングボードです。上級者向けの「Black Bird」と、浮力重視で初心者にもなじむ「Peter Pan Slug」という対照的なモデルを、比較表の後に紹介します。

スクロールできます
モデル名 長さの範囲 ノーズ幅 フィン構成 ストリンガー 得意な波質
Black Bird 9’〜9’6″ 17 3/4″ 2+1/シングル 1本/T-band/3本から選択 ビーチ/ポイント/リーフ
Peter Pan Slug 6’10″〜9’6″ 18″ シングル/2+1 1本 小さく遅い波

Black Bird

Black Birdの製品画像

項目 内容
モデル名 Black Bird
長さの範囲 9’〜9’6″
フィン構成 2+1/シングル
ストリンガー 1本/T-band/3本から選択
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Black Bird」は、HOBIEのトップライダーSean Haggar(ショーン・ヘイガー)がデザインした、ハイパフォーマンスなロングボードです。本国公式サイトでは、パワーとパフォーマンスを好み、スタイルを保ちながらダイナミックに乗るためのボードと紹介されています。

HOBIEは薄めのダイヤモンドテイルと薄いレール、ハードエッジを組み合わせ、レールを入れたターンで鋭くボードを返せるように仕上げました。フィンは2+1(左右の小さなサイドフィンとセンターフィン)とシングルから選べ、ストリンガーも1本、T-Band、3本の中から指定できます。

日本代理店は腹〜頭オーバーの掘れた波で本領を発揮すると説明しており、パドリングや浮力の評価は3にとどまります。大きなカットバック(波の崩れる方向へ戻るターン)やチューブライド(巻いた波の空洞の中を抜ける乗り方)を狙う上級者におすすめのHOBIEのロングボードです。

Peter Pan Slug

Peter Pan Slugの製品画像

項目 内容
モデル名 Peter Pan Slug
長さの範囲 6’10″〜9’6″
フィン構成 シングル/2+1
ストリンガー 1本
得意な波質 小さく遅い波

「Peter Pan Slug」は、アメリカ東海岸のレジェンドPeter Pan(ピーター・パン)のモデルで、東海岸の小さな波のために作られたHOBIEのロングボードです。日本代理店では「Slug」の名前でオールラウンドカテゴリに入り、アメリカ国内、特に東海岸で最も販売量が多いモデルと紹介されています。

HOBIEはノーズからテイルまで箱型のハードダウンレール(ボトム側に角を立てたレール)を通し、浮力を大きく持たせました。ボード全体が浮くためパドルが軽く、早いタイミングでテイクオフでき、フラットなボトムとの組み合わせでウォーキングも安定します。

本国公式サイトが初心者やサーフィンに復帰する人に向くボードと明言しており、長さも6’10″〜9’6″以上の範囲で注文できます。体重のあるサーファーや厚めの小波が多いポイントで乗る人にも、HOBIEの「Peter Pan Slug」はおすすめです。

ミッドレングス

ロングボードとショートボードの中間の長さを持つHOBIEのミッドレングスは、テイクオフのしやすさとターンの軽さを両立したモデル群です。モデルごとにボトム形状やフィン構成が異なるため、比較表で違いを押さえてから各モデルの詳細を確認すると選びやすくなります。

スクロールできます
モデル名 長さの範囲 ノーズ幅 フィン構成 ストリンガー 得意な波質
Farside 7’〜8′ 15″ 2+1/スラスター レッドウッド/ダークウッド(3/16″) ビーチ/ポイント/リーフ
Maki-V 7’4″〜8’10” 16″ シングル T-band(カラーフォーム) ビーチ/ポイント/リーフ
Greenhorn 7’6″〜8’6″ 15 1/2″〜16″ 2+1/シングル CD(1/4″) ビーチ/ポイント/リーフ
Retro Egg 6’〜7’8″ 17″ シングル/2+1 1本 ビーチ/ポイント/リーフ

Farside

Farsideの製品画像

項目 内容
モデル名 Farside
長さの範囲 7’〜8′
フィン構成 2+1/スラスター
ストリンガー レッドウッド/ダークウッド(3/16″)
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Farside」は、HOBIEのマスターシェイパーGary Larsonが考案した、旅行用やサイズのある波を想定したミッドレングスです。本国公式サイトでは、7’10″で「フェラーリのよう」と表現される細身で引き締まったアウトラインが特徴とされています。

HOBIEは抵抗を抑えた細めのノーズでパドルスピードを得やすくし、大きめの波でも波の良い位置からテイクオフできるようにしました。浮力を抑えたレールとノーズからテイルまで中立的なロッカーにより、掘れたセクションでも弾かれにくく、高速で安定して走ります。フィンの構成は2+1とスラスター(3枚フィン)の2種類です。

日本代理店の評価ではパドリングと走りが5の一方、浮力と安定感は2、ノーズライドは0と性格がはっきりしています。頭サイズ前後のポイントやリーフで使う1本を探している中上級者に、HOBIEの「Farside」はおすすめです。

Maki-V

Maki-Vの製品画像

項目 内容
モデル名 Maki-V
長さの範囲 7’4″〜8’10”
フィン構成 シングル
ストリンガー T-band(カラーフォーム)
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Maki-V」は、オーストラリアのBob McTavish(ボブ・マクタビッシュ)が生んだ「Plastic Machine」を、HOBIEが現代的に作り直したミッドレングスです。日本代理店では「Makala vee」の名前で、HOBIEのライダーMakala Smith(マケイラ・スミス)のシグネチャーとして扱われています。

HOBIEはフラットぎみのロールドエントリーロッカーから足元のスピードゾーンへつながる設計で、自然な加速を生み出しました。ボトムは丸みのあるハル形状のノーズ下から中央で強いVeeへ移り、ソフトダウンレールからテイルのエッジへ切り替わるため、中央ではトリムを、テイルではドライブの効いたターンを楽しめます。

日本代理店はノーズアクションも可能と説明していますが、評価ではノーズライドが1と低く、ターンとトリムを楽しむボードです。ロングボードから短いボードへ移りたい人や、60年代後半の雰囲気を楽しみたい人におすすめのHOBIEのミッドレングスといえます。

Greenhorn

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項目 内容
モデル名 Greenhorn
長さの範囲 7’6″〜8’6″
フィン構成 2+1/シングル
ストリンガー CD(1/4″)
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Greenhorn」は、シングルフィンのノーズライダーのアウトラインを採用した、HOBIEのコンパクトなミニロングです。本国公式サイトでは「分類も区別もできない形」と表現されており、ロングボードとパフォーマンスボードの両方の要素を持っています。

HOBIEはノーズにわずかなディスプレイスメント(水を押しのける丸みのある形状)を持たせ、中央のシングルコンケーブで足元に揚力を生み出しました。テイルのエッジとスパイラルVee(テイルに向かって形を変えるVeeボトム)がターンを素早くし、フィンは2+1とシングルから選べます。

長さの割にパドルが速くテイクオフが楽で、日本代理店もパドリングと浮力、安定感を5と評価しています。初心者〜経験者まで幅広く使える1本を探す人や、ロングボード的な乗り方とパフォーマンス寄りの乗り方を両方試したい人に、HOBIEの「Greenhorn」はおすすめです。

Retro Egg

Retro Eggの製品画像

項目 内容
モデル名 Retro Egg
長さの範囲 6’〜7’8″
フィン構成 シングル/2+1
ストリンガー 1本
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Retro Egg」は、本国公式サイトで「サーフボードを1本しか持てないなら選ぶべきボード」と紹介される、HOBIEの万能なミッドレングスです。日本代理店でも、トランジッションボード(ロングボードから短いボードへ乗り換える途中のボード)の中で一番楽に乗りこなせる入門向けと紹介されています。

HOBIEは丸みのあるフルなアウトラインに、低いエントリーロッカーと引っかかりにくい60/40レール、テイルのVeeを組み合わせました。幅広い波で乗りやすいうえに性能も出せる設計で、短さを生かしてステップバックなしでカービングできるのも魅力です。

日本代理店の評価はノーズライド以外すべて4と、突出した項目はないものの弱点の少ないバランス型です。ロングボードからの乗り換えや、短めのボードを初めて試す人には、HOBIEの「Retro Egg」をおすすめします。

ショートボード

HOBIEのショートボードは、70年代のフィッシュやシングルフィンをもとにしたレトロ系のモデル群です。クアッドとシングル、ツインキールというフィン構成の違いが乗り味を大きく変えるため、比較表の後に各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 長さの範囲 ノーズ幅 フィン構成 ストリンガー 得意な波質
C-4 5’6″〜6’10” 16″ クアッド 1本 ビーチ/ポイント/リーフ
Floppy Disk 6’〜7’6″ – シングル DW(3/16″) ビーチ/ポイント/リーフ
Circa 71 Twin 5’4″〜6’6″ 17″ グラスオンキールツイン 1本 ビーチ/ポイント/リーフ

C-4

C-4の製品画像

項目 内容
モデル名 C-4
長さの範囲 5’6″〜6’10”
フィン構成 クアッド
ストリンガー 1本
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「C-4」は、HOBIEの「Circa 71 Twin」を発展させた、クアッドフィンのレトロフィッシュです。Ben Aipa(ベン・アイパ)の「Sting」に見られるレールの「バンプ(段差)」を4か所に入れており、本国公式サイトは「Circa 71」よりも強いパンチを持つボードと説明しています。

HOBIEはレールのバンプをボードの回転軸として働かせ、片面フォイルのフロントフィンと両面フォイルのリアフィンを組み合わせました。スピードを落とさずに小さな半径でターンでき、ツインフィンのようなフィンアウト(フィンが水から抜けて滑る現象)も起きにくいため、掘れたセクションでもボードを保持します。

日本代理店は、ライダーのTyler Warren(タイラー・ウォーレン)も来日時に自身の「C-4」を持参していたと紹介しています。ターンとマニューバーの評価は5と高く、フィッシュのテイクオフの速さを保ちながら縦の動きも楽しみたい人におすすめのHOBIEのショートボードです。

Floppy Disk

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項目 内容
モデル名 Floppy Disk
長さの範囲 6’〜7’6″
フィン構成 シングル
ストリンガー DW(3/16″)
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Floppy Disk」は、使い込まれた70年代のシングルフィンをもとに、HOBIEが現代的な工夫を加えて再現したショートボードです。日本代理店ではミッドレングスに分類され、Makala Smithが提案したモデルとして紹介されています。

HOBIEはボリュームのあるボードに、くちばし状のノーズと柔らかいエントリーロッカーを組み合わせ、パドルのしやすさと早いテイクオフを引き出しました。フラットなデッキとフルレールを持ち、ノーズから中央まではフラットで後半はダブルコンケーブとスパイラルVeeへ移るボトムで、走りとターンを両立しています。

日本代理店は、日本人の体格なら掘れた波でなくても比較的イージーに走らせやすいと説明しています。シングルフィンでクラシックなトリムを楽しみたい人や、70年代のボードの雰囲気が好きな人に、HOBIEの「Floppy Disk」はおすすめです。

Circa 71 Twin

Circa 71 Twinの製品画像

項目 内容
モデル名 Circa 71 Twin
長さの範囲 5’4″〜6’6″
フィン構成 グラスオンキールツイン
ストリンガー 1本
得意な波質 ビーチ/ポイント/リーフ

「Circa 71 Twin」は、1971年ごろのツインフィッシュを再現した、HOBIEのレトロなショートボードです。ラ・ホヤのニーボーダーSteve Lis(スティーブ・リス)が考案したフィッシュがルーツで、本国公式サイトではオルタナティブなボードの世界への入り口として紹介されています。

HOBIEは平行なアウトラインと幅や厚みのあるボリューム、一般的なボードよりフラットなロッカーを組み合わせ、小さな波でも波をつかまえやすくしました。幅広いベースのグラスオンキールフィンは抵抗が少なく、崩れた波でも速く走って大きな弧を描くカービングを決められます。

日本代理店の評価ではターンとマニューバーが5、ノーズライドは1と、ロングボードとは乗り味がはっきり違います。ロングボーダーが初めて短いボードを試すときや、小さめの波でスピードを楽しみたい人に、HOBIEの「Circa 71 Twin」はおすすめです。

HOBIEのサーフボード全モデル比較まとめ

この記事では、HOBIEの歴史や独自の作りを解説し、日本総輸入元でも扱われている現行のサーフボードを5つのグループに分けて比較しました。1950年から続くHOBIEのボードは、60年代の名作の復刻から70年代風のレトロなショートボードまで、時代ごとのデザインを今のサーフィンで楽しめるのが魅力です。

HOBIEのサーフボードを選ぶときは、トリムとスピードを楽しむならクラシックロングボード、ノーズライドを極めたいならノーズライダーと、まず乗りたいスタイルを決めるのがおすすめです。浮力と乗りやすさを優先するなら「Peter Pan Slug」や「Retro Egg」、短いボードへ移りたいなら「Greenhorn」や「Circa 71 Twin」が候補になります。

HOBIEはカスタムオーダーが基本のため、日本総輸入元のHOBIE SURFBOARDS JAPANに体格やよく行くポイントの波を伝え、サイズを相談しながら注文すると安心です。この記事で紹介していない日本独自カタログのモデルも相談できるので、HOBIEのサーフボード選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからサーフィンに親しみ、これまで複数ブランドのボードを実際に購入し、波のコンディションごとに乗り比べてきました。各モデルの形状や浮力、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サーフセレクト』を運営しています。

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