【2026最新】ロングボードおすすめ10選!ブランド別に人気モデルを徹底比較

  • ロングボードにおすすめのサーフボードはどれを選べばいい?
  • ブランドごとにシェイプや素材の違いがわからない
  • 最新の現行モデルからおすすめのロングボードを知りたい

ロングボードとは、全長9フィート(約274cm)以上のサーフボードを指し、大きな浮力を活かしてゆったりと波を滑るスタイルです。テイクオフが決まりやすく、ノーズに歩いて波の上を移動するクロスステップやノーズライドといった、長い板ならではのライディングを楽しめます

ロングボードに向かないシェイプのサーフボードを選ぶと、ノーズが沈んで歩けなかったり、小波で失速して波を取りこぼしたりします。ロングボードのスキルを100%引き出し上達を早めるためには、長さやシェイプ、フィン構成を理解し、自分のスタイルに合うサーフボードを選ぶことが重要です

この記事では、ロングボードにおすすめのサーフボードの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。国内正規流通が確認できる現行モデルだけを取り上げているので、1本目を探している方も買い替えを検討中の方も参考にしてください。

ロングボード向けサーフボードの特徴

ロングボードは、全長9フィート以上のレングスを持つサーフボードのカテゴリーです。5〜6フィート台のショートボード、7〜8フィート台のミッドレングスと比べると板の面積が圧倒的に広く、市場に並ぶモデルの中心は9〜10フィート台に集まっています。

浮力が大きいため波の斜面がまだ立ち上がる前からボードが押され、テイクオフの成功率が高くなります。パワーの弱い腰以下の小波でも長く走り続けられるうえ、板の上を歩いてノーズに立つハングファイブやハングテンなど、ロングボードでしか味わえないスタイルへの挑戦も可能です

一方で入口の広さとは裏腹に、レングス・シェイプ・フィン構成の違いで乗り味は大きく変わります。同じ9フィート台でもノーズが沈みやすい板と粘る板がはっきり分かれるため、最初に選ぶサーフボードが上達のスピードをそのまま左右します

ロングボード向けサーフボードを選ぶうえで押さえておきたいポイントは以下の5点です。

  • 長さは身長プラス60〜90cmを目安に選ぶ
  • ノーズライダーかパフォーマンス系かでシェイプを選ぶ
  • フィンはシングルか2+1かで乗り味が変わる
  • 素材はPUとEPSで走りが変わる
  • 浮力(リットル)は体重と経験値から逆算する

長さは身長プラス60〜90cmを目安に選ぶ

レングスの目安は、身長に60〜90cmを足した長さです。身長170cm前後の方なら9’0〜9’6が中心となり、実際に各ブランドのラインナップもこのレンジに集中しています。

迷ったときは短く軽い板より、長めで厚めのボードを選ぶほうが結果的に波に乗れる回数は増えます。短い板は取り回しこそ軽快ですが、パドルの伸びが足りずに波に置いていかれ、テイクオフの練習量そのものが減ってしまうのが難点です

ノーズライダーかパフォーマンス系かでシェイプを選ぶ

ノーズライダー系は、ワイドなノーズと深いノーズコンケーブ、そして起伏の少ないローロッカーを組み合わせたシェイプです。テールが波に吸い付いてノーズが持ち上がる設計になっているため、ハングファイブやハングテンで前に歩いても板が突き刺さりにくく、粘りのある走りを見せます

対するパフォーマンス系は、テールキックとエッジを備え、レールを入れたときの切れ味を重視します。ショートボードに近い感覚でトップターンやカットバックを組み立てたい方に向く一方、ノーズライドの安定感はノーズライダー系より一段劣る仕様です

両者の中間に位置するオールラウンド系、いわゆるモダンログは、ノーズライドもターンもひととおりこなせます。ロングボードで何をやりたいかがまだ固まっていない段階なら、最初のサーフボードとして扱いやすい選択肢です

フィンはシングルか2+1かで乗り味が変わる

シングルフィンは、センターボックスに1枚だけフィンを挿す伝統的なセッティングです。レールを切り返すきっかけはややゆっくりですが、直進の伸びとノーズライド中の安定感が高く、クラシックなスタイルとの相性が良い構成に仕上がっています

2+1(センターフィン1枚+スタビライザー2枚)にすると、ターンのレスポンスが上がってボードが振り抜きやすくなります。現代的なライディングを組み立てたい方や、ショートボードから乗り換える方が違和感なく扱えるのは2+1のほうです。

なお、ロングボードはフィンが別売のモデルが多く、購入時点ではボード単体という前提で考える必要があります。センターフィンの選択で走りが変わるため、フィン選びまで含めてサーフボード選びと捉えておくと失敗が減ります

素材はPUとEPSで走りが変わる

PU(ポリウレタン)は、ロングボードで長く使われてきた定番の素材です。フォーム自体に重量があるぶん波に対してどっしり構え、風でボードが暴れにくく、クラシックな重さのある乗り味が持ち味となります

EPS(発泡ポリスチレン)とエポキシ樹脂を組み合わせた構造は、同じサイズでも明確に軽く仕上がります。反応が速く水面を走らせやすいため、日本の海に多いパワーの弱い小波では大きな武器です

軽さは海の外でも効きます。9フィート超のサーフボードを1人で車載し、ビーチまで抱えて運ぶ場面を考えると、EPS構造の軽さは体力面の負担を大きく減らしてくれます

浮力(リットル)は体重と経験値から逆算する

ロングボードはスペック表に浮力(L)が記載されることが多く、体重に対してどれだけボリュームがあるかがテイクオフの安定感を決めるカギです。同じ見た目の板でも数リットルの差がパドルの浮き方に表れるため、レングスと合わせて必ず確認したい数値です

経験が浅い方や体重がある方は、ボリュームを多めに取っておいてください。9’0クラスは67〜71L前後、9’6クラスになると81L前後まで上がり、ひと回りレングスを伸ばすだけで浮力に10L以上の差がつきます。波を確実に捕まえたいなら、大きいほうを選んでおくと後悔しにくくなります

ロングボード向けサーフボードおすすめ10選

ここで紹介するのは、ブランド別に厳選したロングボードのおすすめサーフボードです。各モデルの開発コンセプト・搭載技術・おすすめのユーザー層を解説します。

掲載しているのはノーズライダー寄り・オールラウンド寄り・パフォーマンス寄りが混在したラインナップです。前章で挙げたレングス・シェイプ・フィン構成・浮力の観点と照らし合わせながら読み進めてください。

ブランド別に厳選したロングボードのおすすめサーフボードは以下のモデルです。

  • 【ESSENCE】LOG
  • 【ESSENCE】DAYTONA
  • 【nanazero】LOG03
  • 【TORQ】The Horseshoe 9’0
  • 【TORQ】Edouard Delpero Classic 9’2
  • 【THREE WEATHER】CALM 9’0
  • 【THUNDERBOLT CJ NELSON DESIGNS】SPROUT 2.0
  • 【FIREWIRE】THE GEM
  • 【CHANNEL ISLANDS】CI LOG
  • 【Hawaiian Pro Designs】Donald Takayama Model-T

【ESSENCE】LOG

【ESSENCE】LOGの製品画像

項目内容
ブランドESSENCE
モデル名LOG
サイズ9’1″×22 3/4″×2 7/8″
容量68.9L
フィン構成シングル+サイド(2+1)

「LOG」は、20年にわたって日本でボードを企画してきたESSENCEが、クラシックログの流れをそのまま踏襲して仕上げたロングボードです。奇をてらった要素を足さず、ログとしての基本形をきちんとなぞった1本に組み立てられています。

EPSフォームを使った軽い仕上がりに、ラウンドピンテールとミディアムレール、そして起伏を抑えたローロッカーを合わせています。テールを絞ったラウンドピンがターンの終わりで水をきれいに逃がし、ローロッカーが生む直進性と噛み合った、素直で読みやすい走りが持ち味です。9’1″で68.9Lというボリュームは、9フィートクラスとしては十分な浮力です。

スクールを卒業して自分のサーフボードを手に入れたい方、まずは癖のない乗り味でロングボードの基本を体に入れたい方におすすめします。最初の1本で変な癖をつけたくない、という考え方の方にも合います。

【ESSENCE】DAYTONA

【ESSENCE】DAYTONAの製品画像

項目内容
ブランドESSENCE
モデル名DAYTONA
サイズ9’6″×22 7/8″×3 1/16″
容量81.1L
フィン構成シングル

「DAYTONA」は、同じESSENCEのラインナップの中でレングスを9’6″まで伸ばし、浮力を大きく上乗せしたオールラウンドなロングボードです。厚みも3 1/16″まで取られており、板の上に立ったときの安心感を優先した設計になっています

81.1Lという大きなボリュームとEPSフォームの軽さが組み合わさり、腰程度の小波でもパドルの一漕ぎが素直に前へ進みます。テールはスカッシュ、フィンはシングルという構成のため、走り出したあとはまっすぐ伸びていく気持ちの良いトリムが持ち味です。

体重があってボリュームを確保したい方、とにかく波数を稼ぎたい方には、DAYTONAのようなロングボードがおすすめです。技を詰め込むより、長い距離をゆったり流すクルージングを楽しみたいサーファーにも向きます。

【nanazero】LOG03

【nanazero】LOG03の製品画像

項目内容
ブランドnanazero
モデル名LOG03
サイズ9’2″〜9’6″
容量71〜79L
フィン構成シングル

「LOG03」は、再生素材を軸にものづくりを進める日本のブランドnanazeroが手がける、ノーズライドに軸足を置いたロングボードです。サステナブルな製法をブランドの中心に据えながら、板としての性能を落とさない点にこだわっています

構造にはリサイクルEPSフォームと低VOCエポキシ樹脂を採用し、ボトムはノーズコンケーブからロールボトムへ自然につながる形状です。レールはノーズ側の50/50からテールにかけてアップレールへ変化し、ノーズに立ったときの粘りと、テールを踏んだときの抜けの良さを両立させています。デッキは6oz×2枚に4ozを重ねた積層で、踏み込みに対する強度も確保しました

環境負荷の小さい構造を選びたい方や、ノーズライドを腰を据えて練習したい初中級者におすすめのサーフボードです。9’2″から9’6″までサイズが用意されているので、体重に合わせて浮力を選べます

【TORQ】The Horseshoe 9’0

【TORQ】The Horseshoe 9'0の製品画像

項目内容
ブランドTORQ
モデル名The Horseshoe 9’0
サイズ9’0″×22 7/8″×3″
容量71.4L
フィン構成2+1

「The Horseshoe 9’0」は、ヨーロッパ発のエポキシブランドTORQが、60年代クラシックの意匠を現代の生産技術で焼き直したロングボードです。ハンドシェイプの雰囲気を残しながら、量産ラインで安定した品質に仕上げている点がブランドの特徴となっています。

構造はTECと呼ばれるエポキシ構造で、軽さとぶつけたときの強さを両立します。アウトラインはノーズからテールまで直線的に伸び、50/50レールとシングルコンケーブノーズがノーズライド時にボードを持ち上げ、スカッシュテールと2+1のフィンセッティングがターンのきっかけを生む仕様です。71.4Lというボリュームも、9’0″としては余裕のある数値です。

デッキに膝をついても凹みが気になりにくい丈夫なサーフボードを探している方、クラシックな乗り味を気負わず試したい方におすすめします。1本目にも2本目にも収まりの良い性格をしています。

【TORQ】Edouard Delpero Classic 9’2

【TORQ】Edouard Delpero Classic 9'2の製品画像

項目内容
ブランドTORQ
モデル名Edouard Delpero Classic 9’2
サイズ9’2″×23″×3 1/8″
容量77.2L
フィン構成

「Edouard Delpero Classic 9’2」は、ロングボードの世界王者Edouard Delperoとシェイパーのアラン・ミンヴィエルが共同開発した、TORQのシグネチャーモデルです。競技の現場で求められる動きを、クラシックな枠組みの中に落とし込んでいます。

構造にはTEC/TET epoxy constructionが使われ、9’2″×23″×3 1/8″で77.2Lというボリュームを軽量に仕上げています。アウトラインは60年代のクラシックモデルを下敷きにしたノーエッジ形状で、そこにモダンなボトムラインを重ねました。公式が説明するとおり、ロッカーの曲線が小波でのグライドを保ちながらポケットでのノーズライドを維持し、薄く仕上げたテールがターンの切り返しを助けます

クラシックスタイルを本気で突き詰めたい中級者以上、コンテストを見据えて板を選びたいロガーにおすすめのロングボードです。ノーズライドの点数を狙いつつ、レールワークも捨てたくないサーファーの要求に応えます。

【THREE WEATHER】CALM 9’0

【THREE WEATHER】CALM 9'0の製品画像

項目内容
ブランドTHREE WEATHER
モデル名CALM 9’0
サイズ9’0″×22 3/4″×2 7/8″
容量67.8L
フィン構成シングル+スタビ

「CALM 9’0」は、日本のブランドTHREE WEATHERが初心者〜上級者までを守備範囲に設計したロングボードです。国内の海で日常的に使われることを前提にした、扱いやすさ寄りのセッティングでまとめられています。

ボトムはロールボトム、レールは50/50を採用し、テールを絞り込んだスカッシュ形状と組み合わせています。ロールボトムはレールからレールへの水の流れを滑らかにするため、体重を乗せたときのターンが引っかかりにくく、ローロッカーが直進の伸びを支える構成です。9’0″で67.8Lという数値は、取り回しと浮力のバランスを取ったサイズ感です。

どっしりと落ち着いた乗り味を好む方、長く付き合える国産のサーフボードを探している方におすすめします。シングル+スタビの構成なので、センターフィンの入れ替えで性格を調整する遊び方もできます。

【THUNDERBOLT CJ NELSON DESIGNS】SPROUT 2.0

【THUNDERBOLT CJ NELSON DESIGNS】SPROUT 2.0の製品画像

項目内容
ブランドTHUNDERBOLT CJ NELSON DESIGNS
モデル名SPROUT 2.0
サイズ9’3″〜10’0″
容量71.5〜84.6L
フィン構成シングル

「SPROUT 2.0」は、プロロングボーダーCJ Nelsonのシグネチャーラインを、Thunderbolt Technologiesの製法で仕上げたモダンノーズライダーです。伝統的なログの美点を残しつつ、動きの軽さを足すという方向で改良されています。

コンストラクションはThunderbolt BlackとThunderbolt Silverの2種類が用意され、狙う張りの強さで選び分けます。ノーズにはbeveled Nuuhiwa style concaveが入り、レールはpinched railで薄く落とし込まれているため、波面に食いついたまま前に歩けるのが特徴です。テールキックを強めエッジを立てた設計により、ノーズから戻ったあとのターンも鈍りません9’3″の71.5Lから10’0″の84.6Lまでサイズが揃います。

ノーズライドとターンを同じ水準で求める中上級者、重いログから軽く反応の速いサーフボードへ乗り換えたい方におすすめのロングボードです。シングルフィンならではの伸びを残したまま、現代的なラインを描きたいサーファーに応えます。

【FIREWIRE】THE GEM

【FIREWIRE】THE GEMの製品画像

項目内容
ブランドFIREWIRE
モデル名THE GEM
サイズ8’3″〜9’8″
容量54.6〜79.3L
フィン構成2+1

「THE GEM」は、シェイパーのDan Mannと、ロングボード世界王者に3度輝いたTaylor Jensenが共同で作り上げたFIREWIREのモデルです。環境負荷の低い製法で知られるブランドらしく、素材の選び方から設計思想が一貫しています。

コアにはストリンガーレスのHeliumを用い、外側をTimbertek Laminationで包み、デッキ面には3mm厚のPaulownia(桐)スキンを貼っています。ボトムはノーズにディープシングルコンケーブ、テールにディープダブルコンケーブを掘り込み、ダイヤモンドテールと2+1のフィン構成でトリムの伸びとターンの立ち上がりを両立させました8’3″の54.6Lから9’8″の79.3Lまで5サイズ展開です。

1本で幅広い波質に対応させたい方、パフォーマンス志向でロングボードに乗りたい方におすすめのサーフボードです。サイズの選択肢が広いため、ミッドレングス寄りの短さから本格的なログサイズまで、狙いに合わせて選べます。

【CHANNEL ISLANDS】CI LOG

【CHANNEL ISLANDS】CI LOGの製品画像

項目内容
ブランドCHANNEL ISLANDS
モデル名CI LOG
サイズ9’0″〜10’0″
容量
フィン構成シングル

「CI LOG」は、Al Merrickが築いたCHANNEL ISLANDSが、Devon HowardとWayne Richのコラボレーションによって送り出したトラディショナルログです。ショートボードの名門というブランドの印象とは異なる、正統派のロングボードに仕上がっています。

ノーズは先端に丸みを残したブラントノーズで、面積を確保してノーズライド時の浮きを稼ぎます。ロッカーは一律ではなく段階的に付けられ、テーパーレールと組み合わせることでレールの入りを軽くしました。フィンはシングルフィンボックス、構造はPUという古典的な仕様で、板を波に預けたときの落ち着きを大切にしています。

ハイエンドのトラディショナルログを求める中上級者、シングルフィンでの走りを突き詰めたい方におすすめのモデルです。9’0″から10’0″まで5サイズあるため、ノーズライド重視で長めを選ぶ組み立ても可能です。

【Hawaiian Pro Designs】Donald Takayama Model-T

【Hawaiian Pro Designs】Donald Takayama Model-Tの製品画像

項目内容
ブランドHawaiian Pro Designs
モデル名Donald Takayama Model-T
サイズ9’2″〜9’8″
容量
フィン構成シングル

「Donald Takayama Model-T」は、ロングボード史に名を刻んだシェイパー Donald Takayama のブランドHawaiian Pro Designsを代表しています。公式がクラシックレトロラインで最も万能と位置づけるとおり、チームライダーが試合用のクイバーに必ず入れてきた実績を持ちます

ノーズは幅広く取られてノーズライドしやすい形で、テールは反対にワイドかつルースに動く設計です。レールは50/50 railsで上下対称に丸められ、スクエアテールとシングルフィンの組み合わせが、波の斜面に張り付いたままの長いノーズライドを支えます。ラミネートにはvolan clothが使われ、しなりと張りのバランスを取っています。

クラシックなノーズライドを最高峰の道具で味わいたい上級者、一生付き合えるロングボードを探している方におすすめのサーフボードです。道具の完成度が結果に直結する競技志向のロガーにも選ばれています。

タップできる目次

ロングボードでサーフィンするときの注意点

ロングボード向けのサーフボードを最大限に活かすために、購入前に知っておきたい注意点を解説します。モデル選びと合わせて押さえておけば、手に入れたあとの満足度が大きく変わるのがポイントです

ここで挙げる3点は、いずれもボード本体のスペック表には載らない要素です。ロングボードならではの事情なので、ショートボードから乗り換える方はとくに目を通しておいてください。

ロングボードのサーフボードを購入する前に押さえておきたい注意点は以下の3つです。

  • ロングボードに合うフィンを別途用意する
  • 混雑した海でのマナーと取り回しに注意する
  • 車載・保管・メンテナンスの手間を見込む

ロングボードに合うフィンを別途用意する

ロングボードはフィンが別売のモデルが多く、購入した時点ではボード単体という状態が珍しくありません。フィンは長さ・素材・レイク(後方への傾き)の違いでノーズライドの粘りとターンの軽さが変わるため、板と同じくらい走りを左右します

シングルフィンの場合は8〜10インチが一般的な目安で、長いほどノーズに立ったときの安定感が増し、短いほどテールが動きやすくなります。2+1ではセンターフィンのサイズを入れ替えるだけで性格を調整できるので、まずは中間の長さから始めて、自分の乗り方に合わせて詰めていく方法が現実的です

混雑した海でのマナーと取り回しに注意する

ロングボードは長く重いため、他のサーファーに当たったときの衝撃はショートボードの比ではありません。波を早い段階から捕まえられるぶんピークを独占しやすく、1本の波に1人という意識を持って順番を守る姿勢が欠かせません

ゲッティングアウトでも制約があります。板が大きくドルフィンスルーで波の下をくぐれないため、セットの合間を読んで沖へ出るタイミングを計る必要があります。混雑した海では、無理に突っ込まず波の切れ目を待つほうが結果的に早く沖へ出られる近道です

車載・保管・メンテナンスの手間を見込む

9フィートを超えるサーフボードは、普通車の車内に収まりません。ルーフキャリアやサーフラックが前提になり、自宅でも室内に立てかけるスペースを確保しておく必要があります

保管環境も寿命を左右します。直射日光と車内の高温はEPS/エポキシにもPUにもダメージを与え、フォームの膨張やデッキの変色を招く要因です。ハードケースやニットケースに入れて日陰で保管する習慣が、ロングボードを長持ちさせる一番の近道です

まとめ:ロングボードで優雅な波乗りを楽しもう

この記事では、ロングボードにおすすめのサーフボードと、その選び方を解説しました。浮力の大きさによって波に乗れる回数が増え、パワーのない小波の日でもセッションが成立するのが、ロングボードという道具の強みです

サーフボードを選ぶときの判断軸は、ノーズライダー系かパフォーマンス系かというシェイプ、シングルフィンか2+1かというフィン構成、そしてPUかEPSかという素材の3点です。ノーズライドを覚えたいならローロッカーのノーズライダー系、ターンの切れを求めるならテールキックのあるパフォーマンス系、と目的から逆にたどれば候補は自然と絞られます。浮力は体重に対して余裕を持たせておくと、テイクオフで苦労しません

板を変えるだけで、波の捕まえやすさもライディングの質も驚くほど変わります。自分のレベルとホームブレイクの波質に合った1本を選んで、ロングボードでしか味わえない滑らかな波乗りを楽しんでください。

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この記事を書いた人

学生のころからサーフィンに親しみ、これまで複数ブランドのボードを実際に購入し、波のコンディションごとに乗り比べてきました。各モデルの形状や浮力、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サーフセレクト』を運営しています。

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