【Bing Surfboards】サーフボード全モデル比較|おすすめはどれ?

  • ロングボードからフィッシュまで種類が多すぎて、どのモデルが自分に合うのかわからない
  • ノーズライダーの違い(Continental / Elevator / Beacon)が名前だけでは判断できない
  • 日本ではどこで買えるのか、オーダーの仕方がわからない

「Bing Surfboards」は1959年創業のサーフボード製造を主力とするカリフォルニアのブランドで、60年代のロングボード黄金期から現在まで支持されてきた老舗サーフボードブランドです。ハンドシェイプにこだわった少量生産と、ノーズライダーからフィッシュまで幅広く揃うラインナップに定評があります。

サーフボードは自分のレベルや通う波質に合わないモデルを選んでしまうと、テイクオフの決まりやすさや上達のペースにも影響します。海に出るたび楽しさを積み上げるためにも、サーフボードは各モデルの設計や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、Bing Surfboardsの特徴や独自の設計思想をわかりやすく解説し、国内の取扱店で流通が確認できた現行のサーフボードを全モデル比較します。カテゴリー別のおすすめモデルも紹介しますので、Bing Surfboardsのサーフボードが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

Bing Surfboardsとはカリフォルニア発の老舗サーフボードブランド

Bing Surfboardsは1959年秋にBing Copelandがカリフォルニアで立ち上げたサーフボードブランドで、「Quality Manufacturing Since 1959」を掲げて60年以上ボードを削り続けています。60年代のロングボード全盛期に一時代を築き、現在の設計と製造はヘッドシェイパーのMatt Calvaniが率いる体制です。

拠点はカリフォルニア州エンシニータス(974 N Coast Highway 101)で、直営ショップとシェイプルームが同じ場所にあります。ブランドの歴史を作った創業者と、現行モデルを設計するシェイパーの両輪で動いている点が、Bing Surfboardsのサーフボードを理解する土台です。

Bing Surfboardsのブランドコンセプト

Bing Surfboardsが掲げるのは「Quality Manufacturing」、つまり品質にこだわった製造です。大量生産で数を稼ぐ道は取らず、シェイパーの手が入ったサーフボードを1本ずつ仕上げる姿勢を創業時から通しています。

特徴的なのは、60年代の名作をそのまま復刻して終わらせない点です。California SquareやPintail Lightweightのように、旧モデルのロッカーやアウトラインを現代の波乗りに合わせて見直し、「Type II」として現行ラインへ戻すサイクルを回しています。

クラシックな見た目のサーフボードが欲しい人でも、Bing Surfboardsなら現代の材料と設計で作られたモデルを選べます。見た目の雰囲気と実際の走りを両方求めるサーファーにとって、選択肢の幅が広いブランドです。

Bing Surfboardsの歴史・創業背景

Bing Copelandは1949年、13歳のときにマンハッタンビーチのピアでサーフィンを始めました。高校卒業後にハワイへ渡り、Rick Stonerらとノースショアの波を開拓した経験を経て、1959年の秋にRick Stonerと最初のサーフショップを開いています。

開店の1年後にRick Stonerが持ち分を売却し、Bing Surfboardsとしてのブランドが始まりました。事業は急拡大し、Dick MobleyやMike Eaton、Dick Brewerといったシェイパーを擁して1日最大40本のサーフボードを製造しています。David NuuhiwaやDru Harrison、Rolf Aurnessらがチームライダーとして名を連ねたのも60年代です。

70年代に入るとBing Copelandはアイダホへ移り、1974年にG&Sがライセンスを引き継ぎ、80〜90年代はMike Eatonが製造を担いました。転機は2000年、Bing Copelandが冬を過ごすバハで若いシェイパーと出会ったことです。声をかけてきた若者がMatt Calvaniで、Mike Eatonから製造を引き継ぎ、現在までBing Surfboardsのサーフボードを削り続けています。

Bing Surfboardsの特徴・強み

Bing Surfboardsの1つ目の強みは、ハンドシェイプ主体の少量生産です。マシンで削り出したブランクを仕上げるだけの工程とは違い、シェイパーが形を決める前提でモデルが設計されているため、レールの通りやフォイルに作り手の意図がそのまま出ます。

2つ目は、チームライダーとの共同開発でモデルを育てる体制です。ノーズライダーのContinentalはMick Rodgersと、ElevatorやSpork、Speed SquareはChris Del Moroと組んで形にしており、実際に乗る側の要望が設計へ直接反映されています。

3つ目は、守備範囲の広いラインナップです。9フィート台のノーズライダーから5フィート台のミニシモンズ系まで揃うため、1本目のログを探す人も、小波用のオルタナティブを足したい人も同じブランド内で選べます。サーフボードのクイバーをまとめて揃えたい人にとって心強い品揃えです。

Bing Surfboardsの日本での買い方と注意点

日本にはBing Surfboardsの単独の総輸入代理店がなく、複数のサーフショップが取扱いとオーダーを受ける形になっています。STANDARD STOREやSURF MARKET、NEW SEEDS SURF STORE、YES SURFなどが代表的な取扱店です。

もうひとつの選択肢が、公式サイトからの日本向け直送です。成田や関西、中部、福岡といった空港止めでの受け取りとなり、10’0″までのサーフボードが対象で、1箱に最大4本まで梱包されます。通関手続きや保険、空港から自宅への配送は別手配になるため、申し込み前に条件を確認しておくと安心です。

注意点は、在庫が流動的でオーダーが基本になることです。Bing Surfboardsのサーフボードは1本ずつハンドシェイプで作られるため、狙ったモデルとサイズが常に店頭に並んでいるとは限りません。乗りたいモデルの見当をつけてから取扱店へ相談すると、話が早く進みます。

Bing Surfboardsの機能とテクノロジー

Bing Surfboardsのサーフボードに共通しているのは、モデルを問わない作り方と設計の考え方です。ハンドシェイプの体制から、乗りやすさを起点にした設計思想、旧モデルを現代基準へ更新するリデザインの仕組みまで、ブランド固有の要素を解説します。

扱うのは個別モデルのスペックではなく、全モデルに通じる考え方です。設計思想を先に押さえておくと、後半のモデル比較でそれぞれのサーフボードがどこを狙って作られているのかを判断しやすくなります。

Bing Surfboardsのサーフボードを支える設計思想や製造体制は以下のとおりです。

  • ハンドシェイプ|カリフォルニア エンシニータスの自社ファクトリー
  • Performance Made Easy|乗りやすさを起点にした設計思想
  • Type II リデザイン|60年代の名作を現代基準へ更新
  • Ghost Lam Project|量産前の限定テストシェイプ
  • カスタムオーダー|サイズとカラーを指定して作る

ハンドシェイプ|カリフォルニア エンシニータスの自社ファクトリー

Bing Surfboardsのハンドシェイプは、シェイパーが自分の手でブランクを削り、フォイルとレールを決める作り方です。創業から60年以上カリフォルニアで削り続けてきた技術が、そのまま現行モデルに引き継がれています。

現在の拠点はカリフォルニア州エンシニータスのファクトリーで、直営ショップも同じ974 N Coast Highway 101です。Matt Calvaniと製造チームが同じ場所で削り、貼り、仕上げまで行うため、設計の変更をすぐ次の1本へ反映できます。

機械任せの量産サーフボードと比べると、Bing Surfboardsのボードには1本ごとの個体差があります。裏を返せば、同じモデルでも自分の体格や通う波に合わせて厚みや幅を詰められるということで、細かく仕様を詰めたいサーファーほど恩恵の大きい作り方です。

Performance Made Easy|乗りやすさを起点にした設計思想

「performance made easy」は、ヘッドシェイパーのMatt Calvaniが掲げるBing Surfboardsの設計思想です。パドルのしやすさと早いテイクオフをまず土台に置き、その上へパフォーマンスを積み上げるという順番で設計されます。

Dartの設計説明でも、他のショートボードと同じくパドルの軽さと早い波のキャッチを最優先に置いたと明記されています。ハイパフォーマンス機のSporkも同じ思想を体現したモデルとして公式が紹介しており、性能を上げるほど乗りにくくなる方向へは振っていません。

サーフボードは波を捕まえられなければ性能を使い切れません。Bing Surfboardsの設計思想は上級者向けのモデルでもテイクオフの負担を抑える方向に働くため、レベルを上げる途中のサーファーでも扱いやすい仕上がりになります。

Type II リデザイン|60年代の名作を現代基準へ更新

「Type II」は、Bing Surfboardsが過去の人気モデルをリデザインして現行ラインへ戻すときに付ける呼び名です。California Square Type II、California Pintail Type II、Pintail Lightweight Type II、Levitator Type IIが該当します。

更新の中身はモデルごとに違います。Pintail Lightweight Type IIは2001年設計の旧モデルからノーズロッカーとノーズ幅の考え方を見直し、60年代オリジナルのセミピッグアウトラインへ回帰させました。Levitator Type IIは、Continental登場後に存在感が薄れていたワイドノーズライダーをMatt Calvaniが現行仕様へ作り直したモデルです。

旧モデルを廃番にして終わらせず、試作を重ねて現行ラインへ戻すサイクルがBing Surfboardsの開発の軸になっています。クラシックなアウトラインのサーフボードに乗りたい人でも、ロッカーやレールが現代の波乗りに合わせて調整された1本を選べます。

Ghost Lam Project|量産前の限定テストシェイプ

Ghost Lam Projectは、正式モデル化していないハンドシェイプを限定販売するBing Surfboardsのプログラムです。Matt Calvaniがテストを済ませた新しい形状を、1本ずつサインとナンバーを入れて世に出しています。

販売時には各ボードに短い説明と基本的な寸法が添えられ、実際に乗ったサーファーの反応が集まります。需要が続いた形状は正式モデルへ昇格し、在庫や店頭、オンラインの通常ラインナップに並ぶ流れです。

現行モデルにない形状のサーフボードを試したい人にとって、Ghost Lam Projectは有力な入口になります。生産数が限られるぶん出会えるかどうかはタイミング次第ですが、次のモデルになる可能性のある1本を先に手にできる点が魅力です。

カスタムオーダー|サイズとカラーを指定して作る

Bing Surfboardsは公式サイトにカスタムオーダーのフォームを用意しており、既存モデルをベースにサイズや仕上げを指定して発注できます。ハンドシェイプを前提にしたブランドだからこそ成り立つ買い方です。

指定できる要素のうち、ストリンガーやグラス、ティントは仕上がりの重さと見た目を大きく左右します。Classic Pigのように、2″バルサや1″レッドウッドのストリンガー、ヴォランのグラスといった仕様がモデルの性格そのものを決めているケースもあります。

日本からのオーダーは取扱ショップ経由が一般的で、体格や通う波を伝えたうえでサイズを詰めていく流れです。既製のサーフボードで長さや厚みが合わなかった経験のある人ほど、カスタムオーダーの効果を実感できます。

Bing Surfboardsの全モデルの種類を比較

ここではBing Surfboardsの全モデルの種類と違いを解説します。掲載対象は、国内の取扱店で流通が確認できた現行のサーフボードです。

ロングボード、ミッドレングス、ショートボード、フィッシュ・オルタナティブの4カテゴリーに分け、グループごとの比較表とモデル詳細を順に紹介します。狙う波のサイズと、ノーズライドを軸にするかターンを軸にするかを先に決めておくと、候補を絞り込みやすくなります。

Bing Surfboardsの全サーフボードを、比較しやすいよう以下の4カテゴリー別に紹介します。

  • ロングボード|ノーズライダーとクラシックログ
  • ミッドレングス|ロングとショートをつなぐ中間サイズ
  • ショートボード|パフォーマンス系とステップアップ
  • フィッシュ・オルタナティブ|小波を走らせるショートボード

ロングボード|ノーズライダーとクラシックログ

9フィート前後を中心に、ノーズライドとクルージングを軸にしたBing Surfboardsのサーフボードが並ぶカテゴリーです。ノーズライダー系、オールラウンドログ系、ピッグ系の3系統に分かれ、狙う波と乗り方で選び分けます。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 タイプ/系統 テール形状 フィン設定 ボトム/レール形状 適した波質/コンディション
Continental ノーズライダー ブレンデッドコンケーブ
Elevator ノーズライダー(最上位) ノーズコンケーブ 掘れたポイントブレイク
Levitator Type II ワイドノーズライダー スクエア 60/40レール
Beacon オールラウンドノーズライダー 絞り込みテール 50/50レール 小〜中規模の波
Pintail Lightweight Type II ピンテールログ ピンテール フラットノーズロッカー 中〜頭サイズのポイント/ビーチ
California Square Type II オールラウンドログ(スクエア) スクエア 50/50レール 遅い波〜スティープな波
California Pintail Type II オールラウンドログ(ピン) ピンテール 50/50レール 遅い波〜スティープな波
Aussie Square パワー系ログ スクエア 50/50ボクシーレール パワフルでスティープな波
Lovebird オールラウンドログ ダイヤモンド シングル(9〜10インチ) ダウンレール+ハードエッジ 小波〜頭サイズ
Pork Chop モダンピッグ シングル(ウッド) フォイルドエッグレール ダンピーなビーチブレイク
Feral Pig ピッグ(コラボ) 腰高〜クリーンな波
Classic Pig クラシックピッグ シングル(ウッド) コンケーブなし+ベリー

Continental

Continentalの製品画像

項目 内容
モデル名 Continental
タイプ/系統 ノーズライダー
テール形状
フィン設定
適した波質/コンディション

「Continental」は、チームライダーのMick Rodgersと共同開発したBing Surfboardsの代表的なノーズライダーです。ワイドなパラレルアウトラインを持ち、ノーズに乗ったときの安定感を最優先に設計されています。

ボトムにはボード中央まで伸びる5/16″のブレンデッドコンケーブが入り、ノーズへ体重を預けたときのリフトを生みます。両足をノーズに揃えて立つパラレルテンを狙える設計で、クロスステップを練習する土台にもなる構成です。

セクションが緩んでもゆっくり沈んでテールへ戻る時間が生まれると公式は説明しており、波が張ったり緩んだりする国内のポイントでもノーズタイムを稼ぎやすくなります。ノーズライドを長く安定させたいロングボーダーにおすすめのサーフボードです。

Elevator

Elevatorの製品画像

項目 内容
モデル名 Elevator
タイプ/系統 ノーズライダー(最上位)
テール形状
フィン設定
適した波質/コンディション 掘れたポイントブレイク

「Elevator」は、Bing Surfboardsがもっともテクニカルなノーズライダーと位置づける最上位モデルです。Chris Del Moroとの共同開発で生まれ、60年代のNuuhiwa NoseriderとLightweightの後継にあたると公式が説明しています。

ノーズのコンケーブとステップデッキ、控えめに抑えたテールロッカーの組み合わせで、ノーズに立ったときのリフトを作ります。掘れたポイントブレイクで面が張った状況ほど構造が効き、ノーズタイムを伸ばせる設計です。

一方で波を選ぶ性格が強く、力のないダラダラした波では持ち味が出にくくなります。テクニカルなノーズライドを追い込みたい上級ロングボーダーにおすすめのBing Surfboardsのサーフボードです。

Levitator Type II

Levitator Type IIの製品画像

項目 内容
モデル名 Levitator Type II
タイプ/系統 ワイドノーズライダー
テール形状 スクエア
フィン設定
適した波質/コンディション

「Levitator Type II」は、かつてBing Surfboardsで最も売れていたワイドノーズライダーを、Matt Calvaniが現行仕様へ作り直したモデルです。Continentalの登場後に存在感が薄れていたモデルを、あらためて設計し直した経緯を持ちます。

ワイドなノーズとスクエアテール、60/40レールという構成で、ノーズに立ったときの面積の広さがそのまま安定感につながります。テールが角張っているぶん、ノーズから戻ったあとのターンでもボードを押さえやすい仕上がりです。

ワイドノーズの安定感は欲しいものの、Continentalとは違う乗り味を探しているサーファーに向きます。Bing Surfboardsのノーズライダーを乗り比べたい人におすすめの選択肢です。

Beacon

Beaconの製品画像

項目 内容
モデル名 Beacon
タイプ/系統 オールラウンドノーズライダー
テール形状 絞り込みテール
フィン設定
適した波質/コンディション 小〜中規模の波

「Beacon」は、あらゆるレベルのサーファーがノーズに立てることを狙ったBing Surfboardsのオールラウンドノーズライダーです。ワイドなノーズとやや絞ったテールを組み合わせ、ノーズライドとターンの両方に対応します。

ミッドセクションの幅が他モデルより1/4″広く取られており、クロスステップで前後に移動している間の安定感が高まります。50/50レールとブレンデッドコンケーブの組み合わせで、小〜中規模の波でも走りが途切れません。

連続したイージーエントリーロッカーにより、遅れ気味のテイクオフでもボードのノーズが刺さりにくくなっています。ログに乗り始めた段階のサーファーから、1本で幅広く使いたい人までおすすめできるサーフボードです。

Pintail Lightweight Type II

Pintail Lightweight Type IIの製品画像

項目 内容
モデル名 Pintail Lightweight Type II
タイプ/系統 ピンテールログ
テール形状 ピンテール
フィン設定
適した波質/コンディション 中〜頭サイズのポイント/ビーチ

「Pintail Lightweight Type II」は、60年代オリジナルのセミピッグアウトラインへ回帰させたBing Surfboardsのピンテールログです。2001年に設計された旧Pintail Lightweightから、ノーズロッカーとノーズ幅の考え方を見直しています。

フラットなノーズロッカーはノーズに乗ったときの引っかかりを減らし、はっきりしたピンテールはターンでのホールドを生みます。中〜頭サイズのポイントブレイクやビーチブレイクで、走りとターンのバランスが取れる設定です。

ワイドノーズ系のログと比べるとノーズライドの許容範囲は狭く、体重移動の精度が問われます。クラシックな乗り味とターン性能を1本で両立させたい中級以上のロングボーダーにおすすめします。

California Square Type II

California Square Type IIの製品画像

項目 内容
モデル名 California Square Type II
タイプ/系統 オールラウンドログ(スクエア)
テール形状 スクエア
フィン設定
適した波質/コンディション 遅い波〜スティープな波

「California Square Type II」は、カリフォルニアのポイント、リーフ、ビーチブレイクのすべてに対応する1本を目指したBing Surfboardsのオールラウンドログです。Type Iの性能を広げるため、数え切れない試作を重ねて仕上げられました。

50/50レールとスクエアテールの組み合わせで、遅い波ではクルーズとノーズライド、スティープな波ではレスポンスという二面性を持たせています。テールが角張っているぶん、踏み込んだときの反応が素直です。

通う波のコンディションが日によって大きく変わる人にとって、守備範囲の広さは大きな武器になります。ログを1本だけ持つならという条件で選ぶサーファーにおすすめしやすいサーフボードです。

California Pintail Type II

California Pintail Type IIの製品画像

項目 内容
モデル名 California Pintail Type II
タイプ/系統 オールラウンドログ(ピン)
テール形状 ピンテール
フィン設定
適した波質/コンディション 遅い波〜スティープな波

「California Pintail Type II」は、California Square Type IIのピンテール版として用意されたBing Surfboardsのオールラウンドログです。設計思想とレール構成は共通で、テール形状だけを差し替えた関係にあたります。

ピンテールはスクエアテールよりテールのホールド性が高く、面が張った波やサイズのある日にラインを引きやすい形状です。反面、テールの抜けの良さはスクエアテールに譲るため、小さくダラつく波では重さを感じます。

同じ設計をテール形状で選び分けられる点が、Bing Surfboardsのラインナップの使いやすさです。速い波を長いラインでつないでいきたいロングボーダーにおすすめします。

Aussie Square

Aussie Squareの製品画像

項目 内容
モデル名 Aussie Square
タイプ/系統 パワー系ログ
テール形状 スクエア
フィン設定
適した波質/コンディション パワフルでスティープな波

「Aussie Square」は、California Square Type IIをベースにパワフルな波とハイスピードへ対応させたBing Surfboardsの派生モデルです。オーストラリアで見られるような掘れるビーチブレイクを想定して設計されています。

50/50のボクシーなレールでボリュームを確保しつつ、スティープな面でも走り切れるようアウトラインに手が入っています。ベースのCalifornia Square Type IIと比べると、厚みのある波でスピードに乗ったときの落ち着きが上です。

裏を返せば、腰以下の力のない波では長さと厚みを持て余します。台風シーズンのように厚みのある波でログを走らせたいサーファーにおすすめのサーフボードです。

Lovebird

Lovebirdの製品画像

項目 内容
モデル名 Lovebird
タイプ/系統 オールラウンドログ
テール形状 ダイヤモンド
フィン設定 シングル(9〜10インチ)
適した波質/コンディション 小波〜頭サイズ

「Lovebird」は、Chris Del MoroとのコラボレーションによるBing Surfboardsのオールラウンドログです。小波〜頭サイズまでを1本でカバーする守備範囲を持ち、9〜10インチのシングルフィンをシングルボックスに差して使います。

絞ったノーズとテールロッカー、ダイヤモンドテール、テールのVとハードエッジという構成で、ログとしては軽快なターン性能です。ダウンレールが波の面をつかむため、走り出しからトップターンまでの動きが素直につながります。

レジンピグメントやファブリックインレイで1本ずつ仕上げが異なり、見た目の個性も際立つモデルです。走りとデザインの両方にこだわりたいロングボーダーにおすすめします。

Pork Chop

Pork Chopの製品画像

項目 内容
モデル名 Pork Chop
タイプ/系統 モダンピッグ
テール形状
フィン設定 シングル(ウッド)
適した波質/コンディション ダンピーなビーチブレイク

「Pork Chop」は、5年以上かけて形にしたとMatt Calvaniが語るBing Surfboardsのモダンピッグです。過去のピッグを現代的な要素で再構成し、見た目の美しさと機能の両立を狙っています。

鍵になったのはアウトラインで、目に心地よく機能的でもあるノーズとテールのプロポーションが設定されました。テール幅はターンで十分なコントロールが得られる寸法に取られ、フォイルドエッグレールとウッドのシングルフィンが組み合わされます。

ダンピーなビーチブレイクのように、短く崩れる波でも走らせやすい性格です。クラシックな見た目のまま扱いやすさも欲しいサーファーにおすすめのサーフボードといえます。

Feral Pig

Feral Pigの製品画像

項目 内容
モデル名 Feral Pig
タイプ/系統 ピッグ(コラボ)
テール形状
フィン設定
適した波質/コンディション 腰高〜クリーンな波

「Feral Pig」は、Surf-A-Pigの創設者Mike BlackとMatt Calvaniの共同プロジェクトから生まれたBing Surfboardsのピッグです。ノーズライダー系のログとは違う、ピッグ本来の乗り味を求めて企画されました。

ピッグはワイドポイントが後方にあるアウトラインで、テール側を支点にしてボードを回す乗り方が前提になります。ノーズへ歩いて粘るログとは狙いが異なり、腰高〜クリーンな波でレールを入れて走らせる楽しさが中心です。

ボードを回して遊ぶ乗り方が好きなサーファーにはよく合う一方、ノーズライドの安定感を求める人には向きません。クラシックなピッグシェイプを現代の波乗りへ持ち込みたい層におすすめします。

Classic Pig

Classic Pigの製品画像

項目 内容
モデル名 Classic Pig
タイプ/系統 クラシックピッグ
テール形状
フィン設定 シングル(ウッド)
適した波質/コンディション

「Classic Pig」は、50年代後半〜60年代前半のサーフボードのスタンダードを再現したBing Surfboardsのトリビュートモデルです。当時の作りをそのまま持ち込む方向で仕様が組まれています。

ストリンガーは2″のバルサまたは1″のレッドウッド、グラスはヴォラン、ボトムはコンケーブを入れないスリットベリー、ワイドポイントは後方という構成です。フィンにはウッドのシングルフィンが入り、重量のあるクラシックなフォームと合わせて当時の滑走感を再現します。

現代のログと比べれば重く、機敏さもありません。60年代の乗り味そのものを味わいたいクラシック志向のサーファーやコレクターにおすすめのサーフボードです。

ミッドレングス|ロングとショートをつなぐ中間サイズ

ロングボードとショートボードの中間サイズにあたる、7フィート前後から8フィート台のBing Surfboardsのサーフボードが集まるカテゴリーです。1本で守備範囲を広げたい人向けで、シングルからクアッドまでフィン設定の幅も広くなっています。比較表に続けて各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 タイプ/系統 テール形状 フィン設定 ボトム/レール形状 適した波質/コンディション
Slalom パフォーマンスミッドレングス シングル/クアッド対応 シングル〜ダブルコンケーブ サイズ・パワーのある波
Pigformer ピッグパフォーマー スワロー シングル/2+1 フラットロッカー 小波・混雑時の代替
Raven トランジショナル シングル ディスプレイスメントハル→V 小〜中規模の波
Pintail Mini ミッドレングス(ピンテール) ハードピンテール 2+1 フラット→ダブルコンケーブ パワーの弱い波でも良好
Mini Lovebird ミッドレングス/ステップアップ ディープVコンケーブ サイズのある日のステップアップ

Slalom

Slalomの製品画像

項目 内容
モデル名 Slalom
タイプ/系統 パフォーマンスミッドレングス
テール形状
フィン設定 シングル/クアッド対応
適した波質/コンディション サイズ・パワーのある波

「Slalom」は、カーブ、ドライブ、グライド、スケートを掲げるBing Surfboardsの現行パフォーマンスミッドレングスです。ログとフィッシュの代替として位置づけられ、波が良くなった日に持ち出す1本として設計されています。

シングルからダブルへ抜けるコンケーブと、シングル/クアッドに組み替えられるフィン設定が特徴です。サイズとパワーのある波、掘れたドロップ、クリティカルなセクションで本領を発揮する方向にまとめられています。

小さくパワーのない波では長さを持て余すため、コンディションを選ぶモデルです。ログとフィッシュの間を1本で埋めたい中上級者におすすめします。

Pigformer

Pigformerの製品画像

項目 内容
モデル名 Pigformer
タイプ/系統 ピッグパフォーマー
テール形状 スワロー
フィン設定 シングル/2+1
適した波質/コンディション 小波・混雑時の代替

「Pigformer」は、Bing SurfboardsのPig Performer Seriesの中心に置かれたピッグパフォーマーです。60年代のグライドと70〜80年代のスタイルを組み合わせるという発想から、ワイドポイントを後方に置いたピッグアウトラインが選ばれています。

絞ったノーズとテールボリューム、作り直したロッカー、薄く仕上げたレールにより、クラシックなアウトラインのまま反応が速い仕上がりです。フィンはシングルと2+1から選べ、2+1仕様のPigformer 2+1も用意されます。

フラットなロッカーが効くのは小波で、混雑した日にログの代わりとしても、ショートボードの代わりとしても使えます。1本で守備範囲を広げたいサーファーにおすすめのBing Surfboardsのサーフボードです。

Raven

Ravenの製品画像

項目 内容
モデル名 Raven
タイプ/系統 トランジショナル
テール形状
フィン設定 シングル
適した波質/コンディション 小〜中規模の波

「Raven」は、ロングボードとショートのシングルフィンの間を埋めるBing Surfboardsのトランジショナルモデルです。Karmaのロッカーをベースに、細めのアウトラインでまとめられています。

ボトムは控えめなディスプレイスメントハルから始まり、テールに向かってVへ移行する構成です。テールにエッジが立っているため、踏み込んだときにボードが素直に前へ出ます。

シングルフィンらしい伸びのあるラインを描きながら、Karmaより大きい波までカバーできる設定です。テールを踏んで走らせるサーフィンをミッドレングスで試したい人におすすめします。

Pintail Mini

Pintail Miniの製品画像

項目 内容
モデル名 Pintail Mini
タイプ/系統 ミッドレングス(ピンテール)
テール形状 ハードピンテール
フィン設定 2+1
適した波質/コンディション パワーの弱い波でも良好

「Pintail Mini」は、Pintail Lightweightのミッドレングス版としてBing Surfboardsが企画したモデルです。ロングボードからミッドレンジへ移る段階を意識しつつ、モダンな要素を取り入れています。

フラットから抜けるダブルコンケーブと2+1のフィン設定、ハードなピンテールという組み合わせで、パワーの弱い波でも走りが止まりません。ピンテールがターンの支点になるため、レールを入れたときのラインが安定します。

ログの延長線上でサイズを落としたい人や、1本で守備範囲を広げたい人に向きます。ロングボードから次の1本へ進みたいサーファーにおすすめのサーフボードです。

Mini Lovebird

Mini Lovebirdの製品画像

項目 内容
モデル名 Mini Lovebird
タイプ/系統 ミッドレングス/ステップアップ
テール形状
フィン設定
適した波質/コンディション サイズのある日のステップアップ

「Mini Lovebird」は、LovebirdをサイズダウンさせたBing Surfboardsのミッドレングスです。ダウンレールからハードエッジへ流れるレール構成と、テールのディープVをそのまま引き継いでいます。

ボトムのディープVコンケーブがレールtoレールの切り返しを軽くするため、サイズのある日でもボードが暴れにくい設計です。日常使いのミッドレングスと、サイズアップ時のステップアップという2つの役割を1本でこなせます。

Lovebirdの乗り味を短い長さで欲しい人に向く選択肢です。サイズのある日に持ち出せるBing Surfboardsのサーフボードを探している人にもおすすめできます。

ショートボード|パフォーマンス系とステップアップ

パフォーマンス志向のショートボードと、サイズのある波に向けたステップアップを集めたBing Surfboardsのカテゴリーです。波が良くなった日に選ぶ1本という位置づけで、テール形状とフィン設定によってコンディションへの適性がはっきり分かれます。比較表のあとに各モデルを紹介します。

スクロールできます
モデル名 タイプ/系統 テール形状 フィン設定 ボトム/レール形状 適した波質/コンディション
Spork ハイパフォーマンスショートボード ラウンドピン/スクワッシュ/スワロー クアッド(5フィンボックス) ダブルコンケーブ ビーチ〜ポイントブレイク
Cypress デイリーグローブラー ワイドスクワッシュ ツイン+トレーラー標準 ロッカーやや強め 腰〜オーバーヘッド
Dart ステップアップ(ラウンドピン) ラウンドピン/スワロー シングル→ダブルコンケーブ 中〜大波
Jet Fish ステップアップフィッシュ ナロースワロー カスタム(レイク強め) ダブルコンケーブ+Vee 幅広い波サイズに対応
Lotus レトロシングルフィン/ミニガン プルドインピン シングル ディスプレイスメントハル 小波〜中規模

Spork

Sporkの製品画像

項目 内容
モデル名 Spork
タイプ/系統 ハイパフォーマンスショートボード
テール形状 ラウンドピン/スクワッシュ/スワロー
フィン設定 クアッド(5フィンボックス)
適した波質/コンディション ビーチ〜ポイントブレイク

「Spork」は、Chris Del MoroとMatt Calvaniの共同設計によるBing Surfboardsのハイパフォーマンスショートボードです。ラインナップ中もっともハイパフォーマンスなモデルと公式が説明しており、Chris Del Moroの普段使いとトラベル用のクイバーに定着しています。

ダブルコンケーブのボトムに5つのフィンボックスを備え、クアッドを基本にセットアップを変更できます。テール形状はラウンドピン、スクワッシュ、スワローから選べるため、通う波に合わせて性格を振れる仕様です。

「performance made easy」を体現したモデルとして紹介されており、パフォーマンス機でありながらテイクオフの負担を抑えています。ビーチブレイクからポイントブレイクまでコンディションを選ばず攻めたい中上級者におすすめのサーフボードです。

Cypress

Cypressの製品画像

項目 内容
モデル名 Cypress
タイプ/系統 デイリーグローブラー
テール形状 ワイドスクワッシュ
フィン設定 ツイン+トレーラー標準
適した波質/コンディション 腰〜オーバーヘッド

「Cypress」は、日々のコンディションを走らせるためにBing Surfboardsが設計したデイリーグローブラーです。幅広のノーズと前寄りのワイドポイント、長めのレールラインという構成で、フィッシュ由来の速さを土台にしています。

ツインフィンより増したロッカーとワイドなスクワッシュテールにより、リップへのアプローチやパワーターンにも対応します。標準はツイン+トレーラーですが、スラスターやクアッドへの組み替えも可能です。

公式は腰〜頭サイズ以上で持ち味が出ると説明しており、膝腰のダラついた波では速さを活かし切れません。日常的に乗るメインの1本を探しているサーファーにおすすめのBing Surfboardsのサーフボードです。

Dart

Dartの製品画像

項目 内容
モデル名 Dart
タイプ/系統 ステップアップ(ラウンドピン)
テール形状 ラウンドピン/スワロー
フィン設定
適した波質/コンディション 中〜大波

「Dart」は、中〜大波向けに設計されたBing Surfboardsのステップアップモデルです。ダーツのようなアウトラインと、ステップアップとしての速さと正確さからモデル名が付けられました。

ボトムはシングルからダブルへ抜けるコンケーブで、テールはラウンドピンとスワローが用意されます。サイズのある波でもパドルの軽さと早い波のキャッチを保つという、Matt Calvaniのショートボード設計に共通する狙いが反映されています。

小波での軽快さはフィッシュ系に譲る性格で、狙いどころはサイズが出た日です。普段はフィッシュに乗るサーファーが、波が上がった日用に足すサーフボードとしておすすめします。

Jet Fish

Jet Fishの製品画像

項目 内容
モデル名 Jet Fish
タイプ/系統 ステップアップフィッシュ
テール形状 ナロースワロー
フィン設定 カスタム(レイク強め)
適した波質/コンディション 幅広い波サイズに対応

「Jet Fish」は、Bing Surfboardsが6’2″〜7’6″のレンジで展開するステップアップフィッシュです。ステップアップショートボードからミッドレンジまでをカバーする位置づけで、フィッシュの走りを長めのレンジへ持ち込んでいます。

ロッカーはSlalomに近いミッドレンジロッカーをベースに、ノーズへリフトを足した設定です。ダブルコンケーブとVeeのボトム、ナロースワローテール、レイクを強めたフィンで、走りとホールドを両立させています。

幅広い波サイズに対応する反面、ショートボードのような細かい切り返しは得意ではありません。フィッシュの速さを残しつつサイズのある波にも持ち込みたいサーファーにおすすめのモデルです。

Lotus

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項目 内容
モデル名 Lotus
タイプ/系統 レトロシングルフィン/ミニガン
テール形状 プルドインピン
フィン設定 シングル
適した波質/コンディション 小波〜中規模

「Lotus」は、BingとDick Brewerが60年代後半に共同設計したシングルフィンショートボードと第一世代ミニガンを、Matt Calvaniが再設計したBing Surfboardsのモデルです。レトロなシングルフィンとミニガンの性格を併せ持ちます。

ワイドでフラットなノーズとディスプレイスメントハルのエントリー、厚みを持たせた絞り込みのピンテール、ダブルコンケーブという構成です。シングルボックスにフィンを1本差す仕様で、レールを入れたときに長く伸びるラインを描けます。

小波〜中規模の波が主戦場で、テールを蹴ってボードを返すような乗り方には向きません。フィッシュのグライドとシングルフィンのターンを両取りしたいサーファーにおすすめします。

フィッシュ・オルタナティブ|小波を走らせるショートボード

腰〜胸サイズの日常的なコンディションを走らせるための、フィッシュ系とミニシモンズ系を集めたBing Surfboardsのカテゴリーです。クアッド、ツイン、キール、シングルとフィンセットアップの違いが乗り味へ直結するため、比較表ではフィン設定を見比べると選び分けが早くなります。各モデルの詳細は比較表のあとに続きます。

スクロールできます
モデル名 タイプ/系統 テール形状 フィン設定 ボトム/レール形状 適した波質/コンディション
Dharma モダンレトロフィッシュ バットテール クアッド フラットノーズロッカー クリーンな波・チューブ
Dharma 2.0 モダンレトロフィッシュ(進化版) より大きく掘れた波にも対応
Swee Pea フィッシュ系オルタナティブ ワイドラウンド シングルディープコンケーブ 小波〜頭サイズ以上
Sunfish キールフィッシュ キール(Sea Shepherd等) パワーのある波にも対応
Twin Fin Fish ツインフィンフィッシュ ツイン(キール) あらゆるサイズの波
Quad Fish クアッドフィッシュ クアッド標準
Puck ミニシモンズ系オルタナティブ アークテール クアッド ロールエントリー→Vee モッシュな小波
Puck 2.0 ミニシモンズ系オルタナティブ(進化版) リバースアーク ノーズロッカーをフラット化 掘れたコンディションにも対応
Speed Square ショートツインフィン スモールツインキール ストレートコンケーブ

Dharma

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項目 内容
モデル名 Dharma
タイプ/系統 モダンレトロフィッシュ
テール形状 バットテール
フィン設定 クアッド
適した波質/コンディション クリーンな波・チューブ

「Dharma」は、モダンサーフィンとレトロフィッシュの乗り味をブレンドしたBing Surfboardsの人気オルタナティブです。国内でも取扱店が複数あり、ブランドの中では比較的入手しやすいモデルにあたります。

フラットなノーズロッカーで走り出しの速さを確保し、ベベルドレールとコンケーブデッキが足元の収まりを良くする構成です。テールは複数のピボットポイントを持つバットテールで、クアッドフィンと組み合わせることでターンの支点を選べます。

クリーンな波やチューブになるセクションで持ち味が出ます。前足で走らせながら後ろ足でターンも入れたいサーファーにおすすめのサーフボードです。

Dharma 2.0

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項目 内容
モデル名 Dharma 2.0
タイプ/系統 モダンレトロフィッシュ(進化版)
テール形状
フィン設定
適した波質/コンディション より大きく掘れた波にも対応

「Dharma 2.0」は、オリジナルDharmaからノーズとテールのボリュームを落としたBing Surfboardsの進化版です。グライドとパドルの速さは残したまま、対応できる波の幅を広げています。

ボリュームを削ったことで、波のサイズが上がって掘れ、スピードが増した状況でもボードが浮きすぎません。オリジナルDharmaでは持て余していたコンディションまで、同じ乗り味のまま持ち込めます。

反面、膝腰の力のない波での浮力はオリジナルDharmaに一歩譲る形です。Dharmaを乗り込んだうえで、もう少しサイズのある波にも対応させたいサーファーにおすすめします。

Swee Pea

Swee Peaの製品画像

項目 内容
モデル名 Swee Pea
タイプ/系統 フィッシュ系オルタナティブ
テール形状 ワイドラウンド
フィン設定
適した波質/コンディション 小波〜頭サイズ以上

「Swee Pea」は、Dharmaを1シーズン乗り込んだMatt Calvaniが発展させたBing Surfboardsのフィッシュ系オルタナティブです。ワイドポイントをやや後方へ移し、ノーズとテールを絞り込んでいます。

ボトムのカーブを増やしたうえで、ワイドなラウンドテールへ深いシングルコンケーブを入れた構成です。フィッシュらしい走りを保ちながら、トップからボトムまで波の面を使い切る動きに対応します。

小波〜頭サイズ以上まで守備範囲が広く、1本で通えるオルタナティブを探している人に向きます。Dharmaより攻めた乗り方をしたいサーファーにおすすめのサーフボードです。

Sunfish

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項目 内容
モデル名 Sunfish
タイプ/系統 キールフィッシュ
テール形状
フィン設定 キール(Sea Shepherd等)
適した波質/コンディション パワーのある波にも対応

「Sunfish」は、キールフィンのテンプレートを先に決めてから形を起こすという、通常と逆の手順で生まれたBing Surfboardsのキールフィッシュです。フィンありきで設計されているため、キール特有の伸びる走りを引き出しやすくなっています。

大きなキールフィンにかかる負荷をアウトラインとレールへ分散させるため、形状を細かく詰めた経緯を持つモデルです。キールフィンと組み合わせると、レールを入れたまま伸びていく独特の走りが得られます。

パワーのある波にも対応するため、小波専用のフィッシュとは使い方が変わります。腰まわりの小波を軸にしつつ、サイズが出た日も同じサーフボードで入りたい人におすすめです。

Twin Fin Fish

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項目 内容
モデル名 Twin Fin Fish
タイプ/系統 ツインフィンフィッシュ
テール形状
フィン設定 ツイン(キール)
適した波質/コンディション あらゆるサイズの波

「Twin Fin Fish」は、Concave Keelの前身にあたるBing Surfboardsのツインフィンフィッシュです。1970年代のキールアウトラインを持ち、レトロフィッシュの基本形を現行ラインで押さえたモデルになります。

プロからアマチュアまでのショートボードを削ってきたMatt Calvaniが、グライドと操作性、直線的な速さを1本にまとめました。ツインのキールフィンがレールをホールドするため、テールを滑らせずに面を走り続けられます。

あらゆるサイズの波に対応するとされる一方、細かいトップターンの連続はクアッド系に譲ります。オーソドックスなレトロフィッシュの乗り味を現行ラインから選びたいサーファーにおすすめのサーフボードです。

Quad Fish

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項目 内容
モデル名 Quad Fish
タイプ/系統 クアッドフィッシュ
テール形状
フィン設定 クアッド標準
適した波質/コンディション

「Quad Fish」は、ダウンザラインの速さを重視して設計されたBing Surfboardsのクアッドフィンフィッシュです。カーブの多いQ4に対して、より直線的なアウトラインでまとめられています。

狙いは、ツインフィン並みの速さと標準的なクアッドが持つホールド性の両立です。フィンボックスはFusion、Futures、FCS IIから選べるため、手持ちのフィンに合わせて発注できます。

波の面を長くつないで走る乗り方に向き、テールを大きく振る動きは得意ではありません。ラインを引いて速さを稼ぐサーフィンが好きな人におすすめのBing Surfboardsのサーフボードです。

Puck

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項目 内容
モデル名 Puck
タイプ/系統 ミニシモンズ系オルタナティブ
テール形状 アークテール
フィン設定 クアッド
適した波質/コンディション モッシュな小波

「Puck」は、キールフィッシュのバックサイドでの弱点を埋めるためにBing Surfboardsがミニシモンズ系の設計から発展させたモデルです。短くワイドなアウトラインで、小波の少ないパワーを推進力へ変えます。

同系のアウトラインとデッキ/ボトムのコンター、薄く仕上げたアークテールにクアッドフィンを組み合わせた構成です。ロールエントリーからVへ抜けるボトムが、モッシュに崩れる小波でもボードを前へ進ませます。

サイズが出て面が張る日には長さが足りず、走りが物足りなくなります。膝腰の小波で短いサーフボードを機敏に動かしたいサーファーにおすすめです。

Puck 2.0

Puck 2.0の製品画像

項目 内容
モデル名 Puck 2.0
タイプ/系統 ミニシモンズ系オルタナティブ(進化版)
テール形状 リバースアーク
フィン設定
適した波質/コンディション 掘れたコンディションにも対応

「Puck 2.0」は、オリジナルPuckより細く薄く仕上げたBing Surfboardsのミニシモンズ系オルタナティブの2世代目です。テールはアークを反転させたリバースアークへ変わっています。

かさばりが減ったことでレールtoレールの反応が上がり、パラレルに近いレールが速さと掘れた波でのホールド性を支える構成です。ノーズロッカーもフラット寄りに変更され、走り出しの速さは保たれています。

浮力が落ちたぶん、パドルの軽さはオリジナルPuckに譲ります。Puckの乗り味をより攻めた方向へ振りたい経験者におすすめのBing Surfboardsのサーフボードです。

Speed Square

Speed Squareの製品画像

項目 内容
モデル名 Speed Square
タイプ/系統 ショートツインフィン
テール形状
フィン設定 スモールツインキール
適した波質/コンディション

「Speed Square」は、チームライダーのChris Del Moroが子どもの頃に乗ったブギーボードMach-77の記憶から着想し、Matt Calvaniと形にしたBing Surfboardsのショートツインフィンです。

短い全長を補うためノーズにベリーを入れ、ベリーからハードエッジへ素早く切り替える構成を取っています。ボトムはストレートなコンケーブで、スモールツインキールと合わせると全長の短さの割に走りが伸びます。

極端に短いぶん、テイクオフの位置取りや波の見極めがそのまま結果へ出る性格です。国内の小さい波でとにかく短いサーフボードを試したいサーファーにおすすめのモデルです。

まとめ

この記事では、Bing Surfboardsの成り立ちと設計思想を解説し、国内の取扱店で流通が確認できた現行のサーフボードをカテゴリー別に比較しました。1959年創業のカリフォルニアのブランドで、ハンドシェイプによる少量生産と「performance made easy」という設計思想が全モデルの土台になっています。

選ぶときは、狙う波と乗り方を先に決めるのが近道です。ノーズライドを軸にするならContinentalやElevator、Beacon、1本で守備範囲を広げたいならSlalomやPigformer、Raven、日常の小波を走らせたいならDharmaやSwee Pea、Puckが入口になります。

日本には単独の総輸入代理店がなく、取扱ショップ経由のオーダーが基本です。乗りたいモデルとサイズの見当をつけてから相談すると話が早く進みますので、気になるモデルを絞り込んだうえでショップへ問い合わせてみてください。Bing Surfboardsのサーフボード選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからサーフィンに親しみ、これまで複数ブランドのボードを実際に購入し、波のコンディションごとに乗り比べてきました。各モデルの形状や浮力、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サーフセレクト』を運営しています。

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