【Album Surfboards】全20モデルを比較|おすすめサーフボードはどれ?

  • Album Surfboardsが気になっているが、モデルが多すぎてどれを選べばいいかわからない
  • ツインフィンやアシンメトリーなど、聞き慣れない形状の違いが理解できない
  • 自分のレベルと乗りたい波に合うモデルを知りたい

「Album Surfboards」は2001年創業のサーフボード製造を主力とするアメリカのインディペンデントブランドで、オルタナティブな形状を求めるサーファーに支持されるカリフォルニア発のサーフボードブランドです。シェイパーのMatt Parkerが自ら海で試し続ける開発姿勢と、スピードと流れを両立させた乗り味に定評があります

サーフボードは自分のレベルや通う海のコンディションに合わないモデルを選んでしまうと、テイクオフの本数や上達のペースにも影響します。1本を長く使い込むためにも、サーフボードは各モデルの形状や性能の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、Album Surfboardsの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のサーフボードを全モデル比較します。波質やレベル別のおすすめモデルも紹介しますので、Album Surfboardsのサーフボードが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

Album Surfboardsとはオルタナティブに特化したサーフボードブランド

Album Surfboardsは、カリフォルニア州San Clementeを拠点に、オルタナティブ領域を主戦場とするサーフボードブランドです。スピードと流れ、そして乗りやすさという3つの軸を設計思想に据えています。

既存カテゴリーの延長線上ではなく、実際に海で機能する形状を試し続ける姿勢が、アシンメトリーやツインフィンといったモデル群につながっています。ショートボードとロングボードの中間領域に選択肢を厚く用意しているのが、ラインナップ全体の特徴です。

日本国内でも正規取扱店を通じて購入できますが、店頭在庫は入荷したぶんが中心になります。全モデルが常時並ぶわけではないため、カスタムオーダーを前提に考えておくと選びやすくなります

Album Surfboardsのブランドコンセプト

Album Surfboardsは「design-forward(デザイン起点)」を掲げ、机上の理屈よりも海で実際に機能するかどうかを判断基準に置くブランドです。プロトタイプを削っては乗り、手応えのあった形状だけをラインナップへ残す進め方をとっています。

目指しているのは、サーフィンの楽しさと上達を後押しする形状です。ツインフィンやアシンメトリーのように、当時まだ主流ではなかった構成へ早くから取り組んできた背景もここにあります。

同じ考え方は、サーフボード以外のアパレルやトラベルギアにも一貫して適用されているのが特徴です。ブランド全体の方向性が明確なため、どのモデルを選んでも走りの性格に共通するものがあり、乗り換えの見当をつけやすくなります

Album Surfboardsの歴史・創業背景

Album Surfboardsは、シェイパーのMatt Parkerが2001年に立ち上げたサーフボードブランドです。カリフォルニア州San Clementeにショールームを兼ねた本社を構え、Oceansideに製造拠点を置いています。

創業当初は南カリフォルニアのローカルサーファー向けに削るインディペンデントな工房でしたが、独自の形状が支持を集め、アメリカ東海岸やオーストラリアへも販路を広げました。オーストラリア向けには現地専用サイトを運営しています。

20年以上シェイプを続けてきた蓄積が、現行の幅広いラインナップにつながっています。同じブランドのなかで4’10″のフィッシュから11’0″のグライダーまで選べるのは、長く手を動かしてきたサーフボードブランドならではです。

Album Surfboardsの特徴・強み

Album Surfboardsの強みは、実走テストからモデルを起こす開発体制です。Asher PaceyやBrenden Margieson、Victor Bernardo、Clay Marzo、Jack Freestoneといったライダーと組み、現場のフィードバックを形状へ反映しています。

結果として、「Bom Dia」と「D’Boa」はVictor Bernardo、「ProtoAtypical」と「The End」はJack Freestoneとの共同開発というように、ライダー名と結びついたサーフボードが生まれています。カタログ上の理屈だけで組み立てられたモデルが少ない点は、乗り味を判断するうえでの安心材料です

乗り手の課題から出発しているぶん、各モデルの狙いがはっきりしています。どんな波でどう乗りたいかが決まっていれば、対応するモデルを見つけやすいのがAlbum Surfboardsを選ぶ利点です

Album Surfboardsの日本での買い方と注意点

Album Surfboardsのサーフボードは、日本国内でも正規取扱店を通じて購入できます。ただし店頭在庫は入荷したぶんが中心で、全モデルが常時並ぶわけではありません

実際の流れは、乗りたい波とレベル、現在使っているボードのサイズとボリュームを取扱店へ伝え、カスタムオーダーする形が基本です。国内の正規取扱店は公式サイト掲載モデルであれば取り寄せに対応すると明記しており、在庫のないモデルでも注文自体は可能です

納期はオーダー内容や時期によって変わるため、シーズンに間に合わせたい場合は早めに相談しておきます。店頭在庫から選ぶ場合も、レングスよりボリュームが自分に合っているかどうかの確認が優先です

Album Surfboardsの機能とテクノロジー

ここではAlbum Surfboardsのサーフボードに使われている設計要素を、モデル選びに直結するものへ絞って解説します。形状の呼び名がわかっていれば、後半の全モデル比較を読み解くのも簡単です。

Album Surfboardsのモデル名は独特ですが、ボトム形状とフィン構成、レールの3点を押さえれば性格の違いは整理できます。Exo Flexのような構造の選択肢も、サーフボードの乗り味を左右する要素として押さえておきたいところです。

Album Surfboardsのサーフボードに採用されている主な設計・テクノロジーは以下の5つです。

  • アシンメトリーデザイン
  • ダブルバレルコンケーブ
  • ローエイペックスレールとビークノーズ
  • Exo Flex
  • カスタムオーダープログラム

アシンメトリーデザイン

アシンメトリーデザインは、左右非対称のテール形状とフィン配置により、フロントサイドとバックサイドそれぞれへ最適な性能を持たせる設計です。サーフィンは進行方向によって体の使い方が変わるため、ボードが左右対称である必然性はないという発想から生まれています。

Album Surfboardsは10年以上この領域を研究しており、「Disorder」が集大成にあたります。トゥ側にはツイン、ヒール側にはクアッドを配し、ヒール側のレールラインを絞ることでバックサイドのホールドを確保する構成です

効果として、フロントサイドでは伸びるスピード、バックサイドでは踏ん張りの効くホールドが得られます。バックサイドのターンでテールが抜けてしまう感覚に悩んでいるサーファーほど、違いを感じ取りやすい設計です。

ダブルバレルコンケーブ

ダブルバレルコンケーブは、ボトム中央のシングルコンケーブから、フィン周辺で深い2本の樋状のコンケーブへつなぐボトム形状です。Album Surfboardsのサーフボードを語るうえで欠かせない中核技術になります

水を2本の溝へ絞り込むことで加速と揚力が生まれ、ターン中はレールへの食いつきを保ちます。「Plasmic」「Vesper」「Delma」「Twinzman」など、カテゴリーをまたいで横断的に採用されている形状です。

パワーのない波でもスピードが落ちにくいため、日本の平均的なコンディションと相性が良い設計です。厚みのあるボードにありがちな鈍さを抑え、ターンの返しを軽くする役割も担います。

ローエイペックスレールとビークノーズ

ローエイペックスレールは、デッキをフラットに保ったまま、レールの最も張り出す位置(エイペックス)を低く設定するレール形状です。厚みで浮力を稼ぎながら、レールを水中へ入れやすくする狙いがあります

セットで使われるビークノーズは、ノーズ側に厚みを残して前方の浮力を確保する形状です。Album Surfboardsはローエイペックスレールとビークノーズを組み合わせ、パドルの速さとテイクオフの早さにつなげています

浮力のあるサーフボードは楽に波を捕まえられる反面、レールが入らずターンが鈍くなりがちです。ローエイペックスレールとビークノーズの組み合わせは、鈍さを抑えたうえで浮力の利点だけを残します

Exo Flex

Exo Flexは、従来の木製ストリンガーに代えて、精密に設計されたリーフスプリング(板バネ)機構をEPSブランクへ組み込むAlbum Surfboardsの独自構造です。フォームの内部でボードのしなりをコントロールします

ターンで加えた荷重をエネルギーとして蓄え、レールから抜けるタイミングでドライブへ変換する挙動が特徴です。同時に衝撃を吸収するため、通常のサーフボードより折れにくく、へたりも抑えられます

「Insanity」「Twinsman」「Lightbender」「Warp Twin」「Veebee」「Bom Dia」など一部のモデルとサイズで選択でき、同じ形状でも走りの伸びが変わります。踏み込みの強いサーファーや、1本を長く使い込みたい人に向く構造です

カスタムオーダープログラム

カスタムオーダープログラムは、ストックサイズだけでなく、レングスとボリューム、テール形状、フィンセットアップを指定して発注できるAlbum Surfboardsの仕組みです。同じモデル名でも中身を自分仕様へ組み替えられます

「Disorder」や「Whale Shark」のように在庫が出にくいモデルも、カスタムオーダーなら注文が可能です。日本の正規取扱店も公式サイト掲載モデルであれば取り寄せに対応するため、国内から発注する現実的なルートになります。

体格と地元の波に合わせてボリュームを決められる点は、ストックのサーフボードにはない利点です。特に日本の小さくパワーの弱い波では、標準より数リットル多めに振るだけで乗れる本数が変わります

Album Surfboardsの全モデルの種類を比較

ここではAlbum Surfboardsの全モデルの種類と違いを解説します。現行ラインナップを5つのカテゴリーへ分け、グループごとの比較表とモデル詳細を順に紹介する構成です。

カテゴリーは、アシンメトリーモデル、パフォーマンスショートボード系、ツインフィン・ハイブリッド系、フィッシュ・イージーパドル系、ミッドレングス・ロングボード系という並びです。上のグループほどパフォーマンス志向が強く、下へ行くほど浮力と乗りやすさが増していきます

Album Surfboardsの全サーフボードを以下の5カテゴリーに分けて紹介します。

  • アシンメトリーモデル
  • パフォーマンスショートボード系
  • ツインフィン・ハイブリッド系
  • フィッシュ・イージーパドル系
  • ミッドレングス・ロングボード系

アシンメトリーモデル

左右非対称設計を核に据えた、Album Surfboardsで最も象徴的なグループです。フロントサイドとバックサイドで求められる性能は違うという前提から出発したサーフボードを、性能レンジの高い順に紹介します。比較表のあとに各モデルの詳細が続きます。

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 Exo Flex対応 対象レベル
Disorder ツイン+クアッド(非対称) シングル→フィン部でVee 中級者以上向け
Bom Dia アシンメトリー配置 対応 オルタナティブ入門向け
D’Boa アシンメトリー配置 シングル→ダブルバレル 小波のサブボード向け

Disorder

Disorderの製品画像

項目 内容
モデル名 Disorder
フィン構成 ツイン+クアッド(非対称)
ボトム形状 シングル→フィン部でVee
Exo Flex対応
対象レベル 中級者以上向け

「Disorder」は、Album Surfboardsが10年以上積み重ねてきたアシンメトリー研究の集大成に位置づけられるハイエンドモデルです。ツインフィンのスピードとクアッドのコントロール性を、1本のサーフボードへ同居させる狙いで設計されています

深いシングルコンケーブからフィン周辺でVeeへ移行するボトムが、レールtoレールの返しをなめらかにします。トゥ側にツイン、ヒール側にクアッドを配置し、ヒール側はレールラインを絞ることでバックサイドのホールドを確保する構成です。ストックは5’0″〜6’2″の7サイズ、ボリュームは21.1L〜38Lが用意されます。

サイズ選びの目安は、普段のショートボードより2〜5インチ短く、ボリュームは同等とされています。フロントサイドとバックサイドの差を埋めたい中級者以上、アシンメトリーを本格的に試したいサーファーにおすすめのサーフボードです

Bom Dia

Bom Diaの製品画像

項目 内容
モデル名 Bom Dia
フィン構成 アシンメトリー配置
ボトム形状
Exo Flex対応 対応
対象レベル オルタナティブ入門向け

「Bom Dia」は、Album SurfboardsのMatt ParkerとVictor Bernardoが共同開発した、オルタナティブ寄りのパフォーマンスボードです。自分の実力を出し切って乗ることを前提に、フロントサイドとバックサイドの双方を個別に最適化しています

オルタナティブ系のサーフボードは幅でスピードを稼ぐ設計が多いなか、「Bom Dia」は幅に頼らず加速し、テイクオフ直後からプレーニングに入ります。絞られたアウトラインとアシンメトリーテールにより、レールからレールへ瞬時に返せる軽さも持ち味です

ストックは5’6″〜6’0″で、5’8″と5’10″にはExo Flex仕様も選べます。極端な形状は避けたいが非対称の効果は体感したい人、パフォーマンス志向のままオルタナティブへ踏み込みたいサーファーにおすすめします

D’Boa

D'Boaの製品画像

項目 内容
モデル名 D’Boa
フィン構成 アシンメトリー配置
ボトム形状 シングル→ダブルバレル
Exo Flex対応
対象レベル 小波のサブボード向け

「D’Boa」は、Album SurfboardsとVictor Bernardoによる共同開発モデルで、「Bom Dia」のステップダウン(小さめの波向け)として設計されたサーフボードです。「Vesper」のコンセプトをアシンメトリー設計へ持ち込んでいます。

ミッドからテールにかけて、シングルコンケーブが深いダブルバレルコンケーブへ変化し、後ろ足の下で揚力とターン中のグリップを同時に生む設計です。ヒール側のトレーラーは足首とテールの支点に合わせ、トゥ側のフィンボックスはレール寄りへ配置しています。

ストックは5’2″〜6’2″の8サイズ、ボリュームは27.1L〜42Lです。普段の波がそこまでパワフルではないエリアや、「Bom Dia」を持っていて小波用の1本を探しているサーファーにおすすめのモデルです

パフォーマンスショートボード系

ショートボードの操作性を土台に、Album Surfboardsらしいスピード感を足したグループになります。日常的にショートボードへ乗っているサーファーが、乗り換えても違和感を抱きにくいサーフボードを紹介します。比較表で性格の違いを確認してから、各モデルの詳細へ進んでください。

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モデル名 フィン構成 ボトム形状 Exo Flex対応 対象レベル
ProtoAtypical シングル→ダブル→スパイラルVee 上級者向け
Warp Twin ツイン 対応 中上級者向け
Twinzman ツインザー ダブルバレル(ベスパー系) タイトなターン志向向け
VB Secret Menu スラスター(3フィン) 本気セッション向け

ProtoAtypical

ProtoAtypicalの製品画像

項目 内容
モデル名 ProtoAtypical
フィン構成
ボトム形状 シングル→ダブル→スパイラルVee
Exo Flex対応
対象レベル 上級者向け

「ProtoAtypical」は、Album SurfboardsのMatt ParkerとJack Freestoneが共同で手掛けた、シンメトリーとアシンメトリーの中間に位置するサーフボードです。パフォーマンス志向のエントリー/エグジットロッカーにより、バックハンドの反応とフォアハンドのドライブを両立させます

前足下の深いシングルコンケーブがフィン周りで浅いダブルへ移り、テールでVeeへ抜けるスパイラルVeeを採用しています。センターと胸下にヒドゥンフォームを仕込み、モダンなレールと組み合わせた構成です。ストックは5’6″〜6’4″の6サイズ、ボリュームは26L〜38Lです。

多めのエグジットロッカーが掘れたセクションへの食いつきを助けますパワーのある波でクリティカルに攻めたい上級者におすすめします

Warp Twin

Warp Twinの製品画像

項目 内容
モデル名 Warp Twin
フィン構成 ツイン
ボトム形状
Exo Flex対応 対応
対象レベル 中上級者向け

「Warp Twin」は、プロトタイプから生まれたAlbum Surfboardsのパフォーマンスツインで、ショートボードの確実性とツインフィンの軽快さを組み合わせたモデルです。ナローなアウトライン、フォイルの効いたレール、パフォーマンスロッカーが骨格です。

絞られたアウトラインがスピードとドライブを生み、深めのボトムコンターがテールの抜けすぎを抑えます。カリフォルニア州San Clementeでシェイプされ、公式の在庫展開は5’8″〜5’10”が中心、5’8″と5’10″にはExo Flex仕様も選べる構成です。

ツインフィンに乗りたいものの、テールが滑る感覚には慣れていないという人に向きます。ショートボード感覚のままツインを試したい中上級者にもおすすめできるサーフボードです

Twinzman

Twinzmanの製品画像

項目 内容
モデル名 Twinzman
フィン構成 ツインザー
ボトム形状 ダブルバレル(ベスパー系)
Exo Flex対応
対象レベル タイトなターン志向向け

「Twinzman」は、Album Surfboardsの「Twinsman」をベースに、ツインザー(ツインフィンの後方へ小型フィンを追加したセットアップ)とベスパーチャンネルを組み合わせたハイブリッドショートボードです。フラットな「Twinsman」のデッキにロッカーを足し、ショートボード寄りのフィーリングへ振っています。

前足下のシングルコンケーブがフィン周りで明確なダブルバレルコンケーブへ変化し、テールで緩やかなVeeへ抜けます。レールはモダンかつ薄く仕上げ、フォームを外周へ回した設計です。展開は5’2″〜6’4″、ボリュームは25L〜43Lです。

エントリーとエグジットのロッカーが増えているぶん、掘れた波でもテイクオフをコントロールしやすく仕上がっていますポケットでタイトなターンを刻みたいサーファーにおすすめのサーフボードです

VB Secret Menu

VB Secret Menuの製品画像

項目 内容
モデル名 VB Secret Menu
フィン構成 スラスター(3フィン)
ボトム形状
Exo Flex対応
対象レベル 本気セッション向け

「VB Secret Menu」は、Album Surfboardsが掲げるスピードと流れ、乗りやすさを、トラディショナルなハイパフォーマンススラスターの枠組みへ落とし込んだモデルです。オルタナティブ一辺倒ではないラインナップの幅を示すサーフボードになります。

追加のヒドゥンフォームと、ボトムおよびレールの微調整により、ブランドらしい速さを保ったままパフォーマンスを引き出しています。アウトラインはハイパフォーマンススラスターの系譜をそのまま踏襲した形です。

現行のストック展開は5’8″と5’9″にとどまり、狙って手に入れるならカスタムオーダーが前提になりますコンテストや本気のセッションで使う3フィンを探しつつ、Album Surfboardsのフィーリングも欲しいサーファーにおすすめです

ツインフィン・ハイブリッド系

ツインフィンの伸びやかなスピードと、モダンボードのコントロール性を掛け合わせたグループです。Album Surfboardsの主力として最も選ばれやすいサーフボードが揃っており、1本目にも選びやすい構成になっています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 Exo Flex対応 対象レベル
Insanity ツイン+トレーラー/クアッド 対応 初めての1本向け
Twinsman ツイン シングル→軽いダブル→Vee 対応 オールラウンド向け
Lightbender シングル→軽いダブル→Vee 対応 中上級者向け
Veebee ツイン シングル→ディープダブル(Vee) 対応 初中級者向け

Insanity

Insanityの製品画像

項目 内容
モデル名 Insanity
フィン構成 ツイン+トレーラー/クアッド
ボトム形状
Exo Flex対応 対応
対象レベル 初めての1本向け

「Insanity」は、Album Surfboardsのラインナップで最も汎用性が高いモダンボードとされるサーフボードです。1本でコンディションの幅をカバーしたいサーファーにとって、ブランド選びの基準となる存在です

低めのエントリーロッカー、胸下に仕込んだヒドゥンフォーム、レトロなビークノーズという乗りやすい要素へ、モダンなレールとボトムコンター、エグジットロッカーを重ねています。フィンはツイン+トレーラーとクアッドから選べ、テールは日常使いのスワローとステップアップ向けのラウンドピンを用意します

ストックは5’2″〜6’5″の11サイズ、ボリュームは23.3L〜42Lと幅広く、Exo Flex仕様も選択可能です。最初のAlbum Surfboardsとして選びたい人、小波からステップアップまで1本でこなしたい人におすすめします

Twinsman

Twinsmanの製品画像

項目 内容
モデル名 Twinsman
フィン構成 ツイン
ボトム形状 シングル→軽いダブル→Vee
Exo Flex対応 対応
対象レベル オールラウンド向け

「Twinsman」は、ツインフィンのスピードにショートボード級のパフォーマンスを持たせた、Album Surfboardsを代表するモデルのひとつです。ツインは縦に振れないという先入観を覆す設計になっています

胸下のリラックスしたロッカーと、シングルコンケーブからテールでスパイラルVeeへ抜けるボトムが、パドルの速さとドライブを同時に成立させます。標準的なパフォーマンスボードより速く漕げて立ち上がりも早く、トラディショナルなツインより縦方向のターンが入れやすいのが持ち味です

ストックは5’0″〜6’4″、ボリュームは23L〜43.9Lで、Exo Flex仕様も選べます。レールへ強く踏み込みたい人にも、ダウンザラインのスピードを味わいたい人にもおすすめできるサーフボードです

Lightbender

Lightbenderの製品画像

項目 内容
モデル名 Lightbender
フィン構成
ボトム形状 シングル→軽いダブル→Vee
Exo Flex対応 対応
対象レベル 中上級者向け

「Lightbender」は、パフォーマンスショートボードのボトムコンターと洗練されたレールを、フィッシュのスピード感と融合させたAlbum Surfboardsのデイリードライバーです。アウトラインを絞り、フラットで速いロッカーへピボット性とドライブのバランスを持たせています

胸下はフラット気味のロッカーで波を捕まえやすく、標準的なフィッシュよりエントリーとエグジットのロッカーを増やしています。そのため掘れたセクションでもホールドが効き、フィッシュの速さへアグレッシブなアプローチを足せるのが強みです

ストックは4’9″〜6’1″の8サイズ(23L〜40.8L)で、Exo Flex仕様も用意されます。フィッシュでは物足りないがショートボードほど波を選びたくない中上級者に、特におすすめのモデルです

Veebee

Veebeeの製品画像

項目 内容
モデル名 Veebee
フィン構成 ツイン
ボトム形状 シングル→ディープダブル(Vee)
Exo Flex対応 対応
対象レベル 初中級者向け

「Veebee」は、パフォーマンスフィッシュのロッカーを土台に、胸下をフラットへ保ちながらエントリーとエグジットへ控えめなカーブを与えたAlbum Surfboardsのモデルです。パドルインとターンの双方で、手軽にスピードが出ます

フォーム量が多く、フラットなデッキからビークノーズへつながる形状と低いエイペックスのレールにより、パドル力とレールの入れやすさを両立します。そのうえでモダンボード的なピボット性と反応も残しており、走るだけのボードにはなっていません。

公式の在庫展開は5’6″〜6’0″が中心で、5’8″と5’10″にはExo Flex仕様も選べます。浮力のあるサーフボードで楽に波を捕まえたい初中級者や、フィッシュの手軽さとモダンな操作感を同時に求める人におすすめです

フィッシュ・イージーパドル系

浮力とボトム形状でスピードを作り、力のない波でも走らせることを狙ったグループです。パワーの弱い日が多い日本の海に合わせやすいサーフボードが並びます。比較表で違いを確認してから、各モデルの詳細を読み進めてください。

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 Exo Flex対応 対象レベル
Delma シングル→深いダブルバレル サイズアップ対応向け
Vesper シングル→深いダブルバレル 初中級者向け
Plasmic アップライトツイン ディープダブルバレル 小波用向け
Sunstone クラシックキール標準 小波・レトロ志向向け

Delma

Delmaの製品画像

項目 内容
モデル名 Delma
フィン構成
ボトム形状 シングル→深いダブルバレル
Exo Flex対応
対象レベル サイズアップ対応向け

「Delma」は、Album Surfboardsの「Plasmic」が持つダブルバレルコンケーブを引き継ぎつつ、ノーズを絞り、ウイング付きラウンドテールとロッカー増で波のサイズアップへ対応させたサーフボードです。ラインナップのなかでも、加速の立ち上がりが速い部類のサーフボードです

シングルコンケーブから深いダブルバレルコンケーブへ移るボトムがスピードと揚力を生み、ビークノーズと低いエイペックスのレールがパドルを助けます。展開は6’3″〜7’6″で、ミッドレングス寄りの長さまでカバーする構成です。

小波用の1本では物足りない日が多いエリアで、サイズが出たときも同じ感覚で乗りたいサーファーにおすすめします

Vesper

Vesperの製品画像

項目 内容
モデル名 Vesper
フィン構成
ボトム形状 シングル→深いダブルバレル
Exo Flex対応
対象レベル 初中級者向け

「Vesper」は、Matt Parkerが手掛けたAlbum Surfboardsのサーフボードのなかでも、屈指の扱いやすさを持つモデルです。フォームを多めに配し、波を捕まえる易しさとスピードを前面に出しています。

ボトムはシングルコンケーブからミッド以降で深いダブルバレルコンケーブへ移行します。デッキはフラットで、ビークノーズと低いエイペックスのレールを組み合わせた構成です。ロッカーはストレッチフィッシュ系で、胸下はフラットに保ちながら、掘れた波に対応するためエントリーとエグジットを増やしています

サイズは6’0″〜7’2″(28.6L〜52L)、小さめの「Vesper Mini」は5’5″〜6’0″(28.6L〜36.2L)を用意します。本数を優先するならレングスのある「Vesper」を、短いボードから乗り換えるなら「Vesper Mini」を選ぶと違和感が出にくく、ミッドレングス的な安心感を求める初中級者におすすめです

Plasmic

Plasmicの製品画像

項目 内容
モデル名 Plasmic
フィン構成 アップライトツイン
ボトム形状 ディープダブルバレル
Exo Flex対応
対象レベル 小波用向け

「Plasmic」は、厚みのあるアウトラインへフィッシュ由来のエントリーを合わせ、短い全長にフォームを集めたAlbum Surfboardsの小波用サーフボードです。小さい波を楽しみ切るための、思い切った設計になっています

フラットなデッキと低いエイペックスのレールでパドルしやすく、深いダブルバレルコンケーブがスピードと揚力を生む構造です。テールにはダイヤモンドを採用し、後ろ足を下げてドライブをかけられるようにしています。

展開は4’10″〜6’2″(26.5L〜47L)で、アップライトツインで乗るのが基本です。普段のショートボードより3〜5L多めが選び方の目安とされパワーのない日を走り回りたいサーファーにおすすめします

Sunstone

Sunstoneの製品画像

項目 内容
モデル名 Sunstone
フィン構成 クラシックキール標準
ボトム形状
Exo Flex対応
対象レベル 小波・レトロ志向向け

「Sunstone」は、クラシックなフィッシュを最も純粋な形で表現した、南カリフォルニアへのオマージュというコンセプトを持つAlbum Surfboardsのサーフボードです。ラインナップのなかでは、最もトラディショナルな立ち位置になります。

伝統的なフィッシュのシルエットにモダンな微調整を加え、カービングでスピードを生みながらパドルとグライドの良さを保ちます。ストックは4’10″〜6’0″の8サイズ(24L〜42.5L)、幅は19.5″〜21.5″、厚みは2.2″〜2.75″です。

フィンはクラシックキールが標準で、モダンキールやアップライトを選ぶと走りの幅が広がります小さい波を軽やかに走らせたい人や、レトロフィッシュの乗り味をきちんと味わいたいサーファーにおすすめです

ミッドレングス・ロングボード系

長さによるグライドとパドル力を活かしつつ、Album Surfboardsらしい操作性を残したグループです。1本目にも、波が小さい日の増車にも選ばれるサーフボードが揃っています。比較表のあとに各モデルの詳細が続きます。

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 Exo Flex対応 対象レベル
Townsend オールコンディション向け
Moonstone 中上級者向け
Darkness ツイン 幅広いレベル向け
The End シングル→緩いダブル→Vee オールラウンド向け
Whale Shark 小波・グライド重視向け

Townsend

Townsendの製品画像

項目 内容
モデル名 Townsend
フィン構成
ボトム形状
Exo Flex対応
対象レベル オールコンディション向け

「Townsend」は、エッグ系ミッドレングスとステップアップを掛け合わせたAlbum Surfboardsのハイブリッドで、アシンメトリーテールによる効率の良さを備えたサーフボードです。幅広いコンディションで成立させることを狙っています。

アシンメトリーテールがフロントサイドとバックサイドの双方を最大化し、レールからレールへの移行を軽くする設計です。展開は6’4″〜7’4″の7サイズで、ボリュームは33.5L〜48Lまでをカバーします。

パドル力と安定感で小さくダラけた波に対応しつつ、パワーのある日にはパフォーマンス感も欲しいサーファーにおすすめできるモデルです

Moonstone

Moonstoneの製品画像

項目 内容
モデル名 Moonstone
フィン構成
ボトム形状
Exo Flex対応
対象レベル 中上級者向け

「Moonstone」は、ストレッチしたフィッシュのプラットフォームから生まれた、動きのあるAlbum Surfboardsのミッドレングスです。フィッシュのフィーリングを残しながら、絞ったアウトラインでホールド性を高めています

すぐにプレーニングへ入り、波のうねりをスピードへ変換するのが得意です。テールからのリリースが速く、まっすぐ伸びるだけでなく、しなやかに返す反応も見せます。展開は5’10″〜7’0″の8サイズ(30L〜47L)です。

小さい波でも成立しますが、本領は速くパワーのある波にありますミッドレングスで攻めた動きをしたい中上級者におすすめのサーフボードです

Darkness

Darknessの製品画像

項目 内容
モデル名 Darkness
フィン構成 ツイン
ボトム形状
Exo Flex対応
対象レベル 幅広いレベル向け

「Darkness」は、トラディショナルなミッドレングスのパドルとグライドへ、ツインフィンの軽快さを掛け合わせたAlbum Surfboardsのモデルです。波を捕まえる易しさとスピード、そして流れるようなライディングを狙っています

低いエイペックスのレールがボードの食いつきと操作性を高め、ターン中のホールドにつながります。展開は6’7″〜7’6″の8サイズ、幅は21″〜22.5″、厚みは2.68″〜2.88″です。

長めのサイズはパドル力を活かして小波に、短めのサイズは難しい波での操作性に振れます乗る波に合わせてサイズから決めたいサーファーにおすすめします

The End

The Endの製品画像

項目 内容
モデル名 The End
フィン構成
ボトム形状 シングル→緩いダブル→Vee
Exo Flex対応
対象レベル オールラウンド向け

「The End」は、Matt ParkerがJack Freestoneと共同で手掛けたAlbum Surfboardsのオールラウンドモデルです。楽な流れとグライドを持ちながら、パフォーマンス面の要求にも応えます

テールで強調されたVeeが後ろ足からのリリースを生み、ワイドなアウトラインと、ノーズからテールにかけてのすっきりしたフォイルを組み合わせています。レールへ乗せた動きも成立する設計です。展開は6’2″〜7’0″の6サイズで、ボリュームは36.2L〜50.3Lをカバーします。

スタイルを問わず1本で楽しみたい人、ミッドレングスでもターンを妥協したくないサーファーにおすすめのサーフボードです

Whale Shark

Whale Sharkの製品画像

項目 内容
モデル名 Whale Shark
フィン構成
ボトム形状
Exo Flex対応
対象レベル 小波・グライド重視向け

「Whale Shark」は、グライダーとログ、フィッシュの要素を併せ持つAlbum Surfboards最長のサーフボードです。ワイドポイントを大きく前へ置き、パドルした波はほぼ捕まえられる設計になっています

楽なグライドとトリムから流れるようなカットバックへつながり、スープの上でも走りが安定します。サーフィンを最もシンプルに味わうための1本という位置づけです。展開は9’6″×23″×3″〜11’0″×24″×4″の5サイズです。

長さがそのまま浮力になるモデルのため、小波でも本数を乗りたいなら10’を超えるサイズを、取り回しを重視するなら9’6″を選ぶと良いでしょうロングボードのグライドをAlbum Surfboardsの解釈で味わいたいサーファーにおすすめします

まとめ

この記事では、Album Surfboardsのブランドとしての成り立ちや独自テクノロジーを解説し、現行のサーフボードをアシンメトリー、パフォーマンスショートボード系、ツインフィン・ハイブリッド系、フィッシュ・イージーパドル系、ミッドレングス・ロングボード系の5カテゴリーで比較しました。

選ぶときの判断軸は、普段乗る波のサイズとパワー、現在のレベルに対して必要なボリューム、フロントサイドとバックサイドのどちらに課題があるかの3点です迷ったらまず「Insanity」か「Twinsman」、小波中心なら「Plasmic」や「Sunstone」、本数を優先するなら「Vesper」や「Darkness」が入口になります。バックサイドで抜けてしまう感覚を解消したいなら、アシンメトリーモデルを検討する価値があります。

日本国内では正規取扱店経由のカスタムオーダーが基本になるため、現在使っているボードのレングスとボリューム、乗りたい波を伝えて相談するのが近道です。Album Surfboardsのサーフボード選びの参考になれば嬉しいです。

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学生のころからサーフィンに親しみ、これまで複数ブランドのボードを実際に購入し、波のコンディションごとに乗り比べてきました。各モデルの形状や浮力、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サーフセレクト』を運営しています。

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