【RUSTY】サーフボード全31モデルを徹底比較|おすすめはどれ?

  • RUSTYのサーフボードは種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない
  • SDとSD RT REの違いがわからず、名前だけ見ても比較できない
  • オルタナやミッドレングスまで入れると、自分のレベルに合う1本が絞り込めない

「RUSTY」は1985年にアメリカ・サンディエゴで創業した、シェイパーのRusty Preisendorferが率いるサーフボードブランドです。コンペティションの現場で磨いた設計と、日常のコンディションでも走らせやすい実用性の両立に定評があります

サーフボードは自分のレベルや通う波に合わないモデルを選んでしまうと、テイクオフの本数やターンの決まりやすさ、上達のペースにも影響します。1本を長く乗り込むためにも、サーフボードは各モデルの形状や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、RUSTYの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のサーフボードを全モデル比較します。レベル別・波質別のおすすめモデルも紹介しますので、RUSTYのサーフボードが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

RUSTYとはハイパフォーマンスに定評のあるサーフボードブランド

RUSTYは、1985年にカリフォルニア州サンディエゴで生まれたサーフボードブランドです。掲げているのは「Innovation in Shaping Surfboards」で、創業から40年にわたってシェイプの更新を続けてきました。

WSLで戦う選手のシグネチャーモデルから、パドルに不安のある人でも波数を稼げるビッグボードまで、RUSTYのサーフボードは対象レベルの幅が広く取られています。まずはブランドの成り立ちと現在のポジションを整理します。

RUSTYのブランドコンセプト

RUSTYが一貫して掲げているのは、シェイプによる革新です。コンテストのヒートで結果を出すための設計を突き詰めながら、腰から肩サイズの日常的な波でも走らせやすい形に落とし込む作り方を続けてきました。

サーフボードの世界では、コンペ用の尖った1本と、毎週末に乗る1本の性格は本来かなり違います。RUSTYは前者で得た知見を後者へ流し込む形でラインナップを組み立てており、ハイパフォーマンス系のSD RT REとオルタナティブ系のDwartが同じブランドの中に並ぶ理由もそこにあります。

サーフボード選びで迷ったとき、RUSTYなら「パフォーマンスを取りに行く方向」と「波数と楽しさを取りに行く方向」の両方から候補を選べる作りです。1本目でも買い替えでも、狙いを決めればカテゴリで絞り込める点は実用的なメリットです

RUSTYの歴史とシェイパー Rusty Preisendorfer

創業者のRusty Preisendorferは、55年にわたってサーフボードを削り続けてきました。1985年にRUSTYを立ち上げる以前から現場でボードを作り続けており、蓄積した経験がそのままモデル群の厚みにつながっています

RUSTYのラインナップで目を引くのは、系譜として語れるモデルの多さです。ミッドレングスのEggは1972年から続くエッグシェイプの流れを汲み、ハイパフォーマンスのBladeは1984年の名作の直系にあたります。オルタナティブのIlluminatiとSmoothieも、2001年に生まれたPiranhaを現代的に組み直したモデルです。

過去の形をそのまま復刻するのではなく、ノーズを絞る・ボトムを入れ替えるといった手を加えて現行スペックへ更新している点が、RUSTYのサーフボードの特徴です。古いモデル名が残っていても中身は現行設計だと理解しておくと、選ぶときに迷いません

RUSTYの特徴と評判

RUSTYのサーフボードは、ハイパフォーマンス志向とレンジの広さが同居しています。WSL選手Wade Carmichaelのシグネチャーモデルである「Keg」のようなコンペ由来のボードがある一方で、初心者が波数を稼ぐためのビッグボードやミッドレングスも現行カテゴリとして揃えています。

サイズ展開の細かさも支持されている理由です。同じモデルでも標準幅のStandard、厚みと幅を足したXTRA、薄く絞ったPro、キッズ向けのGromと系統が分かれており、体格やレベルに合わせて選び分けられます

購入前に知っておきたい点として、日本ではRUSTY JAPANの公式サイトが一時休止中で、国内の取扱サーフショップへのカスタムオーダーや、ECサイトでの在庫販売が入手経路の中心になっています。気になるモデルが決まったら、国内の取扱ショップにサイズとボリュームを相談する流れが現実的です。

RUSTYの機能とテクノロジー

RUSTYのサーフボードを比較するうえで、ボトム形状・構造・フィンシステムという3つの軸を押さえておくとモデル間の違いが読み取れます。カタログに並ぶ英語の設計用語も、意味がわかれば選ぶ材料になります。

ここで取り上げるのは、RUSTYの製品に採用されている独自テクノロジーと仕組みです。専門用語には補足を添えるので、サーフボードの構造に詳しくない人でも読み進められます。

RUSTYのサーフボードに採用されている代表的な機能・テクノロジーは、以下の5つです。

  • Rapid Entry(RE)コンケーブ
  • ストリンガーレスエポキシ構造|カーボン/アラミドレールテープ
  • Futuresフィンシステム|3フィンと5フィンの使い分け
  • DIY Board Builder|フルカスタムオーダー
  • Standard/XTRA/Pro/Gromの4系統ディメンション展開

Rapid Entry(RE)コンケーブ

Rapid Entryは、コンケーブ(ボード裏面に彫り込まれた凹み)の最も深い部分を、ボード中央ではなくノーズ寄りに配置したRUSTY独自の設計です。モデル名に「RE」が付くサーフボードには、Rapid Entryの考え方が反映されています。

通常のシングルコンケーブは中央付近が最も深く、水がボード下へ入るタイミングも中央からです。Rusty Preisendorferは「エントリー部分にコンケーブの最深部を置くことで、早い段階から水をボードの下に送り込み、より大きなリフトとスピード、ドライブを生む」と説明しています。

走り出しの速さが変わるため、パワーの少ない波でも立ち上がりが早くなる点がRapid Entryの利点です。RUSTYのサーフボードの中でも、テイクオフからトップターンまでの間を短くしたいサーファーには、Rapid Entryを備えたモデルが向きます。

ストリンガーレスエポキシ構造|カーボン/アラミドレールテープ

RUSTYが「So Fuunnn!」に採用しているのが、ストリンガー(ボード中央を縦に走る補強材)を持たないエポキシコアの構造です。一般的なPU/ポリエステル製のサーフボードとは、素材の組み合わせから異なります。

ストリンガーを抜いた分の強度は、レールに巻いたカーボン/アラミドのテープと、デッキ面のバイアックスファイバーグラスで確保しています。中央の芯で固めるのではなく外周で支える作りにしたことで、板をねじる方向にはしなり、前後方向には反発が残る組み合わせになりました

軽さとねじれ方向のしなり、スピードを同時に取りに行った構造です。レールを踏み込むとボードがしなり、荷重を抜いた瞬間に前へ押し出す力が出ます。RUSTYのサーフボードで軽さと走りを重視するなら、エポキシ構造のモデルが候補になります。

Futuresフィンシステム|3フィンと5フィンの使い分け

RUSTYのサーフボードでフィンボックスの主流になっているのはFuturesです。3フィン(スラスター)専用のモデルと、3フィンにも5フィンにも組み替えられるモデルがあり、フィン構成そのものが設計の一部として作り分けられています。

たとえば「SD RT RE」は3フィンと5フィンの両方に対応し、「Dwart」は5フィンセットアップで波のサイズに応じてフィンを差し替えられます。ミッドレングスでは「Lowrider」がクアッド、「Express」がシングルとツインの2WAY、「Egg Not」が4フィンと2+1の選択式です。

フィンの本数が増えるほどホールドが強くなり、減るほどルーズに滑ります。RUSTYのサーフボードを選ぶときは、モデル名と同じくらいフィン構成を見ておくと、通う波に対して合うか合わないかの判断がつきます

DIY Board Builder|フルカスタムオーダー

RUSTYの公式サイトにあるDIY Board Builderは、オンラインでオーダー内容を組み立てられるツールです。ディメンション(長さ・幅・厚み)からコンストラクション、フィンプラグ、ロゴ配置、カラー、アートワークまで指定できる仕組みです。

身長や体重といったライダープロファイルを入力すると、推奨寸法とボリュームが提示されます。ボリューム計算ツールも別途用意されているため、既製サイズのどれが自分に合うのかを数値で確認してからオーダーへ進めます

日本から利用する場合は、国内の取扱サーフショップのオーダー窓口を通すのが現実的です。RUSTYのサーフボードは同じモデルでもサイズで性格が変わるため、迷ったらショップにボリュームの目安を相談したうえで発注すると失敗が減ります

Standard/XTRA/Pro/Gromの4系統ディメンション展開

RUSTYのサーフボードには、同じモデル名でも複数のディメンション系統が用意されているものがあります。標準幅のStandard、厚みと幅を増したXTRA、薄く絞ったPro、キッズ向けのGromという4系統です。

「SD」を例に取ると、StandardとPro、Gromの3系統があり、合計で4’6″〜6’10″というレンジをカバーします。「Keg」「Miso」「Dwart」などはStandardとXTRAの2系統で、体格のあるサーファーでも同じモデルのフィーリングを選べます

同じモデル名でも系統が違えばボリュームは大きく変わるため、モデル選びと系統選びは同じ重さで考えるべき要素です。RUSTYのサーフボードでは、まず狙う波でモデルを絞り、次に体格とレベルで系統を決める順番がわかりやすい進め方です。

RUSTYの全種類の違いを比較

ここではRUSTYの全モデルの種類と違いを解説します。米国公式サイトの現行コレクションに掲載されているモデルを、公式のカテゴリ区分に沿って6つのグループへ整理しました。

グループごとに比較表を置き、比較表の後に各モデルの詳細を順に紹介します。カテゴリで大まかな方向を決めてから、表でフィン構成とボトム形状を見比べる流れで読み進めると絞り込みやすくなります。

RUSTYのサーフボードを、以下の6つのシリーズ別に解説します。

  • ハイパフォーマンスシリーズ
  • ステップアップシリーズ
  • オルタナティブシリーズ
  • ミッドレングスシリーズ
  • ビッグボードシリーズ
  • ロングボードシリーズ

ハイパフォーマンスシリーズ

RUSTYのハイパフォーマンスシリーズは、パワーのある波でターンやエアーを決めに行くためのショートボード群です。デイリーユースの1本から上級者向けのコンペモデルまで含まれるため、狙う波のサイズとレベルで選び分けます

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 対象レベル 適した波
What? 3フィン(Futures) シングル〜ダブルコンケーブ 上級者 ショルダーハイ〜ヘッドオーバー
SD RT RE 3フィン/5フィン(Futures) Rapid Entryコンケーブ 中級者〜上級者 デイリー〜グッドコンディション
SD 3フィン(Futures) ディープシングル〜軽いV デイリーサーファー全般 オールラウンド
Keg 中級者〜上級者 ポイント/ビーチ/スラブ
Blade 3種から選択式 中級者〜上級者 幅広いコンディション
Underdog 3フィン(スラスター) ディープシングルコンケーブ 中級者〜上級者 2〜8フィートのパワー波

What?

What?の製品画像

項目 内容
モデル名 What?
カテゴリ ハイパフォーマンス
ボトム形状 シングル〜ダブルコンケーブ
フィン構成 3フィン(Futures)スラスター
対象レベル 上級者

「What?」は、ターン・エアー・チューブのすべてで最大限のパフォーマンスを狙うために設計された、RUSTYのハイパフォーマンスショートボードです。絞り込んだノーズとアグレッシブなロッカーという、コンペモデルらしい輪郭を持っています。

ボトムはシングルからダブルへ流れるコンケーブで、スピードとレールtoレールの返しの速さを両立させた構成です。フィンはFuturesの3フィンスラスターで、踏み込んだときのドライブがしっかり残ります

サイズは4’4″〜7’0″、ボリュームは14.4L〜50.3Lと幅広く、Standard/XTRA/Gromの系統が揃います。ショルダーハイからヘッドオーバーのパワーのある波で本領を発揮する設計のため、掘れた波で攻めたい上級者におすすめのサーフボードです

SD RT RE

SD RT REの製品画像

項目 内容
モデル名 SD RT RE
カテゴリ ハイパフォーマンス
ボトム形状 Rapid Entryコンケーブ
フィン構成 3フィン/5フィン(Futures)
対象レベル 中級者〜上級者

「SD RT RE」は、SDのラウンドテール版にRapid Entryコンケーブを組み合わせた、RUSTYのチーム内で最も人気の高いハイパフォーマンスモデルです。モデル名のRTがラウンドテール、REがRapid Entryを表します。

深いシングルコンケーブがリアフィンの下でゼロへ抜け、テールで控えめなVに移行する構造です。テールへ向かって加速する1本の連続したカーブを描きます。最深部をノーズ寄りに置いたことで走り出しが速く、ターンの弧はラウンドテールが滑らかにつなぐ設計です

フィンは3フィンと5フィンのどちらでも組める仕様で、ボックスにはFuturesを採用しています。サイズは5’8″〜6’4″、ボリュームは27.4L〜36.0Lという展開です。

普段乗っている腰から頭サイズの波でハイパフォーマンスな動きを増やしたい中級者以上に、RUSTYのサーフボードの中では最初に検討してほしいモデルです

SD

SDの製品画像

項目 内容
モデル名 SD
カテゴリ ハイパフォーマンス
ボトム形状 ディープシングル〜軽いV
フィン構成 3フィン(Futures)スラスター
対象レベル デイリーサーファー全般

「SD」は、2016年にYes Thanksを改良して生まれ、ここ5年でRUSTYの中で最も人気を集めたデザインとして定着しています。スカッシュテールを備えた、扱いやすさ寄りのハイパフォーマンスショートボードにあたります。

ボトムは深いシングルコンケーブがリアフィン下でゼロに抜け、テールで軽いVへ移行する構成です。コンケーブで得たスピードをVで逃がすため、レールの切り替えが重くならず、日常の波でも板が走ります

系統はStandard/Pro/Gromの3つで、4’6″〜6’10″をカバーします。ボリュームはStandardが27.3L〜47.7L、Proが23.3L〜46.1L、Gromが15.4L〜23.0Lという構成です。

キッズから大人まで同じ設計思想のボードを選べるので、RUSTYで最初のハイパフォーマンスショートボードを探しているデイリーサーファーにおすすめします

Keg

Kegの製品画像

項目 内容
モデル名 Keg
カテゴリ ハイパフォーマンス
ボトム形状
フィン構成
対象レベル 中級者〜上級者

「Keg」は、Rusty PreisendorferとWSL選手のWade Carmichaelが共同開発したシグネチャーモデルです。Carmichaelがワールドツアーで乗るプロモデルとして作られました。

公式が掲げるのは「ポイントブレイク、ビーチブレイク、パンチーなスラブ、そのあいだのすべて」という守備範囲です。世界各地のコンディションを想定した設計のため、転戦するサーファーが1本で対応できるバランスに振られています

サイズは5’4″〜7’0″、ボリュームは23.5L〜51.5L、幅は18.50″〜21.50″、厚みは2.19″〜3.08″と、StandardとXTRAの2系統でレンジが取られています。体格のあるサーファーがハイパフォーマンス系を選ぶときの候補になる点は、RUSTYのラインナップの中でも貴重です

パワフルな波で押し負けない板を探している中級者以上に、Kegはおすすめできるサーフボードです

Blade

Bladeの製品画像

項目 内容
モデル名 Blade
カテゴリ ハイパフォーマンス
ボトム形状 3種から選択式
フィン構成
対象レベル 中級者〜上級者

「Blade」は、1984年の名作の直系にあたるRUSTYのハイパフォーマンスモデルとして知られます。ノーズを絞ってビークを取り除き、ライダーからのフィードバックをもとにボトムを現代化した進化版として現行ラインナップに並んでいます。

最大の特徴はボトムを3種類から選べる点です。穏やかなシングルからダブルへ流れるコンケーブ、4本のディープチャンネルを刻んだ仕様、モダンなディープシングルコンケーブという3択で、同じアウトラインのまま走りの性格を変えられます

サイズは5’0″〜6’6″、ボリュームは19.8L〜37.8Lで、チャンネル仕様は6’5″までの展開です。公式は「異なるボトムを試したサーファーはほぼ全員が気に入っている」と記しています。

乗り味を自分で作り込みたい中級者以上のサーファーには、選択肢の多さがそのまま価値になるサーフボードです

Underdog

Underdogの製品画像

項目 内容
モデル名 Underdog
カテゴリ ハイパフォーマンス
ボトム形状 ディープシングルコンケーブ
フィン構成 スラスター(3フィン)
対象レベル 中級者〜上級者

「Underdog」は、シェイパーのPedro BattaglinがRUSTYで手がけた、タイトなターンとパワームーブに焦点を当てたショートボードです。

ディープシングルコンケーブと、ノーズ・テールともにアグレッシブなロッカーの組み合わせが設計の核になっています。ロッカーが強い分だけ掘れた面でも刺さりにくく、スラスターセットアップがドライブと踏ん張りを支えます

守備範囲は2〜8フィートのパワーのある波で、サイズは5’5″〜6’6″、ボリュームは21.5L〜38.5Lという展開です。StandardとXTRAの2系統が用意されています。

小さく鋭いターンを刻みたい中級者以上のサーファーにおすすめのモデルで、RUSTYのハイパフォーマンス系の中では動きの軽さが際立ちます

ステップアップシリーズ

RUSTYのステップアップシリーズは、普段のショートボードでは押さえきれないサイズの波に向けたサーフボード群です。パドル力を確保しつつ、掘れた面でレールを入れ続けられる形状に振られています

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 対象レベル 適した波
Blackbird 5フィン(Futures) シングル〜ダブルコンケーブ 上級者 ビッグウェーブ/強いカレント
Slayer 2 ライトダブルバレルV 中級者〜上級者 パワーのある大きめの波/チューブ
Slayer シングルコンケーブ 中級者〜上級者 掘れた大きめの波
New Traveler 3フィン(Futures) ライトシングル〜ダブルコンケーブ 中級者〜上級者 ヘッドハイ〜ダブルオーバーヘッド

Blackbird

Blackbirdの製品画像

項目 内容
モデル名 Blackbird
カテゴリ ステップアップ
ボトム形状 シングル〜ダブルコンケーブ
フィン構成 5フィン(Futures)
対象レベル 上級者

「Blackbird」は、偵察機SR-71から着想を得た、素早く距離を稼ぐことを狙ったRUSTYのステップアップです。ボリュームを前寄りに集めたエリアフォワードのアウトラインを持ちます。

低いエントリーロッカーがパドルスピードを支え、軽いシングルからダブルへ流れるコンケーブとラウンドピンテールが、大きな面でクリーンなラインを引きます。フィンはFuturesの5フィンボックスで、波のサイズに応じてホールドを調整できる構成です

サイズは6’0″〜8’0″、ボリュームは29.6L〜56.0Lと、ステップアップとしてはかなり広いレンジをカバーします。

カレントの強いアウターや、年に数回のビッグデーを狙う上級者におすすめのサーフボードです。普段の腰肩サイズでは持て余すため、明確にサイズ用として1本持つ使い方が合います

Slayer 2

Slayer 2の製品画像

項目 内容
モデル名 Slayer 2
カテゴリ ステップアップ
ボトム形状 ライトダブルバレルV
フィン構成
対象レベル 中級者〜上級者

「Slayer 2」は、10年続いた初代Slayerの系譜を現代化したモダンステップアップです。RUSTYはワイドポイントを後方へ引き、ロッカーを増やし、ボトムを初代のシングルコンケーブからライトダブルバレルVへ変更しました。

ボトムをVへ振ったことで、トップとボトムのどちらでもレールの入れ替えが軽くなっています。ロッカーが増えた分、掘れたセクションでノーズが刺さりにくく、チューブの中でラインを保ちやすい設計です

サイズは5’6″〜6’6″、ボリュームは23.9L〜38.48Lという展開で、ステップアップとしては短めのレンジにまとまっています。

チューブやスラブを狙いつつ、大きい板特有の鈍さは避けたい中級者以上のサーファーにおすすめします

Slayer

Slayerの製品画像

項目 内容
モデル名 Slayer
カテゴリ ステップアップ
ボトム形状 シングルコンケーブ
フィン構成
対象レベル 中級者〜上級者

「Slayer」は、Slayer 2のベースとなったRUSTYの初代ステップアップです。ステップアップとして設計しながら前側を4インチ切り詰め、ワイドポイントを中心の2インチ後方から2インチ前方へ移した点が出発点になっています。

ワイドポイントを前へ出したことでレールラインが長くなり、タイトなポケットの中でもコントロールが効きます。ボトムはシングルコンケーブで、直線的に伸びるドライブが持ち味です。Slayer 2がルーズさを取りに行ったのに対し、初代は走りの安定感が残ります

サイズは5’6″〜7’0″、ボリュームは24.4L〜46.2Lと、Slayer 2より長いレンジまで用意されています。

掘れた大きめの波でテイクオフの速さと直線的な伸びを重視するサーファーには、RUSTYのステップアップの中でも初代Slayerがおすすめです

New Traveler

New Travelerの製品画像

項目 内容
モデル名 New Traveler
カテゴリ ステップアップ
ボトム形状 ライトシングル〜ダブルコンケーブ
フィン構成 3フィン(Futures)
対象レベル 中級者〜上級者

「New Traveler」は、トリップ先のサイズのある波に1本で対応することを想定したRUSTYのステップアップです。初代TravelerとBlackbirdの中間にあたる位置づけで、ノーズを絞ったナイフィーなアウトラインを持ちます。

初代との違いは、増やしたロッカーと薄く削り込んだレール、中心のわずか後方へ置いたワイドポイントです。ボトムは軽いシングルからダブルコンケーブへ流れ、テール末端の数インチだけ緩いラウンドVに抜ける構成で、レールtoレールの切り替えとターンの滑らかさを支えます

フィンはFuturesの3フィン、サイズは5’8″〜7’4″、ボリュームは24.0L〜48.5Lという展開です。ヘッドハイからダブルオーバーヘッドのビーチブレイクやスティープなリーフが想定コンディションになっています。

Blackbirdほどのビッグウェーブ専用ではなく、掘れた波を旅先で数本こなしたい中級者以上のサーファーにおすすめのサーフボードです

オルタナティブシリーズ

RUSTYのオルタナティブシリーズは、フィッシュ系とツイン系を中心に、日常のコンディションでスピードと遊びを取りに行くカテゴリです。初心者が波数を稼ぐ用途から、上級者のクイバーの1本まで守備範囲が広く取られています

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 対象レベル 適した波
So Fuunnn! 初心者〜上級者 デイリーコンディション
Illuminati 3フィン/4フィン シングル〜ダブルバレルコンケーブ 中級者〜上級者 頭サイズ/フラット対応
421 Fish 4フィン(クアッド) 初心者〜上級者 腰高〜頭以上
The Deuce 2フィン(ツイン) ラピッドエントリーシングルコンケーブ 初心者〜プロ 腰〜オーバーヘッド
Not So Moby Fish 初心者〜上級者 幅広いコンディション
419 Fish 軽いコンベックス〜シングル〜V 初心者〜上級者 ヒザ〜ヘッドオーバー
Miso コンベックス〜モデレートシングル〜V 初心者〜上級者 ヒザ〜ヘッドオーバー
Dwart 5フィン 軽いシングル〜ダブルコンケーブ 初心者〜上級者 小波〜大きめの波
Twin Fin 2フィン(ツイン) シャローシングル〜ダブルV 中級者〜上級者 小波〜サイズのある波
Smoothie シャローシングル〜ダブルバレルV 中級者〜上級者 幅広いコンディション

So Fuunnn!

So Fuunnn!の製品画像

項目 内容
モデル名 So Fuunnn!
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状
フィン構成
対象レベル 初心者〜上級者

「So Fuunnn!」は、2025年にリリースされた、楽しさとパフォーマンスの間を埋めることを狙ったRUSTYの新設計です。オルタナティブカテゴリの中では最も新しいモデルにあたります。

構造がほかのRUSTYのサーフボードと大きく異なり、ストリンガーレスのエポキシコアにカーボン/アラミドのレールテープとバイアックスファイバーグラスのデッキを組み合わせています。軽さとねじれ方向のしなり、スピードを同時に取りに行った作りです

形状面ではフラットなデッキとビークノーズ、胸の下あたりに厚みを集めた配分で、パドルから立ち上がりまでが軽くなっています。サイズは5’6″〜6’8″の16サイズ、ボリュームは31.00L〜48.00Lという展開です。

公式は多めのボリュームで乗ることを推奨しており、波数を増やしたい初心者から、小波用の1本を足したい上級者までおすすめできるサーフボードです

Illuminati

Illuminatiの製品画像

項目 内容
モデル名 Illuminati
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 シングル〜ダブルバレルコンケーブ
フィン構成 3フィン/4フィン
対象レベル 中級者〜上級者

「Illuminati」は、2001年に生まれたPiranhaを2025年に組み直したRUSTYのオルタナティブモデルにあたります。ノーズとテールを広げ、グライド感を高める方向へアップデートされています。

ボトムはシングルからダブルバレルコンケーブへ流れる構成で、ノーズロッカーは初代Piranhaより控えめに抑えられました。ロッカーを寝かせた分だけフラットなセクションでもスケートするように走り、広いテールがスピードを支えます

フィンは3フィンでも4フィンでも機能する設計です。サイズは5’6″〜6’8″、ボリュームは29.3L〜46.9Lという展開になっています。

平凡な日常の波を走り切りながら、頭サイズのクオリティのある波にも持ち込みたい中級者以上のサーファーにおすすめします

421 Fish

421 Fishの製品画像

項目 内容
モデル名 421 Fish
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状
フィン構成 4フィン(クアッド)
対象レベル 初心者〜上級者

「421 Fish」は、RUSTYの人気モデル419 Fishから発展した、ハイパフォーマンス寄りのクアッドフィッシュです。同じフィッシュ系でも、419より縦の動きに振られています。

デッキをクラウン形状にし、ノーズを細く絞り、テールをラウンドダブテールにまとめた点が419 Fishとの違いです。ターンの弧が小さくなり、トップからボトムへ落とし込む動きが決まりやすくなりました。それでいてダウンザラインのスピードは落ちておらず、スケートボードのような予測しやすい感触が残ります

サイズは5’3″〜6’6″、ボリュームは26.6L〜43.6Lの展開です。腰高から頭以上まで対応し、ビーチブレイクからポイント、リーフ、スラブまで幅広くこなします。

フィッシュのスピード感を保ったまま、もう少し縦に動ける1本が欲しいサーファーにおすすめのRUSTYのサーフボードです

The Deuce

The Deuceの製品画像

項目 内容
モデル名 The Deuce
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 ラピッドエントリーシングルコンケーブ
フィン構成 2フィン(ツイン)
対象レベル 初心者〜プロ

「The Deuce」は、Rapid Entryのシングルコンケーブをツインフィンに組み合わせた、RUSTYのユーザーフレンドリーなハイパフォーマンスモデルです。

シングルコンケーブがフィンの間でフックしたVへ移り、レールの食いつきを高めます。フィンの後ろでVとイグジットロッカーが増えるため、小さな半径のターンでも板が抜けません。テールはシングルウイングのスワローで、鋭いターンでのピボットと噛み込みを担います。ワイドポイントを中心から1インチ後ろへ置き、回転の軸を作っている点も特徴です。

サイズは5’0″〜6’8″、ボリュームは21.1L〜40.1L。腰からオーバーヘッドまでが守備範囲で、Futuresのフィンボックスを備えます。

後ろ足で踏む人にも前足重心の人にも合うよう設計されており、小波用のパフォーマンスボードとしても、頭オーバーでのショートボードの代役としてもおすすめできます

Not So Moby Fish

Not So Moby Fishの製品画像

項目 内容
モデル名 Not So Moby Fish
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状
フィン構成
対象レベル 初心者〜上級者

「Not So Moby Fish」は、ビッグボードのMoby Fishを扱いやすいサイズへ落とし込んだRUSTYのオルタナティブモデルです。名前のとおり、Moby Fishほど大きくない位置づけになります。

テールを絞り込み、キックを強めることでテールがルーズに動き、ターンの半径が小さくまとまります。エントリーロッカーはMoby Fishより低く抑えられており、パドルの伸びは保たれたままです

サイズは6’0″〜7’2″、ボリュームは36.0L〜55.6Lで、StandardとXTRAの2系統が用意されています。公式は全レベルに対応し、幅広いコンディションでよく走ると位置づけています。

Moby Fishのグライド感は欲しいが、もう少し回して遊びたいというサーファーにおすすめのサーフボードです

419 Fish

419 Fishの製品画像

項目 内容
モデル名 419 Fish
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 軽いコンベックス〜シングル〜V
フィン構成
対象レベル 初心者〜上級者

「419 Fish」は、クラシックなサンディエゴフィッシュをRUSTYがアップデートしたモデルです。フィッシュの原型が生まれた土地のブランドが手がけている点で、系譜としての説得部分が濃いボードにあたります。

フラットなデッキとアングラーレールの組み合わせで、レールの角が水を掴みます。ボトムは軽いコンベックスエントリーからミドルでシングルコンケーブへ入り、コーナーでVに抜ける流れです。ビークノーズと均一に流れる厚み配分が、パドルとテイクオフを助けます

サイズは5’0″〜6’7″、ボリュームは25.4L〜44.0Lという展開で、ヒザ丈からヘッドオーバーまでこなします。

小波用でありながらサイズが上がっても対応できる1本を探している人には、RUSTYのフィッシュの入り口としておすすめのサーフボードです

Miso

Misoの製品画像

項目 内容
モデル名 Miso
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 コンベックス〜モデレートシングル〜V
フィン構成
対象レベル 初心者〜上級者

「Miso」は、サンディエゴフィッシュをモダンに解釈したRUSTYのグローブラー系モデルです。419 Fishと同じ発想を、より丸みのあるアウトラインで組み直しています。

フラットデッキとアングラーレール、コンベックスエントリーからモデレートなシングルコンケーブを経てコーナーでVへ抜けるボトムという構成です。コンケーブを控えめにした分、レールを寝かせたときの粘りが強く、緩い面でも失速しません

StandardとXTRAの2系統で5’0″〜6’10″、ボリュームは21.4L〜46.9Lと展開が広く、体重を問わず選びやすくなっています。ヒザ丈からヘッドオーバーまでが守備範囲です。

夏の小さい波でも板を止めたくないサーファーには、RUSTYのオルタナティブの中でMisoをおすすめします

Dwart

Dwartの製品画像

項目 内容
モデル名 Dwart
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 軽いシングル〜ダブルコンケーブ
フィン構成 5フィン
対象レベル 初心者〜上級者

「Dwart」は、モデル名がDouble Winged and Rounded Tailの略という、名前が形状をそのまま表しているRUSTYのオルタナティブモデルです。ダブルウイングとラウンドテールを組み合わせています。

ロッカーはかなりフラットで、センターで軽いシングルコンケーブへ入り、はっきりしたダブルコンケーブを経てテールでフラットに抜けます。レールはフルな断面からテールにかけて薄く削り込まれ、後ろ足でのテコが効く作りです。5フィンセットアップのため、コンディションに応じてスラスターにもクアッドにも組み替えられます

サイズは5’4″〜7’0″、ボリュームは26.7L〜56.6Lで、StandardとXTRAの2系統から選ぶ形です。公式は「サーフィンする波の9割に対応する」と位置づけています。

1本で小波から大きめの波までカバーしたい人に、RUSTYのサーフボードの中でも汎用性の高さでおすすめできるモデルです

Twin Fin

Twin Finの製品画像

項目 内容
モデル名 Twin Fin
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 シャローシングル〜ダブルV
フィン構成 2フィン(ツイン)
対象レベル 中級者〜上級者

「Twin Fin」は、その名のとおりツインフィンの乗り味を軸に組み立てたRUSTYのオルタナティブモデルです。フィッシュ系とは異なり、レールのフォイルはモダンなパフォーマンスショートボードに近い断面を持ちます。

浅いシングルコンケーブがVへ流れ、フィンの手前でダブルに割れ、ウイングの後ろでレールから抜けていきます。RUSTYのダブルVは中央がわずかに盛り上がる作りで、テール末端は軽いコンベックスです。ウイングの位置とフィンの後端、ウイングを抜けるコンケーブの関係が、しっかりした手応えのターンを生みます

Rusty Preisendorferは「Twin Finを小波用と決めつけないでほしい。チームライダーはサイズのある波でも乗ってきた」と述べています。

スラスターにはないルーズさとスピードを求める中級者以上のサーファーにおすすめのサーフボードです。ツインの抜けの良さを日常の波で試したい人に合います。

Smoothie

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項目 内容
モデル名 Smoothie
カテゴリ オルタナティブ
ボトム形状 シャローシングル〜ダブルバレルV
フィン構成
対象レベル 中級者〜上級者

「Smoothie」は、小波用として人気を集めたPiranhaを改良して生まれたRUSTYのオルタナティブモデルです。名前のとおり、速く滑らかに走ることを狙って組み立てられています。

ボトムはノーズの軽いロールからセンターで浅いシングルへ入り、フィンの手前で沈み込んだダブルコンケーブ、フィンの間では持ち上がったダブルコンケーブへ変わり、最後はダブルバレルVで抜ける流れです。テールはクリーンでフルなラウンドピンで、Vと組み合わさって切り返しの滑らかさを支えます

サイズは5’6″〜7’0″の12サイズ、ボリュームは29.2L〜52.1Lという展開です。16インチにわたるレンジがあるため、体重の幅にも対応します

フィッシュ系の跳ねるような感触より、伸びのある滑らかな走りを好むサーファーにおすすめします

ミッドレングスシリーズ

RUSTYのミッドレングスシリーズは、ショートボードとロングボードの間を埋めるサーフボード群です。波数を増やしつつターンも残したい人に向けたカテゴリで、フィン構成の自由度が高いモデルが揃います

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 対象レベル 適した波
Express シングル/ツイン(2WAY) シングル〜ダブル〜V 初心者〜上級者 ヒザ〜ヘッドオーバー
Lowrider クアッド(4フィン) モデストV〜フラット〜ロールドV 初心者〜上級者 腰〜ヘッドオーバー
Egg 軽いシングル〜ダブルV 初心者〜上級者 ヒザ〜ややヘッドオーバー
Egg Not 4フィン/2+1 中級者〜上級者 平均的な波〜サイズのある波

Express

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項目 内容
モデル名 Express
カテゴリ ミッドレングス
ボトム形状 シングル〜ダブル〜V
フィン構成 シングル/ツイン(2WAY)
対象レベル 初心者〜上級者

「Express」は、シェイパーのRick HamonがRUSTYで手がけたハイブリッドミッドレングスで、シングルフィンとツインフィンの2WAYで運用できる点が最大の特徴です。

形状はマイルドなロッカーと絞り込んだピンテール、シングルからダブルを経てVへ抜けるボトムという構成です。ツインで組めばタイトなターンとスピードが出て、シングルにすればカービングとボトムターンでのパワーが増します。フィンを差し替えるだけで性格を変えられるため、1本で守備範囲が広がります

サイズは6’0″〜8’0″の13サイズ、ボリュームは32.8L〜64.0Lという展開で、ヒザ丈からヘッドオーバーまでが守備範囲です。

同じ板で日によって乗り方を変えたいサーファーにおすすめのRUSTYのミッドレングスです。ミッドレングスが初めての人でも、まずシングルで慣れてからツインへ移る進め方ができます。

Lowrider

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項目 内容
モデル名 Lowrider
カテゴリ ミッドレングス
ボトム形状 モデストV〜フラット〜ロールドV
フィン構成 クアッド(4フィン)
対象レベル 初心者〜上級者

「Lowrider」は、RUSTYのミッドレングスの中でも短めに寄せた、クアッドフィンのモデルです。セミフルノーズにクラシックなビークを合わせ、幅は控えめにまとめられています。

エントリーロッカーを極端に低く取っているため波を捕まえやすく、トリムに入るまでが速くなっています。ボトムはノーズの控えめなVがセンターでフラットになり、フィンに向かってVが深まり、軽くフックしてからテールで緩いロールドVへ抜ける流れです。ラウンドテールとクアッドフィンの組み合わせで、ミッドレングスとしては小さい半径のターンが描けます

サイズは6’8″〜8’0″、ボリュームは39.7L〜64.0Lで、腰からややオーバーヘッドまでの日常の波が守備範囲です。

ショートボードとミッドレングスの中間の感触を求める人におすすめできるサーフボードです

Egg

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項目 内容
モデル名 Egg
カテゴリ ミッドレングス
ボトム形状 軽いシングル〜ダブルV
フィン構成
対象レベル 初心者〜上級者

「Egg」は、1972年から続くRUSTYのエッグシェイプの系譜に連なるミッドレングスにあたります。半世紀以上にわたって更新されてきた形が、現行モデルとしてラインナップに残っています。

ロッカーはテール側に持たせ、フロントは抑えた配分で、パドルの伸びとターンの返しを両立させた設計です。ボトムは軽いシングルコンケーブから、テールより24インチの地点で最も深くなるダブルコンケーブVへ移行する構成です。標準よりやや薄く仕上げてあり、板全体のフレックスを引き出しています

サイズは6’6″〜8’0″、ボリュームは約39.9L〜65.7Lで、ヒザ丈からややヘッドオーバーまでカバーします。

波数を増やしたい初心者から、緩い波でグライドを楽しみたい上級者まで幅広くおすすめできるRUSTYのサーフボードです

Egg Not

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項目 内容
モデル名 Egg Not
カテゴリ ミッドレングス
ボトム形状
フィン構成 4フィン/2+1
対象レベル 中級者〜上級者

「Egg Not」は、Eggの派生としてRUSTYの現行ミッドレングスに並ぶモデルです。ラウンドテールのEggに対し、Egg Notはスカッシュテールを採用しています。

スカッシュテールは面積が増えてレールラインが伸びる分、ラウンドテールより回転の軸がはっきりした形状です。フロント側のロッカーはリラックスさせてパドルスピードと波のキャッチ、グライドを確保しつつ、全体では平均以上のカーブを持たせています。レールはサイズの割に薄く、水に入れやすく、サイズのある波でもホールドします

フィンは目的で選べる設計です。パフォーマンス寄りに乗るなら4フィン、クルージーで伝統的な感触が欲しいなら2+1が公式の推奨になります。サイズは6’8″〜8’0″、ボリュームは41.5L〜71.5Lという展開です。

平均的な波を中心にしつつ、サイズが上がった日にも同じ板で入りたい中級者以上のサーファーにおすすめします

ビッグボードシリーズ

RUSTYのビッグボードシリーズは、浮力を確保して波数を稼ぐためのサーフボード群です。体格の大きいサーファーや、パドルに不安のある人の受け皿になるカテゴリで、ロングボードの代わりとしても選べます

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 対象レベル 適した波
Zeppelin 初心者〜中級者 オールラウンド
Moby Fish クアッド(4フィン)構成あり 初心者〜上級者 小波中心〜5フィート前後
Yeti ライトシングル〜ダブルコンケーブ 中級者〜上級者 幅広いコンディション
Desert Island トリプル〜フラットVeeパネル 上級者 ほぼ全コンディション

Zeppelin

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項目 内容
モデル名 Zeppelin
カテゴリ ビッグボード
ボトム形状
フィン構成
対象レベル 初心者〜中級者

「Zeppelin」は、体格の大きいサーファーに向けて設計されたRUSTYのオールラウンドなビッグボードです。ノーズとテールがともに約15.0インチというバランスの取れたアウトラインを持ちます。

フロントロッカーは平均よりやや抑えた設定で、パドルとテイクオフが楽になります。テールロッカーはセミアグレッシブに立ち上がるため、見た目の大きさの割に小さく回れる仕上がりです。テールはラウンドテールで、切り返しが滑らかにつながります。

サイズは6’4″〜9’6″、ボリュームは40.0L〜90.4L、幅は20.25″〜24.00″、厚みは2.79″〜3.55″と、RUSTYのラインナップでも屈指の展開の広さです

体重があってショートボードのサイズが合わなかった人や、パドルの本数を確実に増やしたい初心者から中級者におすすめのサーフボードです

Moby Fish

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項目 内容
モデル名 Moby Fish
カテゴリ ビッグボード
ボトム形状
フィン構成 クアッド(4フィン)構成あり
対象レベル 初心者〜上級者

「Moby Fish」は、フィッシュのグライド感とモダンなパフォーマンスを1本にまとめたRUSTYのビッグボードにあたります。フィッシュのアウトラインを大きく引き伸ばした形にあたります。

エントリーロッカーはリラックスさせてパドルを助け、イグジットロッカーはモデレートプラスに設定してターンを可能にした配分です。レールはアペックスを低く取ったフルなアングラーレールで、リフトとコントロールを同時に確保する作りです

サイズは6’8″〜8’8″、ボリュームは42.4L〜87.8Lで、4フィン構成も選べます。小波中心から5フィート前後までが守備範囲です。

ロングボードの代わりになる板を探している初心者にも、クイバーに小波用の1本を加えたい上級者にもおすすめできます取材時点では米国公式に在庫モデルがなく、カスタムオーダーでの対応になっている点は事前に確認が必要です

Yeti

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項目 内容
モデル名 Yeti
カテゴリ ビッグボード
ボトム形状 ライトシングル〜ダブルコンケーブ
フィン構成
対象レベル 中級者〜上級者

「Yeti」は、Desert IslandとBig Catの流れを汲むアウトラインを持つRUSTYのビッグボードです。無骨な名前とは裏腹に、クリーンな輪郭でまとめられています。

ボトムは軽いシングルからダブルコンケーブへ流れる構成で、レールはフルな断面です。浮力を確保しながらも走りは滑らかで、ビッグボード特有の鈍さが出にくくなっています

サイズは6’8″〜8’0″、ボリュームは42.1L〜67.4Lという展開です。同じビッグボードでも、レンジの広いZeppelinや小波寄りのMoby Fishとは狙いが異なり、Yetiは混雑を避けて良い波を探しに行く体格のあるサーファーを想定しています

浮力は欲しいが扱いにくさは避けたいという中級者以上に、RUSTYのビッグボードの中ではYetiをおすすめします

Desert Island

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項目 内容
モデル名 Desert Island
カテゴリ ビッグボード
ボトム形状 トリプル〜フラットVeeパネル
フィン構成
対象レベル 上級者

「Desert Island」は、無人島に1本だけ持っていくとしたらという発想から名付けられた、1本で完結させることを想定したRUSTYのビッグボードです。

短めのサイズではトリプルコンケーブを採用し、9フィート以上の長いサイズではフラットなVパネルへ切り替えます。長い側にはリラックスしたガンロッカーを与え、レールはフルで低く取っているため、大きな波でもパドル力を保ったまま押し出されにくくなっています

公式の位置づけは、ほぼすべてのコンディションに対応し波数を稼げるボードです。想定しているのは体格があり経験を積んだサーファーで、初めての1本という性格のモデルではありません

クイバーを増やさず1本で通したい上級者におすすめできるサーフボードです

ロングボードシリーズ

RUSTYのロングボードシリーズは、9フィート級を中心に、ノーズライドからターンまでをカバーするサーフボード群です。クラシック寄りとパフォーマンス寄りで性格が分かれるため、乗り方を決めてから選びます

スクロールできます
モデル名 フィン構成 ボトム形状 対象レベル 適した波
Utility 2+1 シングル〜ダブル+ロールドV 初心者〜上級者 小波
El Dorado シングルフィン ノーズ軽いコンケーブ〜フラットV 初心者〜上級者 オールラウンド
Mini Tanker 初心者 小波〜中程度の波

Utility

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項目 内容
モデル名 Utility
カテゴリ ロングボード
ボトム形状 シングル〜ダブル+ロールドV
フィン構成 2+1
対象レベル 初心者〜上級者

「Utility」は、小波でのパフォーマンスに振ったRUSTYのモダンロングボードです。ロングボードの中では、動かすことを前提に組まれたモデルにあたります。

センターを貫くシングルコンケーブがテールにかけてダブルコンケーブへ分かれ、最後はロールドVで抜ける構成です。グライドの伸びよりもマニューバー性能を優先しており、2+1のフィンセットアップがレールを入れたときのホールドを支えます

サイズは9’0″〜10’5″、ボリュームは65.7L〜101.7Lという展開で、体重に応じて長さを選べます。

日常のビーチブレイクや夏のうねりでロングボードを動かしたい人におすすめするサーフボードですクラシックなノーズライド一本で乗りたい場合は、方向性が合いません

El Dorado

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項目 内容
モデル名 El Dorado
カテゴリ ロングボード
ボトム形状 ノーズ軽いコンケーブ〜フラットV
フィン構成 シングルフィン
対象レベル 初心者〜上級者

「El Dorado」は、ライダーからのフィードバックをもとに生まれたRUSTYのオールラウンドロングボードです。Utilityとノーズライダーの性格を掛け合わせ、どちらの乗り方にも寄り切らない位置に置かれています。

ボトムはノーズに軽いコンケーブを入れ、ミッドセクションはフラット、最後はフラットパネルVへ流れる構成です。クラシックなロングボードのロッカーにモダンなレールを組み合わせたことで、レールを入れてターンすることもトリムからノーズへ歩くこともできます。フィンはシングルフィンボックスで、ストックモデルには10.5インチのボックスが備わります。

レールに乗せて回す、トリムする、ノーズに乗る、とにかく波を拾うという乗り方を1本でこなせる設計です

ロングボードで幅広い乗り方を試したい人に、RUSTYのラインナップの中ではEl Doradoをおすすめします

Mini Tanker

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項目 内容
モデル名 Mini Tanker
カテゴリ ロングボード
ボトム形状
フィン構成
対象レベル 初心者

「Mini Tanker」は、ロングボードの中では短めに設定された、扱いやすさを重視したRUSTYのモデルです。公式は「軽量なサーファーのための、扱いやすい短めのロングボード」であり、経験の浅いサーファーにとって頼れる設計だと説明しています。

サイズは7’0″〜8’6″、ボリュームは48.0L〜80.7L、幅は21.00″〜23.25″、厚みは2.75″〜3.47″という展開です。フルサイズのロングボードとミッドレングスの中間にあたる寸法で、車載や取り回しの負担も9フィート級より軽くなります

Utilityほど長さがなく、Expressのようなミッドレングスよりは浮力があるため、浮力で波を拾いながら板の扱いにも慣れたい段階に合います

体重が軽めのサーファーや、これからロングボードを始める初心者におすすめのサーフボードです

RUSTYのサーフボードのまとめ

この記事では、RUSTYが1985年にサンディエゴで創業したシェイプ主導のサーフボードブランドであること、Rapid Entryをはじめとする設計思想が全カテゴリに通底していることを解説しました。ハイパフォーマンスからロングボードまで、6つのカテゴリの全モデルを比較しています。

RUSTYのサーフボード選びは、レベルと狙う波の2軸で絞り込むと決めやすくなります。ハイパフォーマンス系を狙うならSDやSD RT REが入り口になり、日常の波を楽しむならDwartやMisoが候補です。波数を稼ぎたいならMoby FishやZeppelin、1本で乗り方の幅を出したいならExpressが向きます。

日本で購入する場合は、RUSTY JAPANの公式サイトが一時休止中のため、国内の取扱サーフショップへのオーダーやECサイトでの在庫確認が現実的な進め方です。まずは自分の体重とレベルからボリュームを絞り込み、取扱ショップに相談してみてください。RUSTYのサーフボード選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからサーフィンに親しみ、これまで複数ブランドのボードを実際に購入し、波のコンディションごとに乗り比べてきました。各モデルの形状や浮力、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サーフセレクト』を運営しています。

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