【TORQ】サーフボード全モデルを比較|おすすめはどれ?違いを徹底解説

  • TORQのサーフボードは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • TETやTEC、ACTといった構造の違いで何が変わるのか知りたい
  • 初心者でも失敗しないTORQのボードはどれ?

「TORQ」は2011年に設立されたエポキシ構造のサーフボードを専門に手がけるブランドで、初めて1本を買うサーファーから世界チャンピオンまで幅広く支持される国際的なサーフボードブランドです。EPSコアとエポキシ樹脂を組み合わせた頑丈な作りと、アルミモールド成型による品質の安定に定評があります

サーフボードは自分のレベルや乗る波に合わないモデルを選んでしまうと、テイクオフの成功率や上達ペースにも影響します。海に通える限られた時間を活かすためにも、サーフボードは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、TORQの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のサーフボードを全モデル比較します。ボードタイプ別のおすすめモデルも紹介しますので、TORQのサーフボードが気になっている人はぜひチェックしてください。

TORQとはエポキシ構造に特化したサーフボードブランド

TORQは2011年に設立された、EPSコアとエポキシ樹脂によるサーフボードだけを作り続けるブランドです。1950年代からほとんど変わっていなかったサーフボードの製造工程を、他業種の複合材技術を取り込んで作り直したところに出発点があります。

一般的なサーフボードはPUフォームとポリエステル樹脂で作られますが、TORQはそこを使わず、軽いEPSフォームとエポキシ樹脂に全面的に振り切りました。素材を絞り込んだことで、モデルごとの乗り味の違いが構造レンジの選択にきれいに整理されています

TORQのブランドコンセプト

TORQが掲げるのは、壊れにくさと軽さ、そして手に取りやすさを同時に成立させるという考え方です。エポキシ構造はPU構造よりも折れや凹みに強く、車載やビーチでの扱いに神経を使う場面が減ります

製造の中心にあるのがCNCで削り出したアルミモールドです。同じ型から成型するため、シェイパーの手作業に頼る工程が減り、同じモデルであれば個体差が出にくくなります。カタログのスペックどおりのボードが手元に届くという安心感は、初めての1本を選ぶサーファーほど価値を感じられます

エポキシ特有の軽さと浮力は、パドルの伸びやテイクオフの早さに直結する特性です。TORQのサーフボードが初心者から中上級者まで幅広い層に選ばれているのは、耐久性と扱いやすさの両方を落とさずに成立させているためです。

TORQの特徴・強み

TORQの強みは、ラインナップの幅広さにあります。5フィート台のハイパフォーマンス・ショートボードからフィッシュ、ミッドレングス、9フィート級のロングボードまでを1ブランドで揃えており、クイバーをTORQで組み立てることも可能です

もうひとつの特徴が、構造レンジを複数用意している点です。同じシェイプでもTET・TEC・ACT・X-LITEのどれを選ぶかで、重さやしなり、反発の返り方が変わります。シェイプで乗り味を選び、構造で仕上がりを詰めるという二段構えの選び方ができるのは、TORQのサーフボードならではの設計です。

製造プロセスにも特色があります。TORQはアルミモールド成型によって削り出しの端材をほとんど出さず、工場は太陽光発電で稼働しています。廃棄物の少ない作り方を採用していることは、道具選びで環境負荷を気にするサーファーにとって判断材料の一つです

TORQのコラボレーションブランド

TORQのラインナップには、3系統のコラボレーションが組み込まれています。ひとつめがChannel Islandsで、2016年からX-LITE構造による共同開発が続いており、POD MODやCHANCHO、M23といった名作シェイプがTORQの量産構造で展開されています。

ふたつめがRusty Surfboardsです。2023年からTECレンジに加わり、SDやDWART、EGG NOTなどRustyのシェイプをエポキシ構造で乗れるようになりました。3つめが世界チャンピオンのEdouard Delperoで、Alain Minvielleとともに2022年からTECレンジに参加し、ロングボードとミッドレングスのシグネチャーを手がけています。

世界的なシェイパーやライダーの設計を、モールド成型という現実的な生産方法に落とし込んでいるのがTORQのポジションです。ハンドシェイプでは注文から納品まで待つ名作シェイプを、店頭在庫から選んで持ち帰れる点が、TORQのサーフボードを選ぶ大きな理由になります

日本での入手しやすさと評判

日本国内ではTORQ JAPANが総代理店として流通を担っており、ムラサキスポーツやFollowsといった正規販売店で新品を購入できます。サーフィン専門誌でもカタログページが組まれており、輸入ブランドとしては情報も在庫も追いやすい部類です

国内在庫の中心になっているのは、Channel Islands系のX-LITE、MODシリーズを軸としたTET、そしてDelperoシリーズのロングボードです。グローバル公式サイトに掲載されているモデルのすべてが国内に入っているわけではないため、購入を検討する際は正規販売店の取り扱いラインナップを確認することをおすすめします

評判として挙がりやすいのは、やはりエポキシ構造のタフさです。踏み抜きや凹みに強く、初心者が扱いに慣れるまでの期間を乗り切りやすいという声が多く、スクールやレンタル用途にも使われています

TORQの機能とテクノロジー

TORQのサーフボード選びは、どのシェイプにするかと同じくらい、どの構造レンジを選ぶかが結果を左右します。同じモデル名でもレンジが違えば、重さも反発もタフさも別物になるためです。

TORQが展開する構造レンジはTET・TEC・ACT・X-LITEの4種類です。それぞれの成り立ちと得意分野を押さえておくと、店頭で同じシェイプが複数並んでいても迷わずに選べます

TORQのサーフボードに採用されている構造レンジは以下の4種類です。

  • TET|モールド成型のスタンダード構造
  • TEC|真空バキュームによる高繊維密度構造
  • ACT|プリプレグを用いた最上位構造
  • X-LITE|Channel Islandsモデル専用構造

TET|モールド成型のスタンダード構造

TETは、TORQの基幹となるモールド成型構造です。軽量なEPSコアにバイアックス(2軸方向に繊維を織ったクロス)とエポキシ樹脂を組み合わせ、CNCで精密に削り出したアルミモールドの中で成型します。

TORQはこの工程を、廃材がきわめて少なく太陽光発電でまかなえる無駄のない製法だと説明しています。表面に加わる独自のシールドスキンも、公式が「最も強いボード」と位置づけるタフさを支える要素です

デッキへの膝の食い込みや、車載時のこすれに強いのがTETの持ち味です。反発の鋭さでは上位レンジに譲るものの、扱いに気を遣わずに毎回海へ持ち出せるため、初心者の1本目や日常的に乗り込むメインボードとして現実的な選択になります。

TEC|真空バキュームによる高繊維密度構造

TECは、真空バキューム積層の工程を最適化したTORQの構造レンジです。バッグ内で樹脂を吸い出しながら圧着することで、余分な樹脂を排し、繊維だけを密に積み上げられます。

TORQによれば、この最適化によって重量を増やさずに繊維量を倍増させ、強度を大きく引き上げています。カーボン系のバキュームボードのような複雑な工程を踏まずに、軽さと耐久性のバランスを取っているのがTECの立ち位置です。

繊維密度が高い分、踏み込んだときの反発がしっかり立ち上がり、ターンからターンへのつなぎが速くなります。RustyシェイプやDelperoシェイプの多くがTECで展開されており、現行ラインナップで最も採用モデルが多いレンジです。軽さとタフさの両方を求める中上級者に向いています。

ACT|プリプレグを用いた最上位構造

ACTはAdvanced Composite Technologyの略で、EPSブランクにプリプレグ(あらかじめ樹脂を含浸させたクロス)を用いる製法です。プリプレグの硬化には高温と高圧が必要で、熱に弱いフォームブランクとは相容れないとされてきました。

TORQは2019年に、その組み合わせを世界で初めて量産サーフボードとして成立させています。硬化の過程で余分な樹脂が押し出されるため、樹脂の重さを背負わずに繊維の性能だけを引き出せるのがプリプレグの利点です

軽さと反発、耐久性を最も高い水準でまとめたのがACTで、TORQはこれを世界で最も進んだサーフボード構造だと位置づけています。RustyシェイプとDelpero/Minvielleシェイプに設定されており、性能を最優先する上級者に向けたフラグシップレンジです。

X-LITE|Channel Islandsモデル専用構造

X-LITEは、2016年に始まったChannel Islandsとのコラボレーション専用に開発された構造です。TETと同じ高精度のアルミモールド成型をベースにしながら、カーボンによる補強を加えています。

カーボンを重ねることで、モールド成型の均一さを保ったまま軽さと張りを引き上げているのがX-LITEの作り方です。TORQはパフォーマンス・強度・軽さのバランスを取ったレンジだと説明しており、太陽光発電による低廃棄の製造プロセスもTETと共通しています。

X-LITEが使われるのはPOD MOD・CHANCHO・M23の3モデルで、いずれも日本国内で在庫を見つけやすい人気レンジです。Channel Islandsの名作シェイプを扱いやすい構造で乗りたいサーファーにとって、X-LITEは有力な選択肢になります。

TORQの全モデルの種類を比較

ここではTORQの現行ラインナップをボードタイプ別に整理し、それぞれのモデルがどんな波とどんなレベルのサーファーに向くのかを比較します。掲載対象は、日本国内で正規流通が確認できた現行モデルのみです

グループごとに比較表を置き、その後に各モデルの詳細を順に紹介します。同じグループ内でも構造レンジやコンセプトで性格が分かれるため、表で当たりをつけてから個別の解説を読むと選びやすくなります

TORQの全サーフボードを以下の4カテゴリ別に比較します。

  • ハイパフォーマンス・ショートボード
  • フィッシュ・グローブラー
  • ファンボード・ミッドレングス
  • ロングボード

ハイパフォーマンス・ショートボード

パワーのある波でターンを刻みたいサーファー向けの、5〜6フィート台を中心としたグループです。4モデルとも上位レンジでの展開となっており、Rusty Surfboardsとのコラボレーションシェイプも含まれています。

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モデル名構造レンジコンセプトコラボレーション対象レベル
SDACT/TEC日常づかいのショートボードRusty Surfboards
GO-KARTACT/TECオールラウンド万能型
PG-RACT/TEC平均的な波を良い波に変える初心者〜中級者向け
DWARTACT/TEC幅広で万能なショートボードRusty Surfboards初心者〜上級者向け

SD

SDの製品画像

項目内容
モデル名SD
構造レンジACT/TEC
カテゴリショートボード
コンセプト日常づかいのショートボード
コラボレーションRusty Surfboards

「SD」は、Rusty SurfboardsとTORQのコラボレーションから生まれた、日常づかいを前提とするショートボードです。コンテストボードのように尖らせず、いつものホームブレイクで振り回せる寸法にまとめられています。

構造レンジはACTとTECの2種で、どちらも上位に位置づけられます。プリプレグ成型のACTは軽さと立ち上がりの速い反発、真空バキュームのTECは繊維密度の高さによる粘りが持ち味で、同じシェイプでも足元の感触が変わるのが特徴です

胸〜頭サイズのパワーがある波では速く走らせられる反面、膝サイズのごまかしは利きません。ショートボードをメインに乗り込む中上級者で、1本を長く使い込みたいサーファーにおすすめのTORQのモデルです。

GO-KART

GO-KARTの製品画像

項目内容
モデル名GO-KART
構造レンジACT/TEC
カテゴリショートボード
コンセプトオールラウンド万能型
コラボレーション

「GO-KART」は、TORQのショートボードのなかで最も守備範囲が広いオールラウンドモデルです。エアリアルからバレルまでひと通りこなせる設計で、波質を選ばずに持ち出せます。

5’8〜6’8という幅広いサイズ展開もGO-KARTの特徴です。体重やレベルに合わせて浮力を選びやすく、ショートボードに乗り始めた段階でも極端に浮力不足になりにくい構成になっています

腰サイズから頭サイズまで幅広く対応する一方、小波専用機ほどの走り出しの速さはありません。何本もボードを持てないサーファーや、ショートボードの1本目を探している中級者に、TORQのGO-KARTはおすすめです。

PG-R

PG-Rの製品画像

項目内容
モデル名PG-R
構造レンジACT/TEC
カテゴリショートボード
コンセプト平均的な波を良い波に変える
コラボレーション

「PG-R」は、平均的な波を良い波に変えるというコンセプトを掲げるTORQのショートボードです。掘れた大波を前提とせず、日常的に出会うコンディションで楽しめることを狙って設計されています。

パワーの弱い波でも板が前に出るよう、面の伸びを重視したアウトラインを採用しています。ACT・TECの上位レンジによる軽さがそこに乗ることで、パドルの一漕ぎからテイクオフまでの流れが軽快になるのが持ち味です

腰〜胸サイズの日が多い日本のポイントとは相性が良く、逆にサイズが上がったときの安定感は控えめです。コンディションに恵まれない日でもしっかり走らせたい中上級者に、TORQのPG-Rは向いています。

DWART

DWARTの製品画像

項目内容
モデル名DWART
構造レンジACT/TEC
カテゴリショートボード
コンセプト幅広で万能なショートボード
コラボレーションRusty Surfboards

「DWART」は、Rusty SurfboardsとTORQのコラボレーションによる、幅と厚みを持たせた短めのショートボードです。ショートボードの取り回しを保ちながら、扱いやすさに寄せた1本といえます。

5’6からの短いレングスでも、幅と厚みで浮力を確保しているのがDWARTの設計です。テイクオフが早く、短さゆえの回転性も残っているため、小さな波でも板を返しやすくなります

深いチューブを狙うようなハイパフォーマンス用途には向きませんが、パワーレスな波でのパドルとテイクオフは明らかに楽になります。ショートボードのフィーリングは欲しいけれど浮力も削りたくない、という中級者におすすめのTORQのショートボードです。

フィッシュ・グローブラー

小波でも走らせて楽しむための、幅広で低めのボリューム帯を持つグループです。X-LITE・TET・TECと構造レンジが分かれており、同じフィッシュでも仕上がりの性格が変わります

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モデル名構造レンジコンセプトフィン仕様コラボレーション
POD MODX-LITE早いテイクオフとスピード重視5プラグ(トライ/クアッド)Channel Islands
MOD FISHTETスピード重視のフィッシュ
FISHTECスピードと伸びのある滑り
SUMMER FISHTEC悪条件でも走るサマー仕様

POD MOD

POD MODの製品画像

項目内容
モデル名POD MOD
構造レンジX-LITE
カテゴリフィッシュ/グローブラー
コンセプト早いテイクオフとスピード重視
コラボレーションChannel Islands

「POD MOD」は、Channel Islandsの名作Podをベースに、TORQのX-LITE構造で仕上げたグローブラーです。短く幅広いアウトラインにボリュームを持たせ、小波を確実に捕まえることを主眼に置いています。

X-LITEのカーボン補強によって、浮力を確保しながら軽さも両立しているのがPOD MODの強みです。フィンプラグは5つ備わっており、スピードを伸ばしたい日はクアッド、レールを使って刻みたい日はトライと、波に応じてセッティングを変えられます。

膝〜胸サイズの日が続く日本のホームブレイクでは、パドルの一漕ぎで波に乗れる場面が増えます。頭サイズの掘れた波では持て余しますが、小波用の1本目を探しているサーファーにはTORQのPOD MODがおすすめです。

MOD FISH

MOD FISHの製品画像

項目内容
モデル名MOD FISH
構造レンジTET
カテゴリフィッシュ
コンセプトスピード重視のフィッシュ
コラボレーション

「MOD FISH」は、TORQのTETレンジを代表するフィッシュで、スピードに振った設計が持ち味です。国内の正規販売店でも在庫を見つけやすく、TORQの入り口になりやすいモデルといえます

バイアックスクロスとエポキシ樹脂をアルミモールドで成型するTETは、TORQのラインナップで最もタフな構造です。多少ぶつけても割れにくく、車載や砂浜での扱いに神経を使わずに済みます

反発の鋭さではACTやTECに一歩譲りますが、毎週のように乗り込むボードとしての強さは十分にあります。エポキシフィッシュの入門機を探している初中級者に、TORQのMOD FISHはおすすめです。

FISH

FISHの製品画像

項目内容
モデル名FISH
構造レンジTEC
カテゴリフィッシュ
コンセプトスピードと伸びのある滑り
コラボレーション

「FISH」は、スピードと伸びのある滑りを主眼に置いたTORQのTECレンジのフィッシュです。5’6〜6’10とTORQのフィッシュのなかでサイズ展開が最も広く、体格を選ばずに選べます

TECは真空バキューム積層で繊維量を増やした構造で、重量を抑えたまま強度を高めています。フィッシュ特有の走り出しの速さに、板がたわんで戻る反発が加わることで、緩い斜面でもスピードが落ちにくいのが特徴です

レール寄りにボリュームがあるぶん、切り返しの鋭さはショートボードほどではありません。自分の体格やレベルに合わせてサイズを細かく詰めたいサーファーにおすすめのTORQのフィッシュです。

SUMMER FISH

SUMMER FISHの製品画像

項目内容
モデル名SUMMER FISH
構造レンジTEC
カテゴリフィッシュ
コンセプト悪条件でも走るサマー仕様
コラボレーション

「SUMMER FISH」は、悪い波などないというコンセプトを掲げるTORQのサマーモデルです。コンディションが崩れた日ほど出番が回ってくる、割り切った性格を持っています。

5’6〜6’2というコンパクトなサイズ展開のなかで、小波でも板を返せる回転性を残しているのがSUMMER FISHの設計です。TECの反発が加わることで、パワーのない斜面でも一度走り出せばスピードが続きます

サイズが上がった波でのコントロール性は控えめで、あくまで夏場の波に照準を合わせた1本です。パワーレスな日のためのセカンドボードを探している中級者に、TORQのSUMMER FISHはおすすめです。

ファンボード・ミッドレングス

テイクオフのしやすさと滑走性を両立させた、6’8〜8’2帯のグループとなっています。TORQのなかでも日本国内で人気が高い層で、掲載モデル数も最多となっています

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モデル名構造レンジカテゴリコンセプトコラボレーション
M23X-LITEミッドレングスショートとミッドの中間ハイブリッドChannel Islands
CHANCHOX-LITEミッドレングス定番のクイバービルダーChannel Islands
DELPERO MPWACT/TECミッドレングスPro Wideのコンパクト版Edouard Delpero
EGG NOTACT/TECミッドレングスクイバーの隙間を埋めるRusty Surfboards
BIGBOY 23ACT/TEC/TETミッドレングス/ファンボード見た目以上の高性能
V+TETミッドレングス軽量なミッドレングス性能
MOD FUNTETファンボード全レベル対応の懐の広さ

M23

M23の製品画像

項目内容
モデル名M23
構造レンジX-LITE
カテゴリミッドレングス
コンセプトショートとミッドの中間ハイブリッド
コラボレーションChannel Islands

「M23」は、Channel IslandsとTORQのコラボレーションから生まれたX-LITEレンジのミッドレングスで、ショートボードとの中間に位置するハイブリッドです。長さによる波の捕まえやすさと、踏み込んだときの反応の良さを同時に狙っています

フィンはトライセッティングで、ミッドレングスでありながらレールを使ったターンを組み立てられます。X-LITEのカーボン補強によって板の重さが抑えられているため、テールを振ったときの動き出しも鈍りません

ロングボードのようなゆったりしたグライドを求める用途には合いません。ショートボードからサイズを上げたい、あるいはロングボードから動きのある1本に持ち替えたい中上級者に、TORQのM23はおすすめです。

CHANCHO

CHANCHOの製品画像

項目内容
モデル名CHANCHO
構造レンジX-LITE
カテゴリミッドレングス
コンセプト定番のクイバービルダー
コラボレーションChannel Islands

「CHANCHO」は、Channel Islandsの定番ミッドレングスをTORQのX-LITE構造で展開したモデルです。無理に攻めなくても自然に波に乗れる乗り味で、世界的に長く支持されてきました

安定したアウトラインとトライフィンの組み合わせにより、テイクオフの位置がずれてもボードが暴れにくいのがCHANCHOの特徴です。7’0〜8’0の展開があり、体重が重いサーファーや浮力に不安があるサーファーは長めを選ぶと安定します。

キビキビとした細かい動きは得意分野ではありませんが、そのぶん失敗が減ります。初心者のステップアップにも、上級者が波の穏やかな日に流すクルージング用にも選ばれているTORQのおすすめミッドレングスです。

DELPERO MPW

DELPERO MPWの製品画像

項目内容
モデル名DELPERO MPW
構造レンジACT/TEC
カテゴリミッドレングス
コンセプトPro Wideのコンパクト版
コラボレーションEdouard Delpero

「DELPERO MPW」は、世界チャンピオンEdouard DelperoがTORQと手がけるDelpero Pro Wideを、扱いやすいサイズに縮めたミッドレングスです。ロングボードの設計思想を7フィート台に落とし込んでいます。

幅を持たせたアウトラインが生み出すグライド感と、ACT・TECの上位レンジによる軽さの組み合わせがDELPERO MPWの強みです。滑り出したあとの伸びはロングボード寄りでありながら、波の上で板を持ち替えるような向きの変更にも対応します。

車載や持ち運びを考えるとロングボードは大きすぎる、しかしミッドレングスでも滑走感は諦めたくない、というサーファーに向いています。ロングボードからのサイズダウンを考えている読者にもTORQのDELPERO MPWはおすすめです。

EGG NOT

EGG NOTの製品画像

項目内容
モデル名EGG NOT
構造レンジACT/TEC
カテゴリミッドレングス
コンセプトクイバーの隙間を埋める
コラボレーションRusty Surfboards

「EGG NOT」は、Rusty SurfboardsとTORQのコラボレーションによるエッグ系のミッドレングスです。ショートボードとロングボードの間にぽっかり空いた出番を埋めることを目的に設計されています。

6’10〜7’6という展開で、ショートボードでは走らない小〜中サイズの波を拾いやすくしています。ACT・TECの上位レンジで作られているため、エッグ系にありがちなもっさりした挙動が出にくく、レールを入れたときの反応も残る構成です。

すでにショートボードとロングボードを持っていて、その間を埋める1本を探している中上級者に向く構成です。クイバーの穴を埋める用途で、TORQのEGG NOTはおすすめできます。

BIGBOY 23

BIGBOY 23の製品画像

項目内容
モデル名BIGBOY 23
構造レンジACT/TEC/TET
カテゴリミッドレングス/ファンボード
コンセプト見た目以上の高性能
コラボレーション

「BIGBOY 23」は、体格の大きいサーファーや浮力を必要とするサーファーに向けて設計されたTORQのボリューム系モデルです。見た目のぽってりした印象に反して、走りも曲がりもしっかりこなします

TORQの現行ラインナップで唯一、ACT・TEC・TETの3レンジすべてで展開されているのがBIGBOY 23の特徴です。軽さと反発を優先するならACTやTEC、タフさと扱いやすさを優先するならTETと、同じシェイプのまま仕上がりを選べます

浮力に振っている分、小回りの効いたショートボード的な動きは望めません。体重があってボードのボリューム不足に悩んできたサーファーにこそ、TORQのBIGBOY 23はおすすめです。

V+

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項目内容
モデル名V+
構造レンジTET
カテゴリミッドレングス
コンセプト軽量なミッドレングス性能
コラボレーション

「V+」は、TORQのTETレンジに属する軽量ミッドレングスで、日本国内では「MOD FUN V+」の名称で流通しています。7フィート台を中心とした展開で、ファンボードとミッドレングスの中間にあたる性格を持ちます。

長めに取ったアウトラインが直進性を生み、走り出してからの安定感につながっているうえ、TETのモールド成型によるタフさも備わっているため、扱いに慣れていない段階でボードをぶつけても致命傷になりにくいのが安心材料です

ショートボードのようなクイックな動きは苦手で、あくまで滑走と安定に振った1本です。初心者からのステップアップや、波が小さい日のメインボードを探しているサーファーにTORQのV+は向いています。

MOD FUN

MOD FUNの製品画像

項目内容
モデル名MOD FUN
構造レンジTET
カテゴリファンボード
コンセプト全レベル対応の懐の広さ
コラボレーション

「MOD FUN」は、あらゆるレベルのサーファーが乗れることを前提に設計されたTORQのTETレンジのファンボードです。TORQのなかでも入門用として名前が挙がる機会が多いモデルといえます。

6’8〜7’6という扱いやすい長さにモールド成型のTET構造を組み合わせており、浮力でテイクオフの成功率が上がるうえ、板が硬く割れにくいためスクールやレンタルの現場でも使われています

上達してくるとMOD FUNの安定志向が物足りなく感じられる場面も出てきますが、最初の数十本の波を確実に増やしてくれる存在です。これからサーフィンを始めるサーファーや、ボードの扱いに不安があるサーファーにおすすめのTORQのファンボードです。

ロングボード

グライドとノーズライドを味わう8〜9フィート帯のモデルがそろっています。世界チャンピオンEdouard Delperoのシグネチャーを中心に、性格の異なるモデルが並びます。

スクロールできます
モデル名構造レンジフィン仕様コンセプトシェイパー
DELPERO PROACT/TEC2+1伝統的なノーズライドと現代的な操作性Edouard Delpero
DELPERO PRO WIDETEC世界タイトル獲得ボードのワイド版Edouard Delpero
DELPERO CLASSICTECシングルフィンクロスステップ主体のクラシックログEdouard Delpero
THE DON HPACT/TECモダンなハイパフォーマンスロング
THE DON NRACT/TECノーズライドとターンの両立
LONGBOARDTETオールラウンドなロングボード設計

DELPERO PRO

DELPERO PROの製品画像

項目内容
モデル名DELPERO PRO
構造レンジACT/TEC
カテゴリロングボード
コンセプト伝統的なノーズライドと現代的な操作性
コラボレーションEdouard Delpero

「DELPERO PRO」は、世界チャンピオンEdouard DelperoのシグネチャーとしてTORQが展開するコンペティションロングボードです。クラシックなノーズライドと、現代競技で求められる積極的なターンを1本で成立させることを狙っています

9’1という単一サイズに設計を集中させ、競技で通用する寸法を突き詰めているのがDELPERO PROの構成です。フィンは2+1セッティングで、センターフィンを軸にしたノーズライドと、サイドフィンを使ったターンを場面ごとに使い分けられます

穏やかに流すだけのクルージング用途には過剰な性能で、乗り手の動きがそのまま結果に出ます。コンテストを見据えて練習しているロングボーダーに、TORQのDELPERO PROはおすすめです。

DELPERO PRO WIDE

DELPERO PRO WIDEの製品画像

項目内容
モデル名DELPERO PRO WIDE
構造レンジTEC
カテゴリロングボード
コンセプト世界タイトル獲得ボードのワイド版
コラボレーションEdouard Delpero

「DELPERO PRO WIDE」は、2025年の世界ロングボード選手権を制したボードをベースに、幅を広げてTORQが展開するモデルです。実際にタイトルを獲得した設計を市販ラインで手に取れる点が、他のロングボードにはない強みになります

幅を増やしたことで足場が広がり、ノーズに立ったときの粘りと、波待ちからテイクオフまでの安定感が増しています。構造レンジはTECで、真空バキュームによる繊維密度の高さが生み出す、9フィート級でもたわみすぎない張りが特徴です。

反応の鋭さという点では標準幅のDELPERO PROに譲る部分があります。競技志向でありながら、より安定した足場が欲しい中上級ロングボーダーにTORQのDELPERO PRO WIDEはおすすめです。

DELPERO CLASSIC

DELPERO CLASSICの製品画像

項目内容
モデル名DELPERO CLASSIC
構造レンジTEC
カテゴリロングボード
コンセプトクロスステップ主体のクラシックログ
コラボレーションEdouard Delpero

「DELPERO CLASSIC」は、1960年代のクラシックロングボードの流れを汲む、TORQの9’2シングルフィンモデルです。Edouard Delperoが競技用とは別の文脈で仕上げた、スタイル志向のログにあたります。

シングルフィンならではの長い弧を描くターンと、板の上を歩いて前後に体重を移すクロスステップの気持ち良さが、DELPERO CLASSICの中心にあります。TEC構造の張りが加わることで、9フィート台の長さでも走りがだれません

キレのあるターンを刻む用途には向かず、あくまで動きの美しさを楽しむための1本です。ログライディングのスタイルを磨きたいサーファーに、TORQのDELPERO CLASSICはおすすめします。

THE DON HP

THE DON HPの製品画像

項目内容
モデル名THE DON HP
構造レンジACT/TEC
カテゴリロングボード
コンセプトモダンなハイパフォーマンスロング
コラボレーション

「THE DON HP」は、モダンなハイパフォーマンス・ロングボーディングに照準を合わせたTORQの9’1モデルです。ノーズライドよりもターンを主体に組み立てたいロングボーダーのために設計されています。

ACTとTECという上位2レンジで展開されており、9フィート級でありながら板の重さを感じにくいのがTHE DON HPの持ち味です。テールを踏み込んだときの返りが速く、ロングボードとは思えないテンポでターンをつなげます。

クラシックなログのようにゆったり流す乗り方とは方向性が異なります。ロングボードで積極的に動きたい中上級者に、TORQのTHE DON HPはおすすめです。

THE DON NR

THE DON NRの製品画像

項目内容
モデル名THE DON NR
構造レンジACT/TEC
カテゴリロングボード
コンセプトノーズライドとターンの両立
コラボレーション

「THE DON NR」は、ノーズライドとターンのどちらも捨てないことを狙ったTORQのロングボードです。ログ的な楽しみ方とパフォーマンス的な楽しみ方の中間を埋める立ち位置にあります。

9’1と9’6の2サイズが用意されており、体格の大きいサーファーや、ゆったりした波のポイントをホームにするサーファーは長い方を選ぶと安定します。ACT・TECの上位レンジによる軽さも、長さを持て余しにくくする要素です。

どちらの方向にも振り切っていないため、競技で一点突破を狙う用途には向きません。ノーズにも立ちたいがターンも楽しみたいという欲張りな中級ロングボーダーに、TORQのTHE DON NRはおすすめです。

LONGBOARD

LONGBOARDの製品画像

項目内容
モデル名LONGBOARD
構造レンジTET
カテゴリロングボード
コンセプトオールラウンドなロングボード設計
コラボレーション

「LONGBOARD」は、TORQのTETレンジで展開されるオールラウンドなロングボードです。特定の乗り方に寄せず、ロングボードの基本的な楽しさをひと通り味わえるように設計されています

8’0から9フィート台まで幅広いサイズが用意されており、体格や目的に応じて選べます。TETのモールド成型によるタフさが加わることで、砂浜での取り回しや車載時のこすれに強く、扱いやすい仕様です

上位レンジのような軽快さや反発は持ち合わせていませんが、そのぶん壊れにくさで応えてくれます。ロングボードの1本目や、スクールで繰り返し使える1本を探しているサーファーにTORQのLONGBOARDはおすすめです。

タップできる目次

まとめ

この記事では、TORQというサーフボードブランドの成り立ちと独自テクノロジーを解説し、日本国内で正規流通が確認できた現行モデルをボードタイプ別に比較しました。エポキシ専業ブランドとして、ショートボードからロングボードまでを1ブランドで揃えられるのがTORQの大きな強みです

TORQのサーフボード選びは、シェイプと構造レンジという2つの軸で考えると迷いません。これから始めるならTETのMOD FUNやMOD FISH、ステップアップを狙うならX-LITEのCHANCHOやM23、ショートボードで攻めたいならTEC・ACTのRusty系、ロングボード派ならDelperoシリーズという道筋になります。

同じモデル名でも構造レンジが違えば重さも反発も変わるため、可能であれば国内の正規販売店で実物を持ってみて、サイズ感と重さを確かめてから決めるのが確実です。TORQのサーフボード選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからサーフィンに親しみ、これまで複数ブランドのボードを実際に購入し、波のコンディションごとに乗り比べてきました。各モデルの形状や浮力、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サーフセレクト』を運営しています。

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